PMstyle 2024年5月~7月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

カテゴリ

Powered by Six Apart

« コラム「メンバーに役立つWBS入門(3)」 | メイン | セミナー「メンバーとしてのリスク管理」 »

2005年6月15日 (水)

セミナー「プロジェクトを成功させるコミュニケーションマネジメント」

プロジェクトにおいては、コミュニケーションが重要であることは万人の認めることである。ところが、コミュニケーションとは何かが意外と理解されていない。コミュニケーションには、進捗のように事実の伝達と、顧客とのコミュニケーションのように関係の構築に必要なコミュニケーションがある。

ところが、意外と重要視されていないのが、コミュニケーションの計画を作ることである。弊社発行のメールマガジンプロジェクトマネージャー養成マガジンと翔泳社の雑誌「PM Magazine」の共同企画のアンケートによると、60%のプロジェクトはコミュニケーション計画がないという驚くべき現状がわかっている。

コミュニケーションは必要であるが、計画されていないコミュニケーションは、逆効果をもたらすことがある。たとえば、プロジェクトに参加している開発メンバーと営業メンバーが顧客と個別にコミュニケーションをして、違った約束をしたために、情報が錯乱してしまった経験のある人は少なくないだろう。

もうひとつの例を挙げてみよう。コミュニケーションをしたかどうかを確認しなかったためにトラブルを起こすことも多い。たとえば、顧客とのコミュニケーションをしていると思い込んで話が進んでいたが、実は、誰もコミュニケーションをしていなかったといったケースだ。

これらこと自体がメンバー間のコミュニケーション不足だといえるわけだが、要するに、ルールがないとこういうことになるのだ。

このセミナーでは、このような認識の元に、如何にコミュニケーションのルールを作り、また、それを如何にレビューしていくかということを中心に、コミュニケーションをマネジメントする方法について解説する。

まず、プロジェクトの中で必要になるコミュニケーションの種類について整理する。ここで、想定しているのは、QCDに関するコミュニケーション、リスクに関するコミュニケーション、ステークホルダとのコミュニケーションなどである。

次にそれらについて、基本的にどのような点に留意してコミュニケーションのルールを作ればよいかを解説する。また、実際にコミュニケーションを実行しようとすると、何がしかのルールが必要になってくるが、そのツールの作成方法についても解説する。

最後に、コミュニケーションの中で、もっともプロジェクトの運命に重大な影響を与えるリスクコミュニケーションについて、その方法、考え方、ポイントなどについて深堀してみる。

このセミナーを通じて、計画的なコミュニケーションの重要性を理解し、明日から、プロジェクトのコミュニケーションが計画的になるようにしたい!

◆セミナーURL

プロジェクトを成功させるコミュニケーションマネジメント

http://www.pmos.jp/juku/regular/pmp-communication.html

by:プロジェクトマネジメントオフィス

コメント

コメントを投稿