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2014年7月14日 (月)

【ワークショップ】イノベーティブなチームの創り方

◆3つの質問

Termxまず、新しいことへの取り組みに関して、3つの質問をしたいと思います。よろしければ考えてみてください。

一つ目。新しいことをやろうということで、ワークショップとか、フューチャーセッションとかをやってみるけど普通のアイデアしか出てこないといった話をよく耳にするようになってきました。

一方で日本人には創造性があるという海外の人の評価も雑誌などでよく目にしますし、実際に言われたことも何回かあります。

創造力があるのになぜ斬新なアイデアが出てこないでしょうか?海外の人は何を見ているのでしょうか?

二つ目。4~5年前からワールドカフェのようなオープンな会議(ホールシステムアプローチ)が注目されるようになってくると同時に、「安全な場」という概念が強調されるようになってきました。安全な場とはなにか、そしてなぜ、必要なのでしょう?

三つ目。日本でもチームで仕事することは普通になっています。しかし、米国人から「日本の最大の問題はチームがないことだ」と言われます。なぜ、チームがないと言われるのでしょうか?



◆自由に発言できない

この3つの現象の背景には共通の現象があると思われます。それは、職「場」で自由に発言できないという問題です。というか、この問題の本質は組織がルールを決めているとかといったことではなく、そのような雰囲気があったり、個々人の考え方があるようです。

たとえば、

・人と違う意見を言いたくない
・現実的ではないことと言いたくない
・人と違う考えであることを知られたくない
・・・

といった理由があると思われます。

二番目の質問に出てきた安全な場というのは、「自己開示」、「他者受容」、「ポジティブ」といった価値観が文化として共有されている状態のことですが、簡単にいえば発言できないというのは安全な場ができていないのです。

発言できないと創造性など発揮しようがありません。


◆チームがない

日常から離れたワークショップでさえこういう状況だとすれば、新しいことをするためにチームを創ったとしたら何が起こるでしょうか?

安全な場ができていないと、メンバーは自分から発言をするとチームの中で浮いてしまうと思うでしょう。自分の意見を言うとチームの中の人と対立してしまうと思うでしょう。そのため、誰かがリーダーシップをとってくれるのを期待して自分から動かない状況になることも想像に難くありません。

つまり、新しいことをやりたいチームとしては好ましくない状況になるわけです。要するに、日本のチームというのは、安全な場ではなく、チームとして機能せず、ゆえにチームがないという評価になるわけです。

実はこの問題にはもっと深刻な一面があります。それは、安全な場にするためにメンバーを制限してしまうことです。言い換えると安全な場になるようにチームを作るわけです。こうなってくると本末転倒で、何のためにチームを作っているのか分かりません。いうまでもなく、多様性がなく、チームとして機能しません。


◆イノベーティブなチームを創る

ただ、自己開示、他者受容、ポジティブを叫んでみてもそう簡単に安全な場ができるものでもありません。この問題を解消し、イノベーティブなチームとして機能するようになるには2つのポイントがあります。

一つはメンバーがお互いにリスペクトすることです。自己開示ができない大きな原因は他人に対する信頼のなさで、それは自分自身が他のメンバーをリスペクトしていないことから生まれます。

昔から日本人は意見の否定を人格の否定と受け止めるとよく言われます。実際に「そんなことを言っているからお前はダメなんだ」とか平気でいいます。そこで、もっとスマートに議論しようとする方法を考えるわけです。もちろん、それは必要なのですが、この問題の本質は相手に対するリスペクトのなさです。

「ポジティブ」というのはブレーンストーミングのように泥仕合にならない話し合いのテクニックとして言われることもありますが、チームではメンバーの発言を否定しないということではありません。言い方の問題はありますが、違うと思えば異論を唱える必要があります。

その上でポジティブというのはメンバー自身の人格を否定しないことです。人はリスペクトした上で、徹底的に意見を戦わせることがポジティブという価値感です。

チームに相互のリスペクトが生まれれば、自己開示ができ、他者受容ができ、メンバーの創造性が解放されます。

もう一つはメンバーが主体性を持つことです。主体性を持つとは、メンバー同士が関係性を明確にし、自律してあることです。これによって他者と同じ方向を向き、それぞれのメンバーがリーダーシップを発揮し、チームとして動くことができるようになります。


◆チームの体験ワークショップのご案内

以上の2点に加えて、ビジョンを共有するとか、問題解決アプローチを共有するとか、コミュニケーションをよくするといった基本的な条件も必要です。

このワークショップでは実際に抑制から解放することを体験してみたいと思います。そんな体験をしてみたい方、ぜひ、ご参加ください!

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 ◆イノベーティブなチームの作り方(ワークショップ)      ◆(7PDU's)
  日時:2014年 07月 24日(木)  10:00-18:00(9:40受付開始)
  場所:国際ファッションセンター(東京都墨田区)
  講師:好川哲人(エム・アンド・ティ コンサルティング代表)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/innov_term.htm
  主催:プロジェクトマネジメントオフィス、イノベーション・イニシアチブ 
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【カリキュラム】
  1.よいチームとは(チームとワーキンググループの違い)
  2.イノベーティブなチームの原則と特徴
  3.ビジョンを掲げ、ストーリーを語る
  4.全員がリーダーであるチームを作る(リーダーシップキャパシティ)
  5.チームの外に目を向ける(ネットワークをつくる)
  6.イノベーティブなチームの実践(チーム実践の壁を破る)
  7.補講:マネジャーとの付き合い方
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