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2005年8月19日 (金)

セミナー「プロジェクトにゆとりをもたらす5つの法則」

プロジェクトといえば、短期決戦としてテンションを上げ、数多くの難題を乗り切っていくというイメージが強い。プロジェクトXなどは、まさにこのイメージである。このようなプロジェクトの進め方は、日常業務がプロジェクトの連続であるようなケースには適さない。

一方で、プロジェクトXにならないためにプロジェクトマネジメントがあるのだと主張するプロジェクトマネジメント信奉者も多くの場合、問題を管理するためにプロジェクトマネジメントを使っているが、問題解決の部分は厳しい環境の中でメンバーにゆだねられることが多く、結果としてうまく行かないケースが多い。

このように考えてみると、問題の本質に「ゆとり(Slack)」のなさがあるように思える。

この問題提起に対して、多くの人は、そもそも、納期を考えても、コストを考えても、プロジェクトに余裕という言葉など考えられないという。しかし、結果としてみれば、多くのプロジェクトは「ムダ」な時間を使っている。手戻り、スコープ変更など、いろいろである。

プロジェクトで「仮に」といっても後の祭りだが、仮にこれらの時間をプロジェクトの作業の改善に当てていれば、納期遅れを起こさなかっただろういう話はプロジェクト終了後の振り返りに中で実によく出てくるのだ。

そして、それができない大きな理由に「ゆとりのなさ」がある。

ゆとりが作れない理由はさまざまであるが、いろいろなケースのひとつだけ共通していえることは「悪循環」を起こしているということだ。それが、どんなプロジェクトであり、一旦、悪循環を起こすと、問題解決が新たな問題を生み、どんどん、ゆとりがなくなってくる。

セミナーでは、この悪循環を断ち切るための5つの法則とその法則の実践例(プラクティス)を紹介する。紹介する5つの法則とは以下のようなものである。

1.リアリティのある計画を作る
2.プロジェクトの余裕時間をチームの共有財産とする
3.合理的にプレッシャーをかける
4.チームビルディングに十分な時間をかける
5.リスクを適切に管理する

この5つの法則を適用すれば、あなたのプロジェクトにもゆとりが生まれることは間違いない。しかし、この法則の適用そのものがゆとりのない状態では難しい。セミナーでは、そのようなジレンマの中で、第1歩を踏み出すにはどうすればよいかについても解説する

◆セミナーURL

プロジェクトにゆとりをもたらす5つの法則

http://www.pmos.jp/juku/regular/pmp-slack.htm

by:プロジェクトマネジメントオフィス

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