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    <title>コンセプチュアル・マネジメント: アジャイルプロジェクトマネジメント</title>
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    <updated>2013-01-08T15:18:36+09:00</updated>
    <subtitle>マネジメントの本質を考え、イノベーションやプロジェクトの効果的な方法を提案する、コンセプチュアルリーダーのためのメールマガジン</subtitle>
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        <title>アジャイルプロジェクトマネジメント入門（４）～アジャイルプロジェクトマネジメントのフレームワーク</title>
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        <published>2013-01-08T15:18:36+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:37:39+09:00</updated>
        <summary>◆ＡＰＭのフレームワークと価値 ジムハイスミスが提案しているＡＰＭには、価値、原...</summary>
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            <name>好川哲人</name>
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        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="アジャイルプロジェクトマネジメント" />
        
        
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<p>
<a class="asset-img-link" href="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c017d3f9d35f9970c.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c017d3f9d35f9970c-pi" style="float: right;"><img alt="Agile2" class="asset  asset-image at-xid-6a012876123792970c017d3f9d35f9970c" src="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c017d3f9d35f997_2.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c017d3f9d35f9970c-120wi" style="margin: 0px 0px 5px 5px;" title="Agile2" /></a>◆ＡＰＭのフレームワークと価値</p>
<p>ジムハイスミスが提案しているＡＰＭには、価値、原則、プロセス、プラクティスからなるフレームワークがある。<br /><br />価値は前回説明したように、<br /><br />（１）コミュニケーション＞プロセス<br />（２）プロダクト＞ドキュメント<br />（３）変化への対応＞計画<br />（４）市場や顧客との対話＞要求分析・市場調査<br />（５）自律＞統制<br /><br />といったものだ。</p>
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        <title>アジャイルプロジェクトマネジメント入門（３）～アジャイルマインド：アジャイルの価値観</title>
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        <published>2011-11-22T12:09:17+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:37:44+09:00</updated>
        <summary>アジャイルには独特の価値観がある。従来のプロジェクトマネジメントとの対立軸を上げ...</summary>
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            <name>好川哲人</name>
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<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><a href="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0162fcb739be970d.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0162fcb739be970d-pi" style="float: right;"><img alt="Agile2" class="asset  asset-image at-xid-6a012876123792970c0162fcb739be970d" src="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c0162fcb739be97_2.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c0162fcb739be970d-120wi" style="margin: 0px 0px 5px 5px;" title="Agile2" /></a>アジャイルには独特の価値観がある。従来のプロジェクトマネジメントとの対立軸を上げてみよう。右が従来の価値観であり、左がそれに対応するアジャイルの価値感だ。<br /><br />（１）コミュニケーション＞プロセス<br />（２）プロダクト＞ドキュメント<br />（３）変化への対応＞計画<br />（４）市場や顧客との対話＞要求分析・市場調査<br />（５）自律＞統制</p>
