ザ・ファシリテータ
森時彦「ザ・ファシリテーター~人を伸ばし、組織を変える」、ダイヤモンド社(2004)
お奨め度:★★★★
非常に分かりにくいファシリテーションの概念を小説スタイルで解説した本。ファシリテーションの難しい理由は、流れがあることだ。その流れが製品開発センターの改革物語を通じて、誰にでもコンセプトが理解できるようになっている。
ファシリテーションを知りたい人にはお奨めしたい一冊だが、なかなか、こんなにできるものではない。人物描写が理想的過ぎ、あまりリアリティがないのは残念である。
それが、ファシリテーションにとって本質なのかどうか、ここが問題である。
そんなことを思わせるのだが、とりあえず、その点はおいても面白い一冊である。
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