デジタル時代のチームマネジメント
大橋悦夫、佐々木正悟「チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術」、日本実業出版社(2007)
お奨め度:★★★1/2
このブログでも紹介したことがあるが、デビット・アレンの提唱するGTD(Getting Things Done、デジタル時代のストレスフリーな仕事術)が日本でも大ブレークしている。
そのきっかけにもなった大橋悦夫さん、佐々木正悟さんの個人の仕事のパフォーマンスを3倍にするためのTips集「スピードハック」に続く第2弾。
今度はチームのパフォーマンス向上のさまざまな方法を提案している。大橋さんと佐々木さんは、どうも、日本のGTD本の代表ライターになってきた感があるが、この本も重要なことがたくさん書かれている。
この本のポイントは、たぶん、メンバーシップ。最終章でリーダーシップからメンバーシップへの移行の重要性を説いているのだが、まあ、このあたりがGTD本の所以か?
この本もチームハックしたのだろうか?その辺も知りたかった(笑)
目次
はじめに
序章 チームはすべて「共有」から始まる
第1章 ビジョンを共有するチームを作る
第2章 「質問」でメンバーの力を巧みに引き出す
第3章 コミュニケションの「困難」を克服する
第4章 チームを活性化させるメンバーへの「気配り」
第5章 メンバーからの「プレッシャー」を追い風にする
第6章 「共有」に役立つツールの実践事例
終章 「メンバーシップ」が人を動かす
終わりに
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