【ほぼ日 読書日記】2009年1月30日
タメ日記に効用?この人も早稲田だ。ローランド・ベルガー会長、早稲田大学教授遠藤功さんの現場力の新刊。
遠藤 功「現場力復権―現場力を「計画」で終わらせないために」、東洋経済新報社(2009)
現場力ブームを引き起こした方。そのきっかけになった本はこれ。
遠藤 功「現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件」、東洋経済新報社(2004)
この本はたいへんなインパクトだった。買ったあとですぐに2~3回繰り返して読んだ。その後も時々、読んでいる。遠藤さんはこの本のあとも何冊も、現場力に関する本を書かれているが、どうもこの本の焼き直しのような感じであまり面白くなかった。
が、やっと本家の後継が出てきたという感じだ。やはり、ケースを中心に書かれており、どちからというとなぜ、うまく行かないかを分析されている。読み応えがある。
遠藤さんといえば「現場力を鍛える」という感じだが、僕が一番、評価している本はグロービスのMBAシリーズとして出版されているこの本。
グロービス「MBAオペレーション戦略」、ダイヤモンド社(2001)
紹介しようと思ってアマゾンをみたら、ボロボロの評価ですなあ。
この分野はこの10年間くらい、すごく進歩しているところなので、ケースが古いというのは仕方ないとしても、この本が「浅い」なとと批判されるところに、今回の新刊で議論されている問題点の本質があるような気がするが、、、
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