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    <title>PMstyleプロデュース: 生産性</title>
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    <updated>2018-03-13T14:29:00+09:00</updated>
    <subtitle>PMstyleプロデューサーの好川哲人が、「Management 3.0」について語ります。</subtitle>
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        <title>【ＰＭスタイル考】第１３２話：生産性と効率性</title>
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        <published>2018-03-13T14:29:00+09:00</published>
        <updated>2019-11-22T14:33:18+09:00</updated>
        <summary>バックナンバー　http://mat.lekumo.biz/pmstyle/ca...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
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        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ＰＭスタイル考" />
        
        
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<p><span style="font-size: medium;"><strong>◆生産性と効率性</strong></span></p>
<p>プロジェクトにおいても生産性向上を課題にするような話をよく耳にするようになった。ところが、プロジェクトマネジャーと話をしていると、意外と生産性とは何かということが理解されていないと感じることが多い。</p>
<p>特に多いのが、生産性と効率性の区別のついていないケースだ。実はこの違いは、プロジェクトマネジメントにとっては本質的なものである。そこで、まず、効率性と生産性の違いについて明確にしておこう。</p>
<p>効率性はある作業の労力や時間、資源をどれだけ小さくすることができるかを示す指標だ。例えば、１日に何個の商品を作れるか、プロジェクトで１日にどれだけの（作業）成果物を作れるかは効率性である。</p>
<p>これに対して、生産性は、使える資源をすべて総合的に使って、どれだけ新しい価値を生み出せるかを表わす指標である。ここで価値というのは、プロジェクトの成果物とは限らないことに注意してほしい。プロジェクトにおいて作られた成果物がどれだけプロジェクトの目的に役立つかが価値である。プロジェクトの最終的な成果だといってもよい。</p><p><span style="font-size: medium;"><strong>◆ちょっと脱線、、、価値と利益</strong></span></p>
<p>話がそれるが、付加価値は価値の一つであり、利益はまた別ものである。</p>
<p>付加価値は、売上げから社外への支払いを除いたもので、その中に利益が含まれている。利益以外に、給与や税金、金利などから構成されている。従って、売上げが変わらなくても、給与を下げれば利益は大きくなるが、付加価値は変わらない。今、日本企業の景気がいいのは売上げは伸びない中で賃金を圧縮している故である企業も少なくない。</p>
<p>付加価値を高めるには、市場を大きくし、売上げを大きくする方法が一般的だ。別の方法として、提供する価値そのものを拡大するという方法がある。簡単にいえば、製品やサービスの機能を上げ、販売価格を高くし、売上げを拡大するということだ。</p>
<p>この点も理解しておいてほしい。</p>
<p><br /><span style="font-size: medium;"><strong>◆売れなければ生産性は上がらない</strong></span></p>
<p>話をもとに戻すが、生産性と効率性は上記のようなものであるので、売れようが売れまいが、効率よく成果物を作れば効率性は上がる。しかし、売れなければ生産性は上がらない。極論すれば、不良品をどんどん作っていても効率性は上がることがあるが、生産性は上がらない。生産性がないものを無駄と呼ぶ。</p>
<p>ここで、誤解しやすいのは誰の価値かという問題だ。例えば、顧客のためにシステムを構築するビジネスでよく起こっていることで、プロジェクトの制約条件を満たすために価値を減らしているケースがある。効率性のためには有効なアプローチだ。そして、提供者にとっては価値が生まれる。</p>
<p>しかし、顧客にとっては価値がないことだ。従って、新しい注文は取れないだろう（論理的には）。</p>
<p>システムに限らず、製品開発においても同様に提供者側の手間の削減のために、自分たちの価値で生産性を考えていることは少なくない。これが売れない製品を生み出している。</p>
<p>プロジェクトスポンサーや組織マネジャーにはこの違いを理解せず、生産性を上げるために、効率性を上げること、代表的にはコストを削減することを求めるだけの人がいるが、後で述べるようにこれは間違いだ。</p>
<p><br /><span style="font-size: medium;"><strong>◆生産性を上げるには</strong></span></p>
<p>では、どのようにプロジェクトで効率性や生産性を向上していけばいいのだろうか。</p>
<p>効率性についてはそんなに難しくない。作業計画で無駄をなくすような計画を作り、進捗管理を厳しくすればよい。これについてはかなりできているように思う。</p>
<p>問題は生産性を向上させる方法だが、これは価値創造の議論が絡んでくるので、少しややこしい。一言でいえば、プロジェクトの付加価値を向上させるための目的の設定、目標設定が問題になる。</p>
<p>にもかかわらず、ここにコストを絡めて、コストダウンをして、利益率を上げると十分だと考えている人が少なくないのだ。</p>
<p><br /><span style="font-size: medium;"><strong>◆生産性を上げるのはプロジェクトスポンサーの仕事</strong></span></p>
