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2008年12月

2008年12月 8日 (月)

【ほぼ日 読書日記】2008年12月8日

今日から新しいプレゼントを開始。アクションラーニングのラーニングデザインセンターの社長清宮さんの著書「質問会議」。プロジェクトマネジメントオフィスでコラボしつつあるご縁。応募はこちら

さて、師走って訳でもないが、しばらく、忙しくて日記をかけなかった。っていうか、本を読む余裕がなかったが、今日は長野から東京に戻ってくる道程で久しぶりに2冊読んだ。

1冊目。

小松 伸多佳「成功するならリスクをとれ!―経営の成功確率を高める」、登用経済新報社(2008)

ハイリスク・ハイリターン、リスクを取るというが、具体的にどういうことかと聞かれると意外と難しい。リスクと無謀は違う。経営上のリスクをとるというのはどういうことかを考えさせられる一冊だ。ただ、現実的な議論だとは思うが、あまり面白いと思わなかった。機を見て、もう一度読み直してみたい。

もう一冊。

小宮一慶「小宮一慶の実践! ビジネス思考力」、インデックス・コミュニケーションズ (2008)

最近、書籍でも注目の小宮さんの新作。「分かったつもり」になっていることを戒めるような内容になっているが、着眼点を鍛えるにはよい本。ありそうで、意外とない本。紹介したい。

2008年12月 2日 (火)

【ほぼ日 読書日記】2008年12月2日

夕食後に読書。

リー・コッカーレル(月沢 李歌子訳)「感動をつくる―ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則」、ダイヤモンド社(2008)を読む。大いに学ぶところあり。

今日、紹介記事を書いた「Subject to change」と関連付けて読んでみると実に面白い。結局、この話にここにつながってくるのか?

ジェームス・ ヘスケット、 レオナード・シュレシンジャー、アール・サッサー(山本 昭二、小野 譲司訳)「バリュー・プロフィット・チェーン―顧客・従業員満足を「利益」と連鎖させる」、日本経済新聞社(2004)

そう考えると一段と興味深い。

これは現代の商品開発プロジェクトマネジメントのバイブルだ!

4873113857 Peter Merholz、Brandon Schauer、David Verba、Todd Wilkens(高橋 信夫訳)「Subject To Change -予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る」、オライリージャパン(2008)

お奨め度:★★★★★

Adaptive Path社の事例を元に、今、多くの企業が直面する「予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る」という問題を真正面から取り上げている。なぜか150ページ強の本に仕上げているが、紹介記事を書くために読み終えるのに4時間もかかってしまった。しかし、4時間でこれだけの内容を読めるというのは、たいへんなことである。そのくらい、よい本。

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2008年12月 1日 (月)

【ほぼ日 読書日記】2008年12月1日

今日から12月かあ、、今年は久しぶりに1年経つのが早かった。この数年、これだけ仕事をしてもまだ1年かって感覚があったが、今年はなぜだろうか?仕事の量は変わっていない。プライベートでいろいろとあったので、変化があったということだろうか?どっちがいいのだろう。

ある人から、「日記書き始めて、紹介記事が減っていませんか?」といわれた。アタリ!、とりあえず、タイトルと簡単な感想だけ伝えてしまえば安心してしまうのかも。ただ、10~11月は強烈に忙しかったのもあるけど。まあ、ぼちぼちと。。。

さて、阿部徹也さんの本が出ていたので、読んだ。マーケティングの本。

安部 徹也「メガヒットの「からくり」―実例で読み解く発想法とテクニック」、角川SSコミュニケーションズ(2008)

マーケティングの本は自分の理論を我田引水の事例で説明している本が多いが、この本は基本的なマーケティングの理論を感覚的に理解するために事例を使っている。

でありながら、退屈せずに最後まで読めたので、これはすごいことではあるまいか。阿部さんは、MBA Solution Business Collegeというのをやられていて、一度、受講したことがあるが、非常に基本的なことを飽きさせずに教えるのがうまい。この本もそんな感じだ。また、記事を書こう。

山崎拓巳さんの新刊も読んだ。

山崎拓巳「やる気のスイッチ! 」、サンクチュアリ出版(2008)

山崎ワールド全開って感じの本です。この前に読んだ

山崎 拓巳「人生のプロジェクト」、サンクチュアリ出版(2007)

あたりから作風が少し変わってきているような気もするが、山崎拓巳は、やっぱり、山崎拓巳だ。

【ほぼ日 読書日記】2008年11月30日

11月最後の日曜日。何冊か本を読む。

キャロル・ドゥエック(今西 康子訳)『「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力』、草思社(2008)

【感想】
子供に育成について書いた本だが、なかなか、参考になる。読んでいるうちに、社会人教育の場では、育成対象を大人として扱いすぎているのではないかという疑問を持った。この本が書いている伸びる子供とそうでない子供の差は才能ではなく、マインドセットだというのは子供に限った話ではない。
そう考えると、自我が確立している大人の教育でも、マインドセットを変えるというのは大変重要だな。紹介記事を書きたいが、微妙だ。

ドナルド・A・ノーマン(安村通晃、岡本 明、伊賀聡一郎、上野晶子訳)「未来のモノのデザイン」、新曜社(2008)

【感想】
15年ぶりくらいに、ノーマンの本を読んだ。やっぱり、ノーマンだとしかいいようがない。すばらしい!

この15年くらいの間にマンマシンインタフェースは大きく意味合いを変えてきた。なぜなら、機械が自立性を持ち始めたからだ。ノーマンを知ったのは、三菱重工時代にそんな仕事をしていたからだが、そのころ、ノーマンがアイディアを出し、みんなが躍起になって追いかけていたことの多くが、当たり前になってきた。その意味でノーマンは一世を築いた。新しいノーマンの本は、新しい世界のデザイン原論になるのだろうか?紹介記事を書く。

もう一冊、ちょっと古い本だが、2年くらい前に買った

中桐 有道『「ゆでガエル現象」への警鐘―あなたは大丈夫ですか?』、工業調査会(2006)

を読んだ。

【感想】
ある人に薦められて読んだのだが、少し、無理があるような気がする。体系化をしようとしたためだと思われる。断片的にはよいこと、学ぶべきことがたくさん書いてある。良い本だ。紹介記事を書く。

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