ゆとりをもって仕事をしよう(1)
個人で言えばスキルアップ、キャリアデザイン、プロジェクトチームで言えば、チーム育成、組織でいえばプロセス改善と、さまざまなレベルでのパフォーマンス改善に強い関心が払われるようになってきた。
しかし、どれをとってみてもうまく行っている企業や組織はまれである。
その原因を考えてみたときに、行き着くのが「忙しい症候群」である。誰もが忙しい。よって、そんな先のことを考えている暇はない!
しかし、忙しいといって逃げ回っている限り、より忙しくなることはあっても、忙しさが改善されることはない。ハムスターの「まわし車」のごとく、そこから降りない限り、回り続けなくてはならない。
そこで、あなたに考えてほしいことは、ゆとりを取り戻す工夫である。
あなたがラインのマネージャーであれば、部下のゆとりを取り戻し、部下の成長の第一歩を提供しよう。
あなたがプロジェクトマネージャーやチームリーダーであれば、メンバーのゆとりを取り戻し、チームのパフォーマンス向上の第一歩を踏み出そう。
あなたがプロジェクトのメンバーであれば、自分自身の成長のために、立ち止まり、振り返る時間を作る工夫をしよう。
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