【新講座紹介】イノベーション力を身につける
PMstyleプロデューサーの好川哲人です。
今日は、下期より始めた新しい講座「イノベーション力を身につける」のご紹介です。
情報交換をしていてイノベーションの話になることが多い今日このごろですが、どうもイノベーションに対するイメージは現場と経営スタッフで温度差があるようです。
経営スタッフは、イノベーションはこれからの企業存続の鍵だと考えている人が多いと思います。実際にその通りだと思います。
戦略=イノベーション
と捉えている企業がどんどん増えているように感じます。また、IT業界では
ソリューション=イノベーション
だと考える人が増えているように思います。また個人でも
リーダーシップ=イノベーションを起こす力
だと捉えている人が増えてきました。
一方で、現場の人は、押しなべていえば否定的です。
反応は3つあり、一つはすでにやっているという反応をする人がいます。その中の一部には改善とイノベーションは同じものだと いうか、改善は小さなイノベーションだと認識している人がいます。もう一つは、目の前の仕事で忙しいのにそんなことを考えている時間はないという人がいま す。言い換えるとそれは自分たちの仕事ではないと考えている人がいます。
三つ目は少数ですが、イノベーションを良く分かっている人で、業務の中で改善をある程度戦略的に積み上げていくことによってイノベーションは起こせると考えている人がいます。
このようにイノベーションという活動に対する認識は多様ですが、ここで考える必要があるのは、イノベーションを起こす力は本当に要らないかということです。もちろん、経営スタッフは必要だと思っているわけですが、問題は現場のスタッフです。
現場のスタッフがよい仕事をするためには、マネジャーではなくてもマネジメントスキルが必要だという考え方はこの10年くらいでプロジェクトマネジメントを中心にしてある程度、浸透してきたように思います。大きな仕事、複雑な仕事をうまく実施していくためです。
これとまったく同じ位置づけで、イノベーション力というスキルが必要になってきています。イノベーション力とは仕事をイノベーティブ(革新的)にする力で、マインド、思考力、行動力からなります。
これも当たり前の話で、現場だからといって、工場の生産ラインのように同じ仕事を繰り返しているわけではありません。顧客はよりよいものを求めます。競合はよりよいものを提供します。自分たちだけがとどまっていたのでは競争には勝てません。
だ からといって、「イノベーションだ!」と大上段に振りかぶって仕事をしましょうというのではありません。イノベーション力を身につけることによって、日常 業務にこれまでと違った要素を取り入れていく。これがイノベーションですし、これは改善とは違った意味で業務の品質を上げることにほかなりません。
イ ノベーションの世界では技術に主導されるイノベーションは終わったと言われています。これは技術者に必要なスキルも変わってきたことを意味します。基本的 なスキルを持っている人は、最先端の技術スキルではなく、イノベーションのスキルを身につけるべきなのです。それが自らの技術力を活かす道でもあります。
イノベーション力を身につけましょう!以下のようなカリキュラムの講座でお待ちしています。
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◆イノベーション力を身につける ◆(7PDU's)
日時:2013年12月 05日(土)10:00-18:00(9:40受付開始)
場所:銀座ビジネスセンター(東京都中央区)
講師:好川哲人(エム・アンド・ティ コンサルティング代表)
詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/innov_skill.htm
主催:株式会社プロジェクトマネジメントオフィス
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【内容】
1.イノベーション力の3つの軸
2.アイデアを生み出すマインド
3.アイデアを生み出す思考法
4.アイデアを実現する行動
5.まとめ~アイデアを解放する
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