« 楽観主義で行こう | メイン | リスクの本質を知る »

2005年8月24日 (水)

議論と内省と実践

4422100637金井壽宏「ニューウェーブ・マネジメント―思索する経営」、創元社(1993)

お奨め度:★★★1/2

金井先生が若いころの作品集。

マネージャーとしての内省、気づきを促す47の視点を提供している。

管理の基本的スタンスを自問する
唯一最善の組織やリーダーシップはない
人はなぜ変化を求め、変化を恐れるのか

など、まさに、今、問題になっていることが続々と出てくる。10年以上前にこれだけの本を書いたというのは本当に驚きである。もっとすごいことは、それに、金井先生やそのお弟子さんがいろいろと有益な意見を発し続けていることだが、、、

議論と内省と実践を通じて探してほしい「なにか」が並んでいる。これから、自分のマネジメントのスタイルを作っていきたい人は、ぜひ、読んでほしい



==========

banner_04人気ランキング投票! → クリック!

プロローグ
 1 管理は本来人間くさいもの
 2 管理者のコズモロジー
 3 管理はそれでも嫌われる
 4 任せるのは難しい
 5 変革と創造の経営
 6 管理へのひとつのスタンス
 7 なぜ働いているのですか
 8 原則を自ら生み出す
 9 学習の達人になる
10 品格よく疑う
11 組織を掻き乱す?
12 議論の場を確保する
13 どのアイデアが正しいか
14 アイデアを葬り去る
15 疑いの復権
16 疑わないことの功罪
17 内向きの経営・外向きの経営
18 会社を大きく変えるには
19 自分の仕事を愛せますか
20 成功と失敗の意味を考える
21 メンバーは素朴な応用科学者
22 リーダーシップはどこに?
23 上司を管理する!?
24 依存性の機微を知る
25 リーダーシップは何で決まるか
26 見えないことのデザイン
27 変わることの意味、変わらぬことの意味
28 This is real me!
29 自分の正体を知る
30 会社の正体を知る
31 自分のキャリア・アンカーを知る
32 会社にとっての自分探し
33 dependent-independent-interdemendent
34 空虚感を直視する
35 企業変化の原動力
36 情報不足・パワー不足
37 一流のやり方に学ぶ
38 注目の人間関係論
39 プロセス・コンシャスな聞き上手
40 教室と経営でのピグマリオン効果
41 押し売りできない人間主義
42 基本姿勢を自覚する
43 アルバイトの管理職はなぜいないのか
44 第三の変数を探す目
45 われわれは思い込みの世界の住人
46 ネットワークはマネジメントを超える
47 キーパースンはミドル・マネジャー
エピローグ

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/605869/31151205

議論と内省と実践を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

PMstyle 2024年11月~2025年3月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

アクセスランキング

カテゴリ

Powered by Six Apart

Powered by Google

  • スポンサーリンク
  • サイト内検索
    Google