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2005年8月 8日 (月)

経営を可視化すると何がみえるか

4861301025石橋博史「可視経営―仕事が見えれば会社は変わる」、日経BP社(2005)

お奨め度:★★★1/2

可視化により、企業の組織や業務のどこに問題があり、どこをどう改革すればいいのかが判る。ホワイトカラーに仕事を可視化することにより、企業改革ができることをといている。

中でも、成果主義を導入したがうまく行かない、情報化したがうまく行かないという最近の企業を悩ませている2つの投資課題について、相当、深く、言及している。

ベースには、一環してトヨタ生産方式・IEを元にした業務革新の実践および支援ツール「HIT」の開発・導入があるが、この手法を抜きにしても、参考になる部分が多い本である。

プロジェクトマネジメントでも可視化の重要性は認識があるが、可視化するというのがどういうことかよく理解できていない議論が多い。PMOの人は一読の価値あり。

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【目次】

第1章 なぜ、成果主義が日本企業でうまくいかないか
第2章 トヨタ生産方式の真髄に学ぶ
第3章 業務の可視化が真の意識改革をもたらす
第4章 競争優位の方程式を確立する
第5章 HITで進めるビジネス・プロセス・イノベーション
第6章 HIT導入で業務改革に挑む先進事例集

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