【ほぼ日 読書日記】2008年12月13日
毎年、この時期になると、休日を使って、本の整理をする。
いつも、とりあえず、本屋やアマゾンで気になる本は買うので、年間に500~1000冊くらいは買っていると思う。自身や会社の図書館的な一面もあり、必ずしも読むために買うわけではない。そのうち仕事で使うだろうという本もかなり買っている。下手したらそっちの方が多いかもしれない。
そんなことで、読もうと思って買った本を、何かの拍子で読み残していることがあるのだ。それを年末にまとめて整理し、読破する。そもそも、日常的に本の情報をどう整理をしているかはそのうち、この日記でも明かす。日記には書かなかったが、「情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス) 」、
の奥野宣之さんの新作で、
奥野宣之「読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング」、ナナ・コーポレート・コミュニケーション(2008)
を読んだが、僕の方がうまいのではないかとひそかに思っている。ただ、こんな本にまとめるだけの才覚は僕にはないな。
というわけで、今日は、「専門バカにならないシリーズ」セミナーの運営をやっていたので、その間に数冊読もうと思って持参したが、読んだのは結局この1冊だけだった。
「フォーチュン」編集部(桜田直美訳)「シークレットアドバイス-世界トップの企業家&CEOが明かした「私の働き方」」、幸福の科学出版(2008)
結構、刺さる本だが、アドバイスを取り上げている人たちについて、それなりの知識がないと読んでも面白くないのではないかと思う。とはいっても、表紙に写真が並んでいるのが、ピーター・ドラッカー、スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、リチャード・ブランソン、ジャック・ウェルチとくれば、全く知らない人はこんな本など、手にもしないだろう。
それはともかく、お正月にでも、ゆっくりとした気持ちで人物像に想像を膨らませながら、読んでみることをお奨めする。
夜、京都に戻る新幹線の中で、
林 美和子、肥田 安弥女「「定性調査」がわかる本―定性調査の実務に関わるすべての人達に向けて」、同友館(2008)
にさっと目を通す。いい本だ。マーケティングリサーチだけではなく、たとえば、上流工程を担当するシステムエンジニアとか、ビジネスアナリストの方にもお奨めしたい本。そのうち、きちんとした紹介を書こう。
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