<p><br />━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br /> 「アジャイルプロジェクトマネジメント入門【ＰＭＡＪ共催】」<br /> <a href="http://www.pmstyle.biz/smn/conceptual.htm" target="_blank"></a><a href="http://www.pmstyle.biz/smn/pm_agile.htm" target="_blank">http://www.pmstyle.biz/smn/pm_agile.htm</a><br /> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━</p><br />◆コミュニケーション＞プロセス<br /><br />従来のプロジェクトマネジメントは、特定の業務プロセスや開発プロセスがプロジェクトの遂行プロセスとして存在していることを前提にしている。多くの場合、プロセスは開発標準や業務標準として組織として決まっており、それを遵守することが大切だと考える。<br /><br />これに対して、アジャイルではプロセスの存在を前提としない。したがって、プロジェクトプロセスの多くは、コミュニケーションによって組み立てられる。もっと正確にいえば、コミュニケーションを取りながら行った活動が結果としてプロジェクトプロセスになるというべきかもしれない。<br /><br /><br />◆プロダクト＞ドキュメント<br /><br />二つ目はプロダクト重視である。従来のプロジェクトマネジメントでは設計書や検査報告書などのドキュメントの作成を重視してきた。基本的に進捗管理の対象はドキュメントであった。<br /><br />これに対して、アジャイルではプロダクトを重視する。モノやソフトウエアの挙動を見ながらプロジェクトを進めていく。ただし、これはドキュメントを否定するということではないことに注意する必要がある。あくまでもプロジェクトの話であって、プロジェクトの成果を活用する場面ではドキュメントが重要であることが多いからだ。<br /><br /><br />◆変化への対応＞計画<br /><br />従来のプロジェクトマネジメントは計画・命である。変化も想定し、変化への対応も計画しようとする。<br /><br />これには、前提がある。従来のプロジェクトマネジメントの前提は、プロジェクトには曖昧さがあるが不確実性はないというものだ。これは段階的詳細化の前提でもあり、プロジェクトの経過とともに、曖昧さはなくなると考える。<br /><br />これに対して、アジャイルの前提は不確実さがあることだ。<br /><br />ここで、不確実さと曖昧さの違いを説明しておく。たとえば、商品開発のプロジェクトで競合の動きがよく分からないとする。このとき、対抗商品を開発していることは確実だが、その仕様やリリース時期、販売価格などはよく分からないというケースがある。これによって、自社の開発計画も決め切れない場合がある。これは曖昧さである。この場合、マイルストーンを決め、その中で競合の動きを見ながら調整していくという方法を取ることが多い。<br /><br />これに対して、競合企業が対抗商品を開発しているかどうかも分からないケースがある。この場合、競合の動きを気にしても始まらない。まずは、自社の目的、展開を明確にし、それを粛々とやっていく。<br /><br />その上で、競合に動きがあれば、リリース時期、仕様などの自分たちの計画も柔軟に変える。これがアジャイルの考え方である。<br /><br /><br />◆市場や顧客との対話＞市場調査・要求分析<br /><br />計画の問題にかかわってくるが、従来のプロジェクトマネジメントでは、要求を事前に知ることを重視する。そのために、丹念な市場調査を行ったり、丁寧に要求分析を行ったりする。これらの局面において、市場や顧客との対話を行うことがあるが、いったん、市場ニーズや顧客要求を確定してしまうと、そののちに、対話を行うことはない。むしろ、目を瞑り、耳をふさぎながら、初期のニーズや要求の実現に邁進する。<br /><br />これに対して、アジャイルでは初期の対話より、その後の対話を重視する。市場ニーズや要求は、プロジェクトの中で、市場や顧客とのかかわりの中で生まれてくるという考え方をする。このように考えると、初期のニーズや要求はあまり重要ではなく、むしろ、そのあとの対話こそが重要になる。<br /><br /><br />◆自律＞統制<br /><br />以上のような価値観を実現していこうとすると、結局、この問題行き着く。自律か、統制かという問題だ。<br /><br />従来のプロジェクトマネジメントは統制を基本としている。ここで、勘違いしてはならないのは、統制とは何かということだ。<br /><br />自動車の生産方式の歴史の中で、ボルボがワークショップ方式というのを取り入れたことがある。従来はラインに工員が並び、自分の担当部品の取り付けをするというライン方式だった。この方法を変更し、流れてくる自動車を数人のメンバーから構成されるワークショップに取り込み、その中では決められた複数の部品を自由な担当、自由なペースで組み立てられるようにしたものだ。<br /><br />ボルボ方式は品質の問題で廃れていったが、ここで考えてみたいのは、ボルボ方式は、自律か、統制かという問題である。<br /><br />プロジェクトにおける統制とは、ボルボ方式よりもう少し、自由度が高いものである。ワークパッケージがワークショップに対応している。<br /><br />では、自律とは何かという問題になる。自律とは、読んで字のごとく、ルールそのものを決めることである。この違いの多くの部分は（１）のプロセスかコミュニケーションかという問題に帰着する。<br /><br />ワークショップ方式が統制であり得るのは、自動車の組み立てプロセスが決まっているからだ。プロジェクトのワークパッケージもまったく同じだ。プロセスを決めることによって、パークパッケージを任せても統制できる。ほとんど、意思決定の要素はないのだ。<br /><br />ところが、プロセスを決めずにコミュニケーションでものを作り上げていくとすれば、そうはいかない。すべてが意思決定であり、自律していなければ、そのような仕事の仕方をすることは不可能である。<br /><br />もちろん、それは提供者側の論理で行われるものではない。顧客側の要求で行われるものだということを認識しておかなくてはならない。
