アマゾンに登録がない?!【ほぼ日読書日記 2009年8月3日】
力作だ。取り上げられている事例もおもしろいし、「アップルアウトサイド」、「インテルインサイド」というモデルも納得。
妹尾 堅一郎「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由」、ダイヤモンド社(2009)
なのだが、そもそも、この本で前提としている「技術力」とはいったい何か?標準競争や知財戦略では負けているというのだから、このあたりは入っていない。
プロセスでみれば納得するのだが、プロセスで解決する問題なのだろうか?結局、この本で書かれている問題の根底にあるのは、技術を構想できないことなのではないかと思う。
さて、先週、八重洲東京一番街の栄松堂書店で購入した本。
金子孝弘「なぜ、あたなの教え方は「伝わらない」のか」、キクロス出版(2009)
ISBN:9784862204486(4862204481)
なぜか、アマゾンにエントリーがない。この日記を書いている時点だが、奥付は6月11日になっているので、時間の問題でないだろう。どなたか見つけたら教えてください!
内容はたいへん、参考になったし、共感することも多かった。「わかる」から「できる」まで導いていくのが講師ということで、講師は
・専門分野を極める
・受講者が主役
・自分のエピソードを持つ
・計画8割、実施2割
・講座は生モノ
・目的名何かを認識する
・振り返りと研鑽
の7つを心得よとのこと。何回か、読み直してみたが、言っていることがMECEになっている。これはすごい!まさに、練り込まれた感じ。
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