PMstyle 2024年4月~7月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

カテゴリ

Powered by Six Apart

« 2011年1月 | メイン | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月18日 (金)

【PMstyle Kit No.3】プロジェクトをライフサイクルで管理する《一般》


【目的】プロジェクトを支配する構造を作り、活用する

【用途】マネジメントと組織のサポートを確立する

【効用】プロジェクトコントロールの強化、関連プロジェクトとの調整

=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+


◆プロジェクトライフサイクルの重要性

プロジェクトは上位組織から権限移譲され、実行されるが、上位組織の業務とまったく無関係ではない。というよりも、上位組織は業務を実行するために、プロジェクトを立ち上げて実施するわけで、プロジェクトは独立した活動であるという側面があると同時に、組織の行う業務の手段でもある。

組織の行う業務の手段として考えたときに、重要になってくるのがフェーズであり、ライフサイクルである。組織がプロジェクトをコントロールするためには、節目節目のタイミングでチェックをする必要があり、そのためにプロジェクトにフェーズを設ける。そして、フェーズを完了して、次のフェーズに移行する際にフェーズの成果物やプロジェクトの状況をチェックする。

そしてフェーズの集合をライフサイクルと呼ぶ。

フェーズはどのような小規模のプロジェクトでも組織のワークフローと整合させると必要になる。たとえば、プロジェクトの企画のフェーズと実行のフェーズが必ず存在する。大規模なプロジェクトであれば、フェーズは組織の管理に大きなメリットがあり、なくてはならないものである。

続きを読む »

【PMstyleセミナー】2011年3月開催予定

Pmstyle_color4 

Semiar_image 2011年3月のPMstyleは以下のセミナーの開催を予定しています。(:開催決定)

【3月】 

2(水)第8回スペシャルセミナー~アジャイルプロジェクトマネジメント(講師:平鍋健児氏)

3(木) プロジェクトリーダーのための意志決定力講座

4日(金) ワールドカフェ活用講座

10日(木) もしドラッカーがプロジェクトスポンサーだったら

11日(金)第5回PMstyleCafe(テーマ:仕事をワクワクする)

2011年2月 4日 (金)

【PMstyleセミナー】2011年2月~3月開催予定

Pmstyle_color4 

Semiar_image 2011年2月~3月のPMstyleは以下のセミナーの開催を予定しています。(:開催決定)

【2月】

16日(水)プロジェクトリーダーのための計画力講座

17日(木)もしドラッカーがプロジェクトマネジャーだったら

 

【3月】 

2(水)第8回スペシャルセミナー~アジャイルプロジェクトマネジメント(講師:平鍋健児氏)

3(木) プロジェクトリーダーのための意志決定力講座

4日(金) ワールドカフェ活用講座

10日(木) もしドラッカーがプロジェクトスポンサーだったら

11日(金)第5回PMstyleCafe(テーマ:仕事をワクワクする)

2011年2月 1日 (火)

【PMstyle Kit No.2】プロジェクトスポンサーとの正しいつきあい方《一般》

【目的】プロジェクトマネジメントを効果的にする

【用途】マネジメントと組織のサポートを確立する

【効用】プロジェクトの速やかな立ち上げ、リソースの確保、
    意志決定の促進など

=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+


◆プロジェクトスポンサーの責任

プロジェクトやプロジェクトマネジメントの成功のために、プロジェクトスポンサーの役割が欠かせなくなってきている。プロジェクトマネジャーはプロジェクトスポンサーとうまくつきあって行かなくてはならない。この記事では、プロジェクトマネジャーはプロジェクトスポンサーとどのようにつきあえばよいかを述べる。

プロジェクトスポンサーとうまくつきあいためには、まず、プロジェクトスポンサーの基本的な責任と役割を理解しておく必要がある。一般論として、プロジェクトスポンサーは、プロジェクトの全期間を通じて、少なくとも以下のようなレスポンシビリティ(実行責任)を持つ。

(1)プロジェクトの立ち上げ
・リソース提供の約束
・プロジェクトに対するデータの提供
・プロジェクトをスタートさせる

(2)プロジェクト計画のサポート
・ガイドの提供
・計画の検証

(3)プロジェクト実行のサポート
・意志決定
・問題解決

このようなレスポンシビリティが基本になるが、必ずしもすべてのプロジェクトスポンサーが責任を果たしているわけではない。この現実を加味して、以下、各アクティビティにおいてのプロジェクトスポンサーとのつきあい方を説明していこう。

続きを読む »