<p>&#0160;</p>
<p>&#0160;</p></div>
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        <title>アジャイルプロジェクトマネジメント入門（２）～アジャイルの前提</title>
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        <published>2011-07-01T14:28:46+09:00</published>
        <updated>2013-03-01T18:21:36+09:00</updated>
        <summary>◆アジャイルの前提 アジャイルプロジェクトマネジメントには、原則や価値があるが、...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
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        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="アジャイルプロジェクトマネジメント" />
        
        
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>◆アジャイルの前提</p>
<p>アジャイルプロジェクトマネジメントには、原則や価値があるが、それ以前に「前提」がある。この前提は、アジャイルプロジェクトマネジメントの手法に関わらず、つまり、ジムハイスミスのＡＰＭであって、ＳＣＲＵＭであっても同じように成り立つ。その多くは、精神的なものであり、アジャイルマインドと呼ぶことにしよう。</p>
<p>アジャイルマインドがもっとも象徴的なのは、リスクに対する態度（スタンス）である。プロジェクトマネジメントにとってリスクは敵である。そして、組織を上げて、徹底的にリスクと戦うのはプロジェクトマネジメントだといっても過言ではない。</p>
<p>アジャイルでは、リスクに対してどのような態度をとるのか？「戦わない」という態度である。もし、手元に今取り組んでいるプロジェクトのリスクリストがあれば、取り出して眺めてみてほしい。プロジェクトのタイプにもよるが、ＩＴのようなプロダクション（生産）型のプロジェクトだと、リスクの７～８割は上位組織、顧客、社内関係部門、プロジェクトメンバー、ベンダーなどのステークホルダとの利害関係がリスクの源泉になっているのではないかと思う。</p><p>◆透明性を確保し、リスクと戦わない</p>
<p>なぜ、リスクが起こるのかというと、壁があり、壁によってリスク関係の対立が発生するからだ。この壁の正体は、取引契約であったり、立場の違いだったりするので、そう単純な話ではないが、壁がなくなればリスクの多くは消えることになる。</p>
<p>では壁を取り除くにはどうすればよいか。透明性の確保である。誤解のないようにしてほしいが、これはすべてをオープンにするという意味ではない。取引である以上、Ｗｉｎ－Ｗｉｎの関係であっても、完全にオープンになることはない。むしろ、すべてのステークホルダが納得する場を作るというイメージに違い。</p>
<p>たとえば、ＩＴベンダーが顧客からのプロジェクトを行う場合に、リスクをどこまで共有するかが問題になる。この問題に対して、圧倒的に多いのは、出せるものと出せないものがあるという態度である。福島原発事故の初期対応で、政府や東電が情報隠ぺいをしたのはけしからんという人でも隠すべきだという。</p>
<p><br />◆オープンマインド</p>
<p>オープンであるときに、リスクは一切、隠すべきではない。ここでも誤解がないように言っておくがリスクを隠さないというのは、隠すべきことがあってはならないという意味である。最低限でも、オープンにすることによって露見した問題が確実に改善されなくてはならない。オープンマインドというのはそういうことだ。</p>
<p>このような態度をとれば、基本的にリスクはすべて共有できるし、そもそも、ほとんどはリスクにならない。たとえば、ＩＴプロジェクトで顧客が仕様追加を要求する。なぜ、この問題が多くのプロジェクトで深刻なリスクになっているかというと、顧客側の要求が不透明だからだ。その要求を行う理由についてそれなりの情報は開示されることが多いが、<br />全体像をきちんと説明されることはまずないので、トレードオフが見えない。つまり、要求にこたえるという結論ありきで、せいぜい、予算面で抵抗するくらいしかベンダーはなすすべがない。これは不透明性ゆえである。</p>
<p>透明性を確保できれば、この問題は消える。ただし、上のリスクの例でもわかるように、お互いの透明性の確保のために必要になるコストは大きい。おまけに、日本組織や、日本人が嫌う類のコストである。</p>
<p><br />◆ポジティブマインドを持つ</p>
<p>さて、アジャイルにはオープンマインドを並んで、もう一つ重要な前提がある。それは、ポジティブ思考である。上に述べた顧客の問題もそうだし、もっと顕著なのはチームの問題であるが、「信頼している」ことを前提にしている。</p>
<p>ところが、顧客にしろ、チームにしろ、実績があれば信頼できる。しかし、実績がない状況で信頼できないとアジャイルにはならない。別の言い方をすれば、走りながら信頼関係を作っていかないとアジャイルはできない。これが難しい。このためには、メンバーが何とかしてくれるだろう、顧客も同じ方向を向いて協力してくれるだろうといった、ポジティブな思考をする必要がある。これができないと、とてもではないが、アジャイルのような方法論は受け入れられないだろう。</p>
<p>信頼関係が実績ベースでしかできない根底にあるのは、失敗への恐怖である。詰まるところ、アジャイルにプロジェクトを進めていこうとすれば、失敗を覚悟で成功を勝ち取るという発想が必要だ。いわゆる「リスク」を取るという感覚ではない。リスクがあることを承知で、リスクを解消していくという発想だ。</p>
