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コンセプチュアルスタイル考 Feed

2017年11月21日 (火)

【コンセプチュアルスタイル考】第38話:コンセプト力を高める

バックナンバー http://mat.lekumo.biz/pmstyle/cat9984019/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参考文献】
好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社(2017)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim
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Concept4

◆はじめに

プロジェクトで成果物が思ったようにできない一つの理由として、コンセプトとモノ(成果物)がうまく結びつかないという現象があります。これはコンセプチュアルスキルの問題です。

世の中をみていると、コンセプトを考えるのは熱心だけどコンセプトの実現方法にはあまり関心を持たない人と、モノを考えることには熱心だけどそのコンセプトにはあまり関心を持たない人がいます。コンセプチュアルスキルの高い人は常に両方の視点から考え、結び付けていく人だといえます。

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2017年10月30日 (月)

【コンセプチュアルスタイル考】第37話:チームによるコンセプチュアル思考

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Term2

◆本質を考える思考はチームの方が適している

PMstyleでは、「コンセプチュアルなチームを創る」という講座をやっています。この講座で掲げているコンセプチュアルなチームのイメージはこちらを参考にしてください。

【PMスタイル考】第126話:プロジェクトチームがコンセプチュアルであるとはどういうことか
http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2017/08/post-78b8.html

この講座で、ある受講者から、本質を考える思考はチームの方が適しているのではないかという指摘がありました。

その通りです。


◆コンセプチュアル思考はチームとしてもできなくてはならない

コンセプチュアルスキルはもともと経営者のスキルとして位置付けられていたので個人の思考スキルのようなイメージがありますが、実はそうではありません。確かに、70年前には経営者が一人で様々なことを考えなくてはならなかった時代にはそうだったかもしれませんが、今は経営そのものをチームで行う時代です。

従って、コンセプチュアル思考は、個人ができるだけでなく、チームとしてできる必要があるのです。

そこで、コンセプチュアル思考をチームで行い、本質を共有するにはどうすればよいのかを考えてみましょう。

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2017年9月27日 (水)

【コンセプチュアルスタイル考】第36話:PMOのためのコンセプチュアルスキル

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Pmo_3◆PMOのタイプ

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)は

(1)事務局型(プロジェクトオフィス)
(2)標準化型
(3)問題解決型
(4)戦略実行型

の4つに分けることができます。

(4)に近づくほど複雑な問題の解決をすることになりますので、(1)→(4)を成長とみる向きもあるようですが、プロジェクト形態のニーズとの兼ね合いもあるので、一概に(4)に向かうべきだとは言えません。また、(3)、(4)を役割を持ちながら、(1)や(2)を同時に持つこともありえます。

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2017年5月16日 (火)

【コンセプチュアルスタイル考】第35話:コンセプチュアル思考による意味のイノベーション

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【参考文献】
好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社(2017)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim
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Imi

◆デザインの次に来るもの

先日、「デザインの次に来るもの」(クロスメディアパブリッシング)という本を読みました。著者は安西 洋之さんと八重樫 文さんで、安西 洋之さんはモバイルクルーズという会社を経営されており、ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして多くのデザインプロジェクトに参画されています。八重樫 文さんは立命館大学デザイン科学研究センター長で、デザインやデザインマネジメントが専門の方です。

この本が非常に興味深いのは、デザインのレベルを

1.デザインを全く取り入れていない
2.デザインをスタイリングとして扱っている
3.デザインをプロセスの中に取り入れている
4.デザインを戦略として位置付けている

の4つのレベルに分けたときに、4.の手法としてはデザイン思考が知られていますが、それだけではなく、特にEUを中心に

・デザイン思考
・ユーザー中心デザイン
・デザイン・ドリブン・イノベーション

の3つのアプローチが重視されており、デザイン・ドリブン・イノベーションで狙っているのが「意味のイノベーション」だという指摘です。

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2017年5月12日 (金)

【コンセプチュアルスタイル考】第34話:抽象度を変えてビジネスの問題解決を行う

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【参考文献】
好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社(2017)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim
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Tyusho

◆コンセプチュアルスキルはなぜ定着しないのか

コンセプチュアルスキルの基本は抽象度を変えることによって、物の見方を変え、(マネジメント)行動を変えることです。

コンセプチュアルスキルが提唱されたのは1950年前後で、まだマネジメントという概念がない時代です。この時代に個々の具体的な問題への対応だけではなく、個々の問題を組織全体としてみた(抽象化した)ときにどのように見えるかを考えたというのは画期的なことでしたが、マネジャーにとっては理解しにくいことだったと思われます。

前回述べましたように、今ではコンセプチュアルスキルはマネジメント以外でも、ビジネスやイノベーションなど様々な分野で必要になってきており、それらの活動に関わる人の必須スキルになっていますが、なかなか定着しないのはやはり概念としての難しさにあるといえるでしょう。

もっともなぜ難しいかと考えたときに、概念的であるので難しく、コンセプチュアルスキルがないとなかなかスキルとして習得しにくいというややこしい構造に難しさの本質があります。この構造を乗り越えてスキルを身につける突破口になるのが抽象度を変えて問題解決を行うことだと思われます。

