【ほぼ日 読書日記】2008年11月27日
昨日から、むちゃくちゃ忙しかったが、一段落したので、22時くらいから読書。教育関係の本を2冊。
一冊目は、クレイトン・クリステンセン。「教育×破壊的イノベーション」
クレイトン・クリステンセン、マイケル・ホーン、カーティス・ジョンソン(櫻井 祐子訳)「教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する」、翔泳社(2008)
クリステンセンが作り上げた破壊的イノベーションの理論を学校教育に適用して、起こっている変化を説明している。話は面白くなくはないのだが、何か違和感がある。その違和感が何にゆえんするものかは分からない。本として面白いのは、企業における学習と教育をオーバーラップしてソリューションを捉えようとしている点。自説に基づいてイノベーションの解を提示しているわけだが、それとは関係なしに面白い。
それよりも面白かったのは、この本。
内田 樹「街場の教育論」、ミシマ社(2008)
内田樹さんに興味があったというよりは、三島さんの作った本なので手に取ったら面白かったので買っておいた。11稿あるが、最後はなんと「宗教教育は可能か」というテーマ。タブーというか、チャレンジングなテーマだ。ここだけでも読む価値がある。
コメント