【ほぼ日 読書日記】2009年4月16日
香取一昭さんと久しぶりに会う。香取さんのマルチタレントぶりは相変わらずで、今度はこんな本を出された。
香取 一昭、大川 恒「決めない会議―たったこれだけで、創造的な場になる10の法則」、ビジネス社(2009)
会議本はハウツーもののイメージがついて回るが、この本は決してハウツー本ではない。コンセプチャルな本である。AI、OST、ワールドカフェ、フューチャーサーチなどについて簡潔に解説されている。
このあたりの対話的な問題解決アプローチは、イノベーター、アーリーアダプターの時期は終わり、アーリーマジョリティが登場する時期にさしかかっているような気がするので、こういう本がでるタイミングとしてはよいと思う。
この分野、最近でいえば、清宮さんの「質問会議」のように簡単にかつ、エッセンスだけ押さえて1冊にしたが出版されて結構売れている。
願わくば、ワールドカフェや、OSTで、質問会議的なレベルの本を作ってほしいなあ。
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