プロジェクトマネジメントのイノベーションを支えるPMO
(2009/09/17)
◆プロジェクトマネジメントのイノベーションを支えるPMO
多くの組織ではPMOの設立とプロジェクトマネジメントの導入により「失敗プロジ
ェクトの減少」という点で一定の成果をあげています。そして、次のステップとして、
プロジェクトマネジメントによりより高いプロジェクトのパフォーマンスを実現し、
収益向上を行うことが課題になり始めてきました。
例えば、スケジュールを例にとると、これまでは如何に納期遅れプロジェクトを出さ
ないかという点に焦点を当ててきましたが、次のステップは、如何に「リードタイム」
を短くするかが課題になりつつあります。
スコープを例にとると、これまではスコープ変更要求に如何にスムーズに対応するか
に焦点を当ててきましたが、次のステップでは、顧客の満足度レベルを維持したまま
で、如何にスコープ変更を少なくするかが課題になりつつあります。
このような課題を解決していくには、プロジェクトマネジメントの方法を継続的に改
善していくと同時に、どれだけ組織に「定着」できるかがポイントになってきます。
定着化とは、単にプロジェクトマネジメントの手法を忠実に行うだけにとどまらず、
プロジェクトマネジャーやプロジェクトチームの一人一人が自然にプロジェクトマネ
ジメント的な発想をし、また、自然に行動をできるようになることです。さらには、
プロジェクトチームだけではなく、ステークホルダもプロジェクトが成功するように
支援できるようになることです。
このセミナーでは、プロジェクトマネジメントの改善、および、定着化の方法を事例
に基づいて解説していきます。内容としては、改善の視点の持ち方、ライフサイクル
ごとのプロジェクトマネジメントの改善、および、「PMOマーケティング」を中心
とするプロジェクトマネジメントの定着化、および、プロジェクトマネジメントの定
着による組織の変革について、具体的な進め方と同時に、ポイントを解説していきま
す。また、その中でPMOがどのような役割を果たすべきかについても議論していき
ます。
〓【開催概要】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆事例にみるプロジェクトマネジメントの改善と定着化◆
日時:2010年1月20日(水) 10:00-18:00(7PDU)
場所:ヴィラフォンテーヌ汐留(東京・港区)
講師:好川哲人、鈴木道代(プロジェクトマネジメントオフィス)
詳細・お申込 http://www.pmstyle.biz/smn/establish.htm
主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
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【カリキュラム】
1.プロジェクトマネジメントの定着へのロードマップと改善活動
2.プロジェクトマネジメントの改善と定着化の視点
3.ライフサイクルごとのプロジェクトマネジメント改善
4.定着化のためのマーケティング
5.PMOとプロジェクトマネジメント変革事例
6.PMOを中心としたプロジェクトマネジメント変革のポイント
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