パイロットが空から学んだ一番大切なこと
坂井優基「パイロットが空から学んだ一番大切なこと」、インデックス・コミュニケーションズ (2005)
お奨め度:★★★★
著者は国際線のパイロット。基本的には、どうすれば、安全が確保できるかについて書いた本。
いったん、空に出てしまうと、安全に注意するといってもできることは知れている。それゆえに、著者は、「飛ぶ以前の準備」の重要性を説く。それは人間関係の構築であったり、リスクマインドであったりする。JR西日本で報道されているようなことの正反対である。
この本を紹介した理由は安全について考えようということではない。フライトというのはひとつのプロジェクトである。プロジェクトを成功させるようとしたときに、何が必要かという点において、非常に学ぶことが多い本である。
特にリスクマネジメント、チームビルディングというプロジェクト思考の本質の部分で学ぶことが多いので、ぜひ、読んでみてほしい。
ちみなに、この本を読んで、このドラマを見直してみると、面白い!
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