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    <title>コンセプチュアル・マネジメント: ＭＯＴ入門</title>
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    <updated>2012-04-02T15:24:13+09:00</updated>
    <subtitle>マネジメントの本質を考え、イノベーションやプロジェクトの効果的な方法を提案する、コンセプチュアルリーダーのためのメールマガジン</subtitle>
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        <title>【ＭＯＴ入門】第２回　プロジェクトと技術</title>
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        <published>2012-04-02T15:24:13+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:37:43+09:00</updated>
        <summary>◆技術マネジメントの前に 前回、技術には、製品技術、生産技術、システム化技術の３...</summary>
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            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ＭＯＴ入門" />
        
        
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<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><a class="asset-img-link" href="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0167648a38ac970b.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0167648a38ac970b-pi" style="float: left;"><img alt="Tech1" class="asset  asset-image at-xid-6a012876123792970c0167648a38ac970b" src="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0167648a38ac97_2.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0167648a38ac970b-120wi" style="margin: 0px 5px 5px 0px;" title="Tech1" /></a>◆技術マネジメントの前に<br /><br />前回、技術には、製品技術、生産技術、システム化技術の３つの種類があるという話をした。では、技術をマネジメントするというのはどういうことかを考えていきたい。一般的には、技術のマネジメントは組織的な議論であり、<br /><br />技術が関わる企業経営の創造的かつ戦略的改革マネジメント<br /><br />と定義される。つまり、技術を活用して経営を創造的なもの、戦略的なものに変えていくかが技術マネジメントなのだが、このような活動はプロジェクトを通じて行われる。そこで、この議論に入る前に、そもそも技術はプロジェクトに対して、どのような影響を持つのかについて考えておきたい。<br />
</p><br /><br />◆プロジェクトと技術（１）<br /><br />こんな状況を考えてみよう。ある技術を使って製品の開発をする。その技術を使うと、製品性能がよくなることが期待できるが、一方で、自社としては初めての試みで、技術の専門家はもちろんのこと、経験者もいない。このとき、プロジェクトマネジャー（スポンサー）はどのような判断をするだろうか？<br /><br />まず、ポイントになるのは、製品技術は品質（スコープ）にプラスの影響を与えるが、逆にコストとスケジュールに対してはマイナスの影響を当たることだ。つまり、新しい技術の採用によって製品の価値が増加する一方で、技術の取り扱いになれていない、組織の資産がない、スキルフルな人材が十分でないといった理由によって、コストにもスケジュールにも悪い影響を与えるケースが多い。<br /><br />現実的に考えると、これらの問題はリスクの問題として扱われる。製品性能の向上分に対して、リスクをとる価値があるかどうかがが評価される。もし、あるとなれば、リスクをとるかどうかを判断することになる。<br /><br /><br />◆プロジェクトと技術（２）<br /><br />もうひとつ、考えてみよう。ＩＴのプロジェクトの引き合いがあったが、見積もりベースでは、納期に間に合いそうにないし、コスト的にも危ないが、事業戦略的にはなんとか受注したい。そこで、兼ねてより検討していた開発ツールの導入を本格的に検討することになった。このとき、プロジェクトマネジャー（スポンサー）はどのような判断をするだろうか？<br /><br />これらは生産技術の問題である。生産技術の問題はほぼ、コストの問題に集約される。つまり、プロジェクトコストを生産技術に割り振ることによって、トータルのコストを抑えることができるかどうかがポイントになる。<br /><br />以上の議論に、技術の導入をプロジェクト単位で行うのかという違和感を感じられている人もいるだろう。