PMstyle 2024年5月~7月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

カテゴリ

Powered by Six Apart

« 【告知】リーダーとしての持論を持とう! | メイン | 【プロデューサーの本棚】ワイドレンズ: 成功できなかったイノベーションの死角 »

2013年4月11日 (木)

【コンセプチュアルスキル・トレーニング】宅急便はグローバル化できるか

日本が誇るサービスの一つに宅急便があります。宅急便の歴史は、昭和の名経営者の一人だった小倉昌男氏が構想したものです。

高速道路の整備に伴う長距離運送事業へ乗り遅れた大和運輸の小倉社長は、「集荷・配達に手間がかかる小口荷物より、大口の荷物を一度に運ぶ方が合理的で収益が大きい」という業界の常識を疑い、単価の高い小口荷物にビジネスチャンスを見出そうとします。そして、1975年に「宅急便開発要項」を社内にうちだし、若手を中心にして宅急便プロジェクトを発足させます。

当時、小口荷物を扱っているのは郵便小包(6Kgまで)と、国鉄(30Kg)まで、郵便小包は宅配だったものの、送るときには郵便局に持っていく必要がありました。また、国鉄は駅まで取りにいく必要がありました。

Takuhai このような状況の中で、プロジェクトは

「電話1本で集荷・1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」

というサービスを構想します。そして、この構想を大変苦労しながらも徐々に実現し、宅急便は日本になくてはならないインフラになっていくわけです。

さて、ここで質問です。宅急便は他の国でもできるのでしょうか?

たとえば、大きな国土を持つ米国や中国ではどうでしょう?少なくとも、翌日配送については物理的な理由で不可能でしょう。

問題はここからです。では、宅急便を展開することはできないのか?

続きは、コンセプチュアルスキル講座説明会で議論したいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★参加費無料☆━
 ◆コンセプチュアルスキル講座説明会◆
  日時:2013年04月17日(水)13:30-16:30(13:10受付開始)
  場所:銀座ブロッサム中央会館(東京都中央区)
  講師:好川哲人(プロジェクトマネジメントオフィス)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/20130417.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】
【概論セッション】
1.コンセプチャルスキルとは?
2.コンセプチュアルスキルの高いマネジャーと低いマネジャー
3.コンセプチュアルスキル講座の説明

【体験セッション】
3.体験×概念化=経験
4.コンセプチュアルスキルミニワークショップ
      ~コンセプチャルスキルの可能性を感じる
・決める
・洞察する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

説明会にお越し戴けない方は、こちらで議論しましょう。

>コンセプチュアルスキル研究会(facebookグループです)

コメント

コメントを投稿