当たり前のことほど、実行が難しい
浜口直太「あたりまえだけどなかなかわからない組織のルール」、明日香出版社(2005)
お奨め度:★★★1/2
浜口直太さんの「あたりめだけど」シリーズ第2弾。101のルールが書かれている。
5万部を超える大ベストセラーになった前作の「あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール」は、誰が考えてもそうだよなという内容だったが、今回の組織のルールは半分くらいは、「いてもらいた人になる」をテーマに、かなり、思い切ったことを言っているルールがある。例えば、
ルール4:団結を乱す人は組織から外そう
などは異論がある人も多いと思う。そんなルールが結構ある。こうなると、ルールの全体的な整合性が問題になるが、その辺は勢いで書いているような気がする。
そんなアラが目についたが、その点を差し引いても前作よりよい本だと思う。特に、自律型の組織を目指す人には7~8割のルールは書いて壁に貼っておきたいような内容だ。
ところで、このシリーズのタイトルだが、いいことは書いてあるが、当たり前といわれるとどうかなと思う。これは前作も一緒。むしろ、できればすごいという気がする。あまり前のことほど、やるのが難しいと言うことか、、、
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