ビジネス書の杜Award2013「このビジネス書がすごい!2013」
今回で8回目となる「ビジネス書の杜」主宰者・好川哲人が選ぶ「このビジネス書がすごい!2013」(ビジネス書の杜Award2013)は
ケビン・ワーバック、ダン・ハンター(三ツ松 新監訳、渡部典子訳)「ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義」、阪急コミュニケーションズ (2013)
を選びました。今年も印象に残った本から5冊を選び、改めて読み直し、この本に決めました。
この何年か、米国ではゲーミフィケーションを導入した企業の業績アップが目立つそうです。一方で、有効性の明確な根拠はないという状況にあります。
日本でもゲーミフィケーションは注目されるようになり、徐々にではありますが、ハウツー本も増えてきました。
その中で注目されるのが、名門ペンシルベニア大学ウォートン・スクールで世界初の「ゲーミフィケーションコース」ができ、ある程度、体系化されたプログラムが開発されました。その担当教授が理論から実践まで書いた本が日本でも翻訳されました。
こういう形で提供されるとマネジメントやビジネスの中で、ゲーミフィケーションを思い付きではなく、有効に使うことができるのではないかと思わせる本です。きっとゲーミフィケーションのバイブルになるでしょう。
ビジネス書の杜の記事はこちらにあります。
MBAコースではゲーミフィケーションをどう教えるか
https://mat.lekumo.biz/books/2014/01/post-ad79.html
候補に残った他の4冊はこちらです。
ビジネス書の杜Award2013 特別賞
https://mat.lekumo.biz/books/2014/01/award2013-aa7a.html
過去のAwardはこちらです。
https://mat.lekumo.biz/books/2014/01/award-95f4.html
よろしくお願いします。
投稿: 山口博資 | 2014年1月21日 (火) 12:49