あるいは、そのプロジェクトで導入したとしても、コストのすべてをそのプロジェクトで負うべきかという疑問を持たれている人もいると思う。この議論は、後で行う。<br /><br /><br />◆注目されるシステム化技術<br /><br />さて、製品技術や生産技術は以上のようにトレードオフを伴うことが多い中で、注目すべきはシステム化技術である。たとえば、今、少し調子が悪いが、任天堂の成功の秘訣は枯れている技術を組み合わせてうまく使うという話がある。あるいは、アップルがiPodをつくることができたのは日本の中小企業があったからという話があって、アップルの商品は時代の最先端をいくが、技術的には最新の技術ではなく、確立された技術をうまく組み合わせたり、小型化したりすることによって実現されている。<br /><br />このように製品の構成（アーキテクチャー）、ユーザインタフェース、あるいは、作り方までを含めて、商品をシステムアップする技術に投資するという選択もある。これがシステム化技術であるが、システム化技術は品質はもちろん、コストやスケジュールに対してマイナスの影響を与えないという特性がある。<br /><br />ＩＴプロジェクトでは、アナリストやアークテクトの存在に早くから焦点を当てているが、技術的にみたときに、システム化技術に重心を置いてプロジェクトの技術的な戦略を考える必要性はどんどん高まってきている。その背景にあるのが、上に述べた、システム化技術はＱＣＤＳによい影響を与える可能性が高いことである。<br /><br />また、システム化技術に着目することは、一製品や技術の範囲を超えて重要になってきている。たとえば、システム化技術の一つは、ビジネスモデルをつくる技術である。この点もいずれ、議論したい。<br /><br /><br />◆技術は組織で取り扱う<br /><br />さて、上に触れたように、技術コストをプロジェクトだけで見る必要があるのかという議論がある。例に挙げた製品技術の話をもう一度、考えてみよう。現実にはこういうケースが結構ある。理由は明確で、技術戦略がないからだ。技術戦略があれば、技術を中心にして製品ラインナップを構成していくことができる。従って、技術開発や導入のコストをプロジェクトに分配でき、プロジェクトコストを下げ、開発原価を低減できる。この点がもっと顕著なのが、生産技術である。<br /><br />このように考えると、プロジェクトで使う技術は本来、組織として獲得し、それをできるだけ水平展開し、プロジェクトにコスト的な負担を小さくしなくてはならない。その意味で、製品技術と生産技術については、プロジェクトで開発・導入する際には別枠のコストとして考えるべきである。<br /><br />そして、組織として如何に技術を取り扱うかというのが、技術マネジメントである。<br /><br />これに対して、システム化技術はプロジェクトがコストを負うべき技術である。プロジェクトにおける創造とはシステム化技術にかかっているといってもよい。言い換えると、プロジェクトの投資対効果は、システム化技術への投資で決まってくるといってもよい。<br /><br />たとえば、受注型のＩＴプロジェクトで制約条件が厳しくて困ったら、システム化技術の視点から問題解決の方法を探ってみるとよいだろう。<br /><br /><br /></div>
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        <title>【ＭＯＴ入門】第１回　技術とは</title>
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        <published>2012-03-13T13:51:39+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:37:43+09:00</updated>
        <summary>◆プロジェクトと技術 ど んなプロジェクトでも、プロジェクト（プログラム）の成功...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ＭＯＴ入門" />
        
        
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<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>◆プロジェクトと技術<br /><br /> <a href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0167600dd79897_3.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0167600dd798970b-popup" style="float: left;"> <a href="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0168e8baefe7970c.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0168e8baefe7970c-pi" style="float: left;"><img alt="Tech" class="asset  asset-image at-xid-6a012876123792970c0168e8baefe7970c" src="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0168e8baefe797_2.