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2020年8月 5日 (水)

【マネジメントスタイル:雑談3】VUCAな時代に適応していくには「オーナシップ」が不可欠である

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Ownership


◆VUCA時代に適応するには

コロナで一挙に突入した観があるVUCAな世界では、不確実性が高いゆえに、何事にも多様性があり、正解がない(見つからない)という状況が当たり前になります。その中で、ビジネスにしろ、人生にしろ、何かを選んでいかなくてはなりません。

このような選択をするには「自己責任」が前提になり、このためにはオーナーシップが不可欠になります。例えば、BNL(Business Network Lab)に掲載されている

「VUCAを免罪符に思考停止していないか? 国際情勢分析のプロと考える、リーダーが身につけるべき情報との向き合い方」
https://bnl.media/2020/07/globis-dialogue-3-1.html

という記事では、VUCAな世界で生き延びていくには、自ら選び取ることが不可欠であり、そのためには、オーナーシップを持ち、アンテナを張り巡らしていかなくてはならないと指摘しています。まさにその通りだと思います。

この記事では、VUCAを生き延びていくためのオーナーシップの育成について考えてみたいと思います。

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2020年7月 2日 (木)

【マネジメントスタイル:雑談2】コンセプチュアル思考の各軸を極めるための本

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PMstyleでは、「コンセプチュアル思考」という思考法を提唱しています。

4532320623
好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社(2017)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim

コンセプチュアル思考は5つの軸の軸の行き来で実践します。

大局/分析
抽象/具象
直観/論理
主観/客観
長期/短期

の5軸です。大局や長期は経営者やマネジャーのスキルとしては古くから重要性が指摘されていたものですが、この5年くらいで他の軸についても急速に認知されるようになってきたように感じています。

そこで、この記事では、抽象/具象、直観/論理、主観/客観の3軸に関する書籍を簡単にコメントをつけながら紹介してみたいと思います。

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2020年7月 1日 (水)

【VUCA時代のプロジェクトデザイン】第1回 プロジェクト2.0からプロジェクト3.0へ

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/pmstyle/pdesign/

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◆はじめに

Pd_2VUCA時代/VUCAワールドのプロジェクトは計画的にコントロールすることが難しく、大局的な視点でコントロールしていく必要があります。そのためのマネジメントとしては、プロジェクトの構造や成果の本質に着目してプロジェクトを実現するコンセプチュアルプロジェクトマネジメントが最も適していると考えられます。

この際の問題は、どこに視点を置いてプロジェクトの大局を考えていくかです。計画によるコントロールをする場合には目標に視点を置き、目標を達成することをマネジメントの役割にしていました。

これに対して、プロジェクトを大局的にコントロールするための方法として考えられるのは、組織のビジョンやミッションなどです。あるいはもう少し具体的なレベルでは戦略もあります。中でもVUCAの今、注目されているのが、企業が自分たちの存在意義を示すパーパスです。パーパスは自分たちがなぜ存在しているか、なぜ活動しているのかを示す概念で、欧米の先進企業ではパーパスを軸にして、ビジョンやミッション、戦略、コンセプト、プロジェクト、組織や社員の行動様式まですべてを統一するという使われ方がされるようになっています。

このような動向の中で、パーパスを起点にしてプロジェクトを動かすプロジェクトマネジメントは重要性が高まっていますが、特に計画の前提を作るプロジェクトデザインのプロセスが重視されています。そこでこの連載では、パーパスを起点したプロジェクトにおけるプロジェクトデザインの方法について解説したいと思います。

今回は第1回で、概論としてVUCA時代のプロジェクトとはどのようなものか、そしてそれに適したプロジェクトマネジメントとプロジェクトデザインの方向性について考えてみたいと思います。

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2020年6月 9日 (火)

【マネジメントスタイル:雑談1】レジリエンスとしてのダイバーシティ

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NIKKEI STYLEの6月9日付けに
 
 
というインタビュー記事が掲載されていました。この記事の中で、資生堂社長の魚谷雅彦さんが非常に興味深いお話をされています。
 
インタビューアの
 
「未曽有の経済危機に女性活躍は当面、棚上げせざるを得ないのではないか?」
 
という質問に対して
 
「企業は新型コロナウイルスの感染拡大で事業が滞り、窮地に陥っている。ここからレジリエンス(回復力)が試される。そのカギは経営の柔軟性を高めることだ」
 
「コロナとの闘いは長期化する。企業経営は元にはもどれない。従来の発想では危機を乗り越えられない。多角的な視点で複数のアイデアを持ち寄り、回復の道筋を探らなくてはいけない。その実現にはダイバーシティ(人材の多様性)が不可欠。ニューノーマルの企業経営には女性の力・見方が今まで以上に必要だ」
 
という答えられています。まさに、その通りだと思います。
 
コロナのダメージからの回復が、リーマンショックのような不況からの回復と根本的に異なるのは、社会生活も、企業経営も元に戻ることができないことだと思います。
 

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