あなたはPMコンピテンシーを意識していますか?
今、現実にプロジェクトマネージャーをやっている人に、これからもプロジェクトマネージャーをやりたいですかと尋ねると、10人に6~7人はやりたいという返事が返ってきます。その理由として圧倒的に多いのが、「やりがい」です。
あまり意識している人はいませんが、ソフトウエア業・情報処理サービス業では、資本金3億円以下または従業員300人以下の企業を中小企業といいます。ですから、中小企業を経営するのに匹敵するようなプロジェクトマネジメントというのも決して珍しくないわけです。その意味でも、やりがいを感じるというのは納得できます。
好川の知人で、企業でプロジェクトマネジメントの修行を積んだ後に、親の跡をついで企業の経営をやり、あっという間に会社を数倍にした人を2名ほど知っています。彼らのやったことはプロジェクトマネジメントのやり方で企業を経営するということでした。このような事例を見ても、企業経営とプロジェクトマネジメントは通じるところがあることは明らかです。特に、ベンチャービジネスのように短時間で成否が決まってしまうような企業ではプロジェクトマネジメントは必須かもしれません。
さて、プロジェクトマネージャーとして成長していくには何が必要なのでしょうか?われわれは、
スキル(ハードスキル、ソフトスキル)
コンピテンシー
マインド
の3つの資質が必要だと考えています。
ハードスキルはいわゆる知識、ソフトスキルはヒューマンスキルや思考法です。コンピテンシーはスキルを持っている人が状況に応じてスキルを発揮することができる「行動力」です。そして、3つ目のマインドは、必ず、目的を達成するという「意志力」です。
このうち、ハードスキルについては、PMBOKなどの勉強をすれば身につけることができますが、それ以外はプロジェクトマネージャーとして活動していく中で経験により身につけたり、また、必要に応じた学習により身につけたりしていかなくてはなりません。
さらに、プロジェクトマネジメントに必要なマインドを身につけるためには、「ゆとり」を確保し、考える時間を持つことが不可欠です。
プロジェクトマネージャーとして成長していくには、プロジェクトマネージャーとしてやっていく覚悟を決め、その上で、継続的に上に述べたような行動力や意志力の向上に努めていかなくてはなりません。
それは長い道のりですので、まず、自分の中でゴールを決め、そのゴールにたどり着くためのマップをつくり、そして歩き出すことが必要です。
pmstyleでは、このようなニーズにお応えするセミナーを実施しています。それが、PMスタイル発見ワークショップとして行っている
です。
このセミナーでは最初に、弊社が開発し、多くの企業で適用されているPMコンピテンシーチェックとPMスキルチェックを受けていただきます。これを午前中にやっていただき、お昼休みの間に判定し、午後の最初にお返しします。
そして、自分の立ち位置を意識していただいた上で、上に述べた3つの要素についてポートフォリオを提示し、そのポートフォリオによって、自分の成長戦略を決めるという作業をしていただきます。
このセミナーはこれからプロジェクトマネージャーになろうという方にお奨めですが、4~5年、プロジェクトマネジメントを経験して、この辺でもう一度たな卸しをして、スケールアップを図ろうという方にもお奨めできます。同じセミナーの中で、初心者の方とは異なる知見が得られると思います。
このセミナーは弊社としても戦略的位置づけをしており、このセミナーを受けて、自身の育成計画を作っていただき、その後、弊社の提供するセミナーを受けて戴ければと思っています。このため、1日のセミナーで1万5千円(税別)という価格で提供しています。この価格で、コンピテンシーのチェックも含まれていますので、大変、お得なセミナーです。
どうぞ、お気軽にご受講ください。
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