【PM養成マガジン10周年】これまでの活動報告とゴールへ向けて
PM養成マガジン10周年だった今年、いくつかの活動をしてきました。その中で力を入れたのが以下の2つの活動でした。
・10周年記念セミナー
・持論作成アクティビティ
両方とも終わり、活動としてもラストスパートに入りますので、このあたりで報告をしておきたいと思います。
・10周年記念セミナー
・持論作成アクティビティ
両方とも終わり、活動としてもラストスパートに入りますので、このあたりで報告をしておきたいと思います。
[1]10周年記念セミナー
10周年記念セミナーは、「センスのよいプロジェクトマネジャーになる」をコンセプトに、以下の6つのスタイルを提案しました。
(1)ゲームストーミング
(2)システム思考
(3)デザイン思考
(4)リフレクション
(5)ユーザ主体
(6)オープンリーダーシップ
各スタイルを一つのセミナーとして提供し、2月11日に野村恭彦さんのワーク
ショップ
「ゲームストーミングによるプロジェクト活性手法」(2月11日、野村恭彦さん)
でスタートしました(タイトルをクリックしたら報告記事が出ます)。そののち、
「システム思考は私たちに何をもたらすか?」(4月9日、小田理一郎さん)
「イノベーションの方法としてのデザイン思考」(6月9日、棚橋弘季さん)
「プロジェクトの経験から学ぶ力をつける」(8月4日、嶋田至さん)
「ユーザ主体開発」(10月17日、谷島宣之さん)
「ソーシャル時代のオープンリーダーシップ戦略」(12月8日、阪本啓一さん)
とワークショップを行い、延べで250人の方に参加して戴きました。
各回の感想は各回の報告記事にかいていますので、そちらをご覧ください。僕自身の気づきが多かったという点では最後の阪本さんのセミナーでしょうか。
[2]持論アクティビティ
持論アクティビティは、2月のこの呼びかけから始まりました。
PM養成マガジン10周年記念イベント第2弾 アクティビティ「持論を持とう!」
その後、日経ビジネスオンラインでも呼びかけを行い、52名の方に参加いただきました。メルマガはIT系を中心にして技術系の人が多く、日経ビジネスオンラインはビジネス系の人が多いと考えて2つのチャネルで募集しましたが、思惑通り、かなり、多様な構成になりました。
「あなたがプロなら持論を作れ、持論を磨け」
活動はfacebookのグループを使ってコミュニティを作って行いました。また、この日経ビジネスオンラインの記事で、様子を記事にしながら進めていきました。
スケジュール的には8月に持論作成ワークショップを行うことを中心に考え、6月にワークショップの事前課題を出しました。
8月に3か所(大阪、東京×2、名古屋)で計4回のワークショップを行い、持論の形を作って戴きました。このワークショップは持論を作るという目的以外でも、普段は出会わないような分野の人との交流ができたということで、好評を博しました。
アクティビティ「持論を持とう!」 ワークショップの様子
ワークショップで作った持論を、10月10日までを目途にブラッシュアップしました。その後、facebookのコミュニティ上で意見交換をし、その意見を踏まえてさらにブラッシュアップ、11月に完成しました。
完成までたどり着いたのは参加者のちょうど半分の26名。活動は仕事が終わった夜中というパターンの人が多かったようです。こうやって書いてしまうとなんでもないようですが、たいへん、苦労されたと思います。完成された皆様には心から敬意を表したいと思います。
余談になるますが、完成された人を見ると、ほとんどIT系の人でした。まあ、これをどう考えるかは皆様のご想像にお任せします。
持論を作っていくプロセスからの気づき、感想は、近いうち(今年の流行語の近いうちではなく本当に近いうち)に、日経ビジネスオンラインの連載に投稿して戴きます。また、持論そのものは、メルマガ、日経ビジネスオンライン他で、発表していく予定です。
[3]統合イベント
10周年記念イベントのゴールを迎えるに当たって、この2つの活動を統合するクロージングイベントを行いたいと思います。
記念セミナーは、「センスを高める」ことをコンセプトに6つのセッションを準備しました。そこで、クロージングセミナーでは、それぞれのプロジェクトマネジャーが持つ持論を踏まえて、
「センスよくなるために」どうすればよいか
をみんなで考えたいと思います。
まず、好川がコンセプトの提案者として、どのような持論を持っているかをお話します。そののちに、持論アクティビティに参加された人の中から、以下のテーマの持論をプレゼンして戴きます。
<東京>
河原一紘さん 『感じて、考える』
能登原伸二さん 未定
阿部昭彦さん 『「私のシステム」を開発しよう』
司馬紅太郎さん 『反PMO宣言』
<大阪>
戸田裕之さん 『楽しむ、つなげる、変わる』
田中英和さん 『人は間違える』
坂本佳史さん 『やってはいけないプロジェクト・マネジメン』
舟橋洋明さん 『全力、体感、天命』
石川朋之さん 『プロジェクトマネジメントが、自分の人生を創った』
そして、これらをインプットに、参加者の皆様にも少し、自分のやり方を頭に浮かべて貰った上で、
「センスよくなるために」どうすればよいか
を議論したいと思います。
10周年の最後のイベントになりますので、一人でも多くの読者の方にご参加戴ければと思います!
PM養成マガジン10周年 クロージングイベント
~センスのよいプロジェクトマネジャーを目指そう~
コメント