揺り戻し?【ほぼ日読書日記 2009年8月2日】
理論主義と経験主義、合理性とゆとりなど、ものごとがどちからに大きく振れると、必ず揺り戻しがある。人間のバランス感覚かもしれないし、あるいは、もっと大きく自然の摂理的なものなのかもしれない。
香山 リカ「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」、幻冬舎(2009)
香山さんを引っ張り出してきたところに価値があるように思う。勝間の対極にあるのは何か?
そういえば、日記に書き忘れていたが、先日、こういう本を読んだ。
アル・ライズ、ローラ・ライズ(黒輪 篤嗣訳)「マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?」、翔泳社(2009)
右脳と左脳の議論なのだが、マーケティングとマネジメントという対比はなかなか、おもしろいし、あまり、双方の本質が分かる。マネジメントを学びたい人にも、マーケティングを学びたい人にもお奨め。
考えてみれば、経営はマネジメントとマーケティングの揺り戻しでいろいろと変化しているような気がする。むう、深いなあ。
コメント