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2006年8月 2日 (水)

全員参加型のリスクマネジメントをしよう

◆後悔先に立たず

Risk1_3 結果としてみれば、あそこでリスクに気がついていなかったと振り返ることはないでしょうか?このような経験がある場合には、リスクマネジメントきちんと機能しているかどうかを検証してみる必要があります。リスク識別はしているものの、リスクマネジメントは機能していない組織は意外と多いものです。

◆リスクマネジメントの最大の問題はリスクモニタリング

リスクマネジメントの中の最大の課題は、リスクモニタリングにあります。リスクモニタリングでよく見かけるスタイルは、プロジェクトマネジャーだけがリスク登録簿(リスクリスト)を持っていて、定例の進捗会議の際に、めぼしいリスクについて、リスクオーナー(メンバー)に質問をするというスタイルです。

このスタイルが決して悪いわけではありません。リスクマネジメントを最も効率的に(低コストで)実施しようと思った場合にはこのスタイルが適しています。

しかし、冒頭に述べたようにリスクに気がつかずに、トラブルに発展してしまった場合にはこのリスクマネジメントの方法に問題があると考えるべきでしょう。

では、どうすればよいのか?答えは一つです。「リスクに強いプロジェクトを作る」ことです。リスクというのは管理しようと思っても管理できるものではありません。

というよりもプロジェクトのリスクを管理するということは、成果ではなく、人(の行動)を管理することに他ならず、プロジェクトマネジメントのやり方として首を傾げざるを得ません。プロジェクトマネジメントは成果を管理し、人をマネジメントすることだからです。

◆プロジェクトリスクは各人が管理するしかない

そもそも、プロジェクトの中で人を管理できるはずがないのです。だとすると、リスクを管理しようと思えば、一人ひとりのメンバーに自己管理してもらうしかありません。これが本来のPMBOKのリスクマネジメントのあり方でもあります。言い換えると、プロジェクトの中でメンバーにセルフマネジメントを求めるというのは、リスクマネジメントをすることに他ならないのです。

Juggle2_2 もう一つ、メンバーにリスクを管理してもらうことについてはポジティブな効用があります。それは、リスクがプロジェクトの推進力になることです。プロジェクトとしてテンションを上げて、効率的に仕事をするために、リスクの存在というか、リスクの認識は不可欠です。マネジメント的にもこれを積極的活用しないてはありません。

◆関連セミナーのお知らせ

このような背景でリスクに強いプロジェクトを作るセミナーをやります。以下のような内容です。

1.リスクに対する正しい知識を身につける
2.プロジェクトを失敗させるリスクと見落としがちなリスク
2.1 プロジェクトの種類
2.2 プロジェクトの性質
(エクスサイズ)リスクドリル
3.リスク計画書をレビューし、アドバイスする
(エクスサイズ)リスク計画レビュー演習
4.リスクモニタリングを推進する
5.リスクの分類とパターン化、ナレッジマネジメント
(エクスサイズ)リスクパターン作成演習
6.プロジェクトのリスクマインドを高めるための施策

対象者は、メンバーからプロジェクトマネジャー、プロジェクトマネジメント支援者(PMOなど)まで広範です。全員が同じ意識でリスクマネジメントに参加してもらうことによって、プロジェクトを成功に導くというコンセプトです。

チームで参加されるとより有益です!

〓【開催概要】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 ◆リスクに強いプロジェクトと組織を作る
  日時:2006年08月25日 10:00-18:00
  場所:ヴィラフォンテーヌコンファレンスセンター(東京・港区)
  講師:好川哲人(プロジェクトマネジメントオフィス)
  詳細・お申込 http://www.pmstyle.biz/smn/pmo_risk.htm
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