<p>たとえば、メンバーのスキルが十分ではないと感じている。このときに、できることをやらせて、育てることは難しい。できることをやらせていたのでは育たない。メンバーがプロジェクトの過程で育っていくことを前提に任せていく。プロジェクトだから、失敗もできない。ここで天秤にかけると、今回は任せられないという答えになる。</p>
<p>そうではなくて、今のスキルでは不十分だが、求めているスキルを持つように育つだろうと信じることが重要である。もちろん、そのためのサポートも必要だ。</p>
<p>つまり、ポジティブマインドを持って、最初の一歩を踏み出すことが重要なのだ。</p>
<p>&#0160;</p></div>
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        <title>アジャイルプロジェクトマネジメント入門（１）～開発マネジメントとプロジェクトマネジメント</title>
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        <published>2011-06-18T00:44:24+09:00</published>
        <updated>2013-03-07T21:06:22+09:00</updated>
        <summary>◆開発マネジメントからプロジェクトマネジメントへ １９９０年代後半から２０００年...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="アジャイルプロジェクトマネジメント" />
        
        
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>◆開発マネジメントからプロジェクトマネジメントへ</p>
<p>１９９０年代後半から２０００年代前半にかけて、ウォーターフォール型の開発マネジメントがプロジェクトマネジメントに発展したように、２０００年代後半から、２０１０年代前半にかけて、アジャイル型の開発マネジメントはアジャイルプロジェクトマネジメントに発展していくだろう。アジャイルプロジェクトマネジメントは、今、やっとドミナントデザインが確立されたような時期で、いくつかの方法の代表的な方法が考案されている。</p>
<p>開発マネジメントがプロジェクトマネジメントに進化をした理由は、「戦略価値」の追求と安定性である。より、戦略に貢献できる成果を、より安定的に生み出すためには、開発マネジメントだけでは不十分だった。</p>
<p>なぜ、不安定になってきたのだろうか。理由は戦略の高度化によって、戦略実行のプロジェクトが大規模化、複雑化したためである。このため、開発は安定したスケジュールでできなくなってきた。それに伴って、品質が不安定になり、結果としてコストが暴れるという現象が起こるようになってきた。</p>
<p>そこで、プロジェクトマネジメントによって安定したスケジュールを取り戻し、品質を安定させ、コストを予算内に収めようとした。そのためのヒーローは、リスクマネジメントと、コミュニケーションマネジメント、および、統合変更管理（統合マネジメント）である。</p><br />◆アジャイルの構図
<p>アジャイルにも同じような構図がある。アジャイル開発がアジャイルプロジェクトマネジメントに進化すると思われる理由は、「顧客価値」の追求と安定性である。戦略価値の追求と、顧客価値の追求の違いが、プロジェクトマネジメントとアジャイルプロジェクトマネジメントの違いだといってもよい。一方で、安定性を求める点では、同じだ。</p>
<p>アジャイル開発が不安定になってきた理由は、顧客価値の高度化を背景にした顧客要求の複雑化したことだ。結果として、アジャイルにも、構造的・体系的に開発を進めていく必要が生じた。実は、この道は、ラピッドプロトタイピングが通ってきた道でもあった。違う点は、プロトタイピングは開発手法を複雑性に対応しようとした。しかし、アジャイル開発にプロジェクト管理の要素を取り入れればよいと考えた。そして、アジャイル開発に「バリュードリブン」と「ライフサイクル」を導入した。これがアジャイルプロジェクトマネジメントである。</p>
<p>このように考えてみると、アジャイルプロジェクトマネジメントに対するニーズは２つある。一つは、アジャイル開発を「安定化」させることである。もう一つは、（戦略的）プロジェクトマネジメントを顧客中心に変化させることである。</p>
<p>この連載で議論したいのは、主に後者の視点であるが、必要に応じて前者の視点からも議論をする。</p>
<p><br />◆アジャイルはリードタイム短縮とイコールではない</p>
<p>イントロダクションの最後に、アジャイルという言葉の意味に触れておきたい。よく知られているように、アジャイルは「機敏な」、「すばやい」という意味の英語である。この言葉と、ラピッドやスピーディーという言葉は異なることに注意をしておいてほしい。アジャイルは機敏であることであって、迅速ではない。つまり、アジャイルプロジェクトマネジメントは必ずしも、プロジェクトのリードタイムを短縮することは目的としないことだ。</p>
<p>アジャイルが議論される中で、短納期化という効果が言われることが多い。しかし、これは、納期そのものが短くなることではなく、延期と投機の議論である。アジャイルは基本的には延期のプロジェクトマネジメントである。</p>
<p>そして、延期戦略をとることによって、結果として納期が短くなることは珍しいことではない。この議論はこの連載の中で別途したいと思っているが、今のところは、こちらの記事を参考にしておいてほしい。</p>
<p>プロジェクトの補助線「<a href="http://mat.lekumo.biz/ppf/2007/06/post_6a3f.html" target="_blank">延期戦略のプロジェクトマネジメント</a>」</p>
<p>第１４８回（2007.06.19）　「<a href="http://pmstyle.jp/honpo/note/note148.htm" target="_blank">プロジェクトにおける延期と投機</a>」</p>
<p>&#0160;</p>
<p><br />&#0160;</p></div>
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