【PMスタイル考】第68話:「してもよい」から「すべき」へ
◆「やってもよい」シンドローム
昨年一度顕在化して問題になった、復興予算の別用途への流用が再び問題として顕在化してきました。この問題のやっかいなところは、法律的には問題はないことです。つまり、「やってもよい」ことをやっているだけだというわけです。
ところが多くの人は、このニュースを見て怒っています。法律上問題がないのが、余計、腹立たしいのかもしれません。
そこで、官僚はけしからんとなるわけですが、この問題、結構、民間の企業でもやっていることです。予算流用問題を少し抽象化して考えると、
「やってもよい」範囲で必要な事業を進める
ということをやっています。この問題と、いま盛んに議論されている消費税増税の際に大きな小売業が小さなメーカなどに消費税を転嫁するという行動とどこが違うのでしょうか?この行動も法律的には「やってもよい」ことです。つまり、大手小売業も
「やってもよい」範囲でやりたい事業を進めている
だけなのです。この大手小売業の行動にも違和感を感じている人は多いでしょう。なぜでしょうか?立場の弱いものをいじめているように見えることに違和感を感じているのでしょうか?