ということで、今回はビジネスにおけるコンセプチュアルな問題解決について考えてみます。

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2017年4月25日 (火)

【コンセプチュアルスタイル考】第33話:コンセプチュアルスタイル

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Conceptual

◆「コンセプチュアルスタイル」

この連載ではコンセプチュアルスキルの基本的な考え方についてお話してきましたが、32話で一段落し、一冊の書籍にまとめることができました。連載記事の内容を倍くらいにして、かつ、まとまって読みやすいと思いますので、よろしければ手に取ってみてください。こちらの書籍です。

「コンセプチュアル思考」(日本経済新聞出版社)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim

さて、新しい年度を迎えるに当たって、この後どのような方向にもっていくかを考えていました。

概念的にはこれまでの記事を基本編として応用編をやりたいと思っているのですが、具体的にはマネジメントへの活用をはじめ、事業への活用、イノベーションへの活用などいくつかの方向性が考えられ、少し迷いました。結局、PMと同じくやはりいろいろな視座や視点があるのだというところに落ち着き、「スタイル」を着眼点とすることにしました。つまり、「コンセプチュアルスタイル」の提唱です。



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2017年4月10日 (月)

【コンセプチュアルスタイル考】第32話:コンセプチュアル思考で、相手の立場で考える

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Aite

◆相手の立場で考えるとは相手の主観で考えること

ビジネスやマネジメントにおいてよく「相手の立場で考えよう」という言い方をします。なんとなくさわりのいい言葉であるので重要だと思う人は多いと思いますが、実践するのはそんなに簡単なことではありません。

相手の立場で考えるということは、相手の主観で考えるということです。ここを客観的なものだと思ってしまうとおかしなことになります。相手の意見を客観的に考えるだけなら、相手の立場で考える必要などあまりないからです。

ところが現実にはこの落とし穴に落ちているケースが多いように見受けられます。

どういうことかといいますと、大抵は自分の視点や価値観(つまり自分の主観)で、相手の都合のよいことはどういうことかと考えているのです。

たとえば、仕事のスケジュールが遅れてきたときに上司に報告した方がよいのか、しない方がよいのかと迷い、相手の立場で考えてみようとします。ここでよくあるのは、自分が相手の立場だったらどうするかと考えればいいと思ってしまうことです。そのように考え、「聞きたくない」だろうと考えてしまい、報告せずに怒られました。

こんな風にものごとを考えているケースは決してすくなくありません。

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2016年9月16日 (金)

【コンセプチュアルスタイル考】第31話:コンセプチュアルな対人行動

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Communication2

◆コンセプチュアルでない対人行動の問題点

最後に対人行動について考えます。この行動はコンセプチュアル思考力の高い人とそうでない人で大きくは以下のような違いがあるます。

・高い コミュニケーションを構造的に捉え、構造を活用した対人影響を与える

・低い 人間関係に注意が集中し、結果として相手に影響を与えることができない

ここでは、特にコミュニケーションについて考えてみたいと思います。コンセプチュアルスキルが低いとコミュニケーションにおいて以下のような問題が起こりがちです。

(1)聴くことを重視し、相手に影響を与える流れが作れない
(3)人間関係の構築に注意が集中し、与えたい影響を与えられない
(3)話を聴くが、そのまましかるべき人に伝えるだけである

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2016年8月30日 (火)

【コンセプチュアルスタイル考】第30話:コンセプチュアルな意思決定

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Isikettei◆意思決定のコンセプチュアルな人

これまで問題解決、計画、構想とコンセプチュアル思考でどのように行動が変わるかを考えてきましたが、今回は意思決定行動について考えます。まず、この行動はコンセプチュアル思考力の高い人とそうでない人で大きくは以下のような違いがあります。

・高い 決めるべきところを明確にし、迅速な意思決定ができる
・低い 意思決定の方向性を見いだせず、情報収集に明け暮れ、決定できない。

コンセプチュアルスキルが低いと意思決定において以下のような問題が起こりがちです。

(1)何を決めるべきかが不明確で、決定に時間がかかる
(3)客観性や論理性にこだわり、情報収集に明け暮れ、決定できない
(3)長期的な視点が欠けた部分最適な意思決定になる



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2016年8月16日 (火)

【コンセプチュアルスタイル考】第29話:コンセプチュアルなコンセプト構想

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Kousou

◆コンセプチュアルでないコンセプト構想の問題点

問題解決、計画と行動をコンセプチュアルに変えることを考えてきましたが、次はコンセプト構想です。この行動はコンセプチュアル思考力の高い人とそうでない人で大きくは以下のような違いがあるます。

高い:状況を大局的に把握し、全体最適な構想をする
低い:特定の部分に目が行き、部分最適な構想をする

本来、構想は全体的であってほしいわけですが、コンセプチュアルスキルが低いと部分最適な構想を描き勝ちです。その理由は以下のような問題があります。

(1)大局的な視点を持てないため、構造的な構想ができない
(2)特定の部分に固執し、部分最適な構想をする
(3)長期的な視点が欠けた構想になる
(4)構想に自分の視点を持ち込めず、受け身の構想になる

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