コンセプトの時代に活躍するために!
フリーエージェント、モチベーション3.0、セールスと次から次へと新しい活動のあり方を提言しているダニエル・ピンク氏が、情報化時代の次のうねりを描き、話題を読んだ本があります。2006年に出版された「A While New Mind」という本で、日本では大前研一さんの翻訳で2006年に「ハイ・コンセプト」というタイトルで出版されています。
ダニエル・ピンクは情報化時代の次の時代は「コンセプトの時代(コンセプチュアル時代)」が来ると言い、それが現実のものになりつつあります。
この本で、コンセプトの時代はダニエル・ピンク氏は情報化社会では過小評価されがちだった鋭敏な感情や豊かな想像力を持つ人たちが時代をリードするだろうといい、
(1)デザイン
(2)物語
(3)調和
(4)共感
(5)遊び
(6)生きがい
という6つのセンスが「仕事上」の成功を収められるか、「生活」に満足を得られるかを大きく左右するだろうと指摘しています。まさに、多くの人がそのように感じる時代になってきています。
このようなセンスを生み出すのは、これまでとは違った新しい思考やアプローチで、「ハイコンセプト」、「ハイタッチ」だとしています。
ハイコンセプトとは
・パターンやチャンスを見出す能力
・芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
・人を納得させる話のできる能力
・一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力
といった能力です。ハイタッチとは
・他人と共感する能力
・人間関係の機微を感じ取る能力
・自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
・日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力
といった能力です。
ハイコンセプト、ハイタッチという区分は、情報化時代の思考スキルとヒューマンスキルに該当すると思われます。情報化時代以上に、両者は密接に関連しあっています。
このような整理をし、ダニエル・ピンクの考えるコンセプチュアル時代の思考スキル「ハイコンセプト」を身につけるために開発したのがコンセプチュアルスキル講座です。
上にあるような基本能力を開発すると同時に、仕事や活動でその能力を発揮していくための方法を学ぶ講座です。
基本能力開発のための講座としては、
(1)コンセプチュアルに考える技術
http://pmstyle.biz/smn/conceptual_thinking.htm
(2)「クリティカルシンキング~考え抜く技術」(1月29日)
http://pmstyle.biz/smn/critical.htm
の2つがあります。また、仕事や活動を想定したトレーニングとしては、ハイコンセプトを計画に持ち込む方法を学ぶ
(3)「コンセプチュアルな計画とそのポイント」(1月23日)
http://pmstyle.biz/smn/conceptual_plan.htm
と、問題解決や意思決定に持ち込む
(4)「コンセプチャルな問題解決と意思決定」(2月5日)
http://pmstyle.biz/smn/conceptual_solving.htm
という講座があります。さらに、ハイコンセプトな構想の方法を学ぶ
(5)「コンセプト構想ワークショップ」(3月6日)
http://pmstyle.biz/smn/concept.htm
という講座があります。
ハイコンセプトな能力を身につけ、コンセプチュアル時代に活躍したいと考える人のご参加をお待ちしています。
なお、来年度から、今後、ハイタッチの領域のサービスも提供していく予定です。
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