【講座紹介】未来を実現するプログラムの構想と推進
PMstyleの好川哲人です。
プロジェクトという言葉はSI業界のように受注業務をやっている会社では受注業務の単位として使われますし、メーカーでは製品開発の単位として使われます。
いずれにしても現場のオペレーションの単位として使われていますが、本来はもっと広い意味の言葉で、
「企業活動や事業」
を指す言葉です。これを明確にするために、PMstyleでは今年度から、戦略に対する実行活動という意味で「プロジェクト・イニシアチブ」という言葉を使っています。
プロジェクト・イニシアチブとして具体的な形を考えていくと、上記のようなプロジェクトだけではなく、いわゆるプログラムと呼ばれる形態のプロジェクトが重要になってきます。
上記のようなプロジェクトでは「失敗」を許容しません。一つ一つのプロジェクトに、必達の目的や目標があり、何とかしてそれを実現することが求めらます。
し かし、事業を考えるとこのような対応は致命傷になることがあります。たとえばある新製品を投入しようとしているときに、技術的な問題が発覚し、予算もスケ ジュールも予定通りにはできなくなったとします。ここでとにかくやり遂げると考えると競合に遅れをとり、他の開発ができなくなり、事業の致命傷になること があります。
そこで判断しなくてはならないのは、そのまま進めて発売を遅らせるか、とりあえず、問題を迂回してつなぎの製品を発売するかといったことです。
ここで問題になるのは、その事業の目的で、どちらが目的に叶う判断かを考えた上で、意思決定をしなくてはなりません。
このように個々のプロジェクトを優先して考えるのではなく、あくまでも全体の目的を優先して個々のプロジェクトの在り方や進め方を決めるのがプログラムで、プロジェクト・イニシアチブでもっとも重要な存在です。
特に、イノベーションのように個々のプロジェクトが失敗する可能性が高い中で、未来に向けてどうしても新しいことをやらなくてはならない場合には、プログラムとして計画し、実行することが不可欠だといっても過言ではありません。
そこで、プロジェクトイニチアチブの中核スキルとなるプログラムについて学ぶセミナーを作りました。組織の未来づくりに関わっていらっしゃる方、イノベーションに関わっていらっしゃる方などのお奨めしたいセミナーです。
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆未来を実現するプログラムの構想と推進 ◆7PDU's
日時:2014年5月15日(木) 10:00-18:00(9:40受付開始)
場所:銀座ビジネスセンター(東京都中央区)
講師:好川哲人(エムアンドティ・コンサルティング)
詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/program_future.htm
主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
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【カリキュラム】
1.プログラムとは
2.プログラムを構想する(プログラムデザイン)
3.プログラムを推進する(プログラムガバナンス)
4.プログラムの成果をマネジメントする(ベネフィットのマネジメント)
5.関係者の調整をする(ステークホルダマネジメント)
6.一つ一つのプロジェクトを実行する(プロジェクトマネジメント)
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