PMstyle 2024年11月~2025年3月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

カテゴリ

Powered by Six Apart

« 【PMスタイル考】第68話:「してもよい」から「すべき」へ | メイン | 【プロデューサーの本棚】20%ドクトリン サイドプロジェクトで革新的ビジネスを生みだす法 »

2013年6月24日 (月)

【告知】形骸化させない「計画の技術」

Keikaku3_2 計画を作ってもそのとおりに仕事が行われない「計画の形骸化」というのは古くて新しい問題です。

古くは計画よりはモノだということで計画が形骸化していました。この問題は今でも残っていますが、計画かモノかという二項対立ではなくバランスの問題として解決されつつあります。バランスという視点から一つの考え方として定着してきたのがアジャイルです。

最近は、多くの企業でマネジメントが導入され、計画については標準化が行われるようになっています。そこで起こっている問題は、計画は作るが机上の計画になっているという問題です(中には机上であることをいいことに、コピーで済ますようなマネジャーもいますが)。これもやはり、計画と実態がかけ離れているという意味で形骸化です。

なぜこういうことが起こるのでしょうか?計画を作る作業は、頭の中で考えている進め方と現場を結びつける作業です。結びつけは、頭の中で考えていることが現場で実施にできるか、現場でできそうなこと(目標)で目的を実現できるのかを相互に確認しながら行う必要があります。

この結び付けが終わらないままになっている計画が形骸化した計画だと言えます。残念ながら実際に作られている計画はそのような計画が多くみられます。

たとえば、事業計画によく見られる「現場の事情を見ていない机上の計画」、プロジェクト計画によく見られる「現場の都合だけで作られ、組織の目的との整合がされていない計画」などです。

このような問題の本質は、考えていないことです。考えない計画は

・メリハリがない
・前提が不適切である
・立場の違う人が納得していない

といった問題を引き起こし、結果として計画の形骸化を引き起こします。

この講座では、考えて計画する技術を解説し、形骸化せず、実行しやすい計画を作る方法を学びます。

計画は個人の計画から、経営計画までさまざまなレベルのものがありますが、いずれのレベルの計画を作っている人にもお奨めしたい講座です。

━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【2013.07.10】━
┌┐
└■ 計画力講座                                  ◆7PDU's
  日時:2013年 07月 10日(水)  10:00-18:00(9:40受付開始) 
  場所:ヴィラフォンテーヌ汐留(東京都港区)
  講師:    浦 正樹氏(エム・アイ・アール ディレクター)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/how_to_plan.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】
    1.実行に効く計画とはどんな計画なのか
    2.計画の種類と進め方を理解する
    3.計画のフレームワークを決める
    4.前提要因を特定し、目的、根拠、背景を見直す
    5.重点要因を特定し、同じ失敗を繰り返さない
    6.新規要因を特定し、計画にメリハリをつける
    7.計画段階における「決め」の重要性を理解し、これに慣れる
    8.事例演習を通じて身につける
     「日程計画」 「予算計画」 「仕様計画」
    9.計画の詳細化とそのポイント
    10.計画の管理と更新
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コメント

コメントを投稿