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0168e8baefe7970c-120wi" style="margin: 0px 5px 5px 0px;" title="Tech" /></a></a>ど んなプロジェクトでも、プロジェクト（プログラム）の成功要因には、ビジネスマネジメントの側面とプロジェクト（プログラム）マネジメントの側面がある。 技術を付加価値の源泉にしている、言い換えると、技術により稼いでいる企業においては、ビジネスの側面で圧倒的に重要なのは「技術」である。技術のマネジ メントが適正に行われない限り、適正な収益を実現しているとは言い難い。<br /><br />一方で、現場を見ると、プロジェクトにおいて技術に関する明確な方針がなく、過去の経緯や、プロジェクトメンバーの保有技術、あるいは技術的な流行だけで適用技術が決められていたりすることは珍しいことではない。<br /><br />本 来、技術の問題はプロジェクトや部門で考えるべき問題ではなく、事業部、あるいは全社レベルで考える問題であるが、現実にそのようなマネジメントを行って いる企業は少ない。その中で、現実的な対応をするためにはプロジェクトリーダーは技術マネジメントに関する見識を持ち、プロジェクトマネジメント、あるい は組織的プロジェクトのマネジメントの一環として実践していくことが大切である。<br /><br />具体的な実践の場は、プロジェクトのシナリオ作成が考えられる。プロジェクトシナリオを作る際にシナリオの中に技術要素を入れ込み、プロジェクトの技術的方向性に対して組織としてのコンセンサスを作っていくことが望ましい。<br />
</p><p><img alt="" src="http://static.typepad.com/.shared:v20120308.04-0-g2d264d0:typepad-jp:ja_jp/js/tinymce/plugins/pagebreak/img/trans.gif" /> <br />◆技術とはなにか<br /><br />そこで、本連載では、プロジェクトリーダーが持つべき、技術マネジメントの知識について一通り基本を解説する。まず、初回は技術とは何かについて説明したい。<br /><br />辞書を引くと<br /><br />技術とは社会の各分野において目的を達成するために用いられる体系化された手段・手法<br /><br />という説明がされている。技術という概念は工学（エンジニアリング）に限られたものではなく、たとえば、会計にも技術があるし、人事にも技術はある。企業で行われている活動の大半は技術に基づき行われているといっても過言ではない。<br /><br />ただし、技術マネジメントの対象になり得るのは、経営活動の中で「付加価値」を生み出す技術である。それは一般的に考えれば、エンジニアリングの技術ということになる。この連載で、技術という言葉を使う場合には、これがスコープになる。<br /><br />言 葉の問題でもう一つ明確にしておくべきは、技術というのはスキルとは別の概念である。よく「あの人は技術がある」といった言い方をする。スキルを持ってい るという意味だが、これは技術を使いこなす能力を持っていることを意味している。この連載の中では、これは技術とは呼ばず、「技能」と呼ぶことにする。<br /><br /><br />◆３つの技術<br /><br />技術とビジネスの関係を考えた場合に、技術は２つに分けることができる。商品やサービスを構成するために不可欠な技術と、商品やサービスを生産（提供）するために必要な技術である。前者は製品技術、後者は生産技術と呼ばれる。<br /><br />こ の区分については、いくつか注意をしておくべき点がある。まず、一つは製品技術と生産技術は厳密に分かれるとは限らないことだ。新規技術を適用した製品開 発をして量産をし、販売をするというビジネスモデルの場合には、製品技術と生産技術はかなり厳密に区別できる。ところが、建設やＩＴやエンジニアリングの ように受注生産を行う場合には、製品技術と生産技術の依存関係が強い。たとえば、建築物でメンテナンスのために新しい制動方式を採用した屋上クレーンを設 置したが、そのクレーンは建築中にも使うとする。このクレーンは製品技術なのか、生産技術なのかはっきりしない。あるいは、情報システムで、ユーザがカス タマイズするために、インタラクティブにＵＩを構築するツールを準備し、開発中もこのツールを使って開発を行った。これも同様である。<br /><br />この議論は技術戦略の策定に影響を与えるので、覚えておいてほしい。<br /><br />２ 点目は、上で技術という言葉を限定すると述べたが、受注生産の生産技術には、必ずしもこの範囲ではないものがある。たとえば、生産性の向上を目的とした生 産技術の中で、チームビルディングの技術は極めて重要な技術である。あるいは、人事の技術で評価技術についても同じことがいえる。この連載は基本を解説す るというスタンスなのでこのあたりにはあまり立ち入らないが、技術にはそういうものもあることと覚えておいてほしい。もう少し、広くいえば、マネジメント 技術は生産技術の一種であるということだ。<br /><br />３点目。これがもっとも重要であるが、製品技術と生産技術とは別にこれらを統合した技術を考え る必要がある状況が増えている。たとえば、複数の商品やシステムを組み合わせて、一つの商品として提供する。この場合、組み合わせること自体が極めて重要 な技術である。たとえば、アークテクチャーの設計技術や、アラインメントの技術などだ。このような技術をこの連載では、「システム化技術」と呼ぶことにす る。そして、これを製品技術、生産技術と並ぶ第三の技術として取り扱う。</p></div>
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