<p>本来、この価値をデザインするのはプロジェクトスポンサーの仕事である。</p>
<p>にも拘わらず、プロジェクトスポンサーがプロジェクトマネジャーに丸投げしているケースが実に多い。すると、プロジェクトマネジャーは効率性に責任を持たなくてはならないので、失敗しないような価値のデザインしかせず、イノベーションも起こらなけば、生産性も向上しないというプロジェクトを実施することになる。</p>
<p>これを防ぐためには、プロジェクト計画と作業計画を明確に分け、プロジェクト計画（企画）にもっと時間をかけるべきである。</p>
<p>言い換えると、プロジェクトの生産性を向上させるためには、コンセプト構想力のようなコンセプチュアルスキルが必須であるといえる。</p>
<p></p></div>
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        <title>【働き方を変え、生産性を向上させる：３】～コミュニケーションスキルと組織文化</title>
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        <published>2017-07-13T15:00:40+09:00</published>
        <updated>2017-07-13T15:12:25+09:00</updated>
        <summary>バックナンバー　http://mat.lekumo.biz/pmstyle/pr...</summary>
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            <name>好川哲人</name>
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        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="生産性" />
        
        
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<p></p>
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<p>◆生産性を向上する２つのアプローチ</p>
<p>生産性を向上するには</p>
<p>・コストを削減する<br />・付加価値を向上する</p>
<p>の２つのアプローチがあります。伊賀泰代さんが著書「生産性」の中で指摘しているように日本では生産性向上のアプローチとして後者のアプローチはほとんど用いられていませんので、一般的なイメージとしてはコスト削減、つまり、「効率化」の方が圧倒的に強く、そのための重要な要素の一つがコミュニケーションだと考えられています。</p>
<p>プロジェクトマネジメントにコミュニケーションマネジメントという概念がありますが、効率化のためのコミュニケーションはほぼこれで足ります。簡単にいえば、コミュニケーション（情報共有や伝達）が必要な場合を事前に洗い出し、どのようなスタイルでコミュニケーションするかを計画しておき、その計画に乗っ取って、コミュニケーションを実践するという方法です。コミュニケーションのルール決めですね。</p>
<p>&nbsp;</p><p></p>
<p>◆付加価値を向上させるコミュニケーションとは</p>
<p>しかし、生産性に対しては付加価値の向上も手段となりうるわけで、そのためには「創造性」を高めることが重要になります。つまり、コミュニケーションのあり方は効率化とともに、創造性を高めるためにどうあるべきかを考える必要があります。</p>
<p>しかし、コミュニケーションマネジメントのような方法では創造性の向上には十分ではありません。では、創造性の向上にはどのようなコミュニケーションの方法が求められるのでしょう？</p>
<p>この議論はマネジメントとリーダーシップはどう違うのかという議論に通じるものがあります。マネジメントはマネジャーが行います。目的は現在のシステムを機能させ続けることで、そのために複雑さに対処する活動を行います。</p>
<p>これに対してリーダーシップは、現在のシステムをよりよくすることを目的とし、そのために変革を推し進める活動を行います。</p>
<p>つまり、コストを削減し生産性を向上することはマネジメントのアプローチであり、創造性を向上し付加価値を増やすことによって生産性を向することはリーダーシップのアプローチだといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆自発的なコミュニケーションのために必要なこと</p>
<p>そのように考えると、コミュニケーションのあり方として最も重要なことは、自発性です。</p>
<p>自発的にコミュニケーションの必要性を判断し、プル、プッシュのいずれの方向のコミュニケーションを行っていくスキルが必要になります。そして、そのようなコミュニケーションをとるには、いわゆるコミュニケーションのスキル以外に、</p>
<p>・自らの意思で業務に関わっていくこと<br />・全体を見て、自分の立ち位置を把握すること</p>
<p>２つが不可欠です。前者は第１回で述べた全員によるリーダーシップですし、後者は第２回で述べたコンセプチュアルスキルに他なりません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆コミュニケーションのインフラストラクチャー</p>
<p>ただ、コミュニケーションにおいてはもう一つ、重要なポイントがあります。</p>
<p>それは、個々のスキルやリーダーシップに加えてインフラストラクチャーがあることです。たとえば、顧客対応においてコミュニケーションを満足にしようとすると、顧客の情報を共有している以外に。どのような顧客にはどのように対応するということがある程度、ルール化されていることが重要です。</p>
<p>このような行動の源泉になるルールは明文化することが難しいものも多く、規則やコミュニケーションの問題というよりは組織文化の問題で、組織文化として共有されていることが重要です。そもそもをいえば、第１回で述べたようなリーダーシップの取り方についても組織文化として共有できて初めて実現できるものだといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆組織文化とコンセプチュアルスキル</p>
<p>組織文化をうまく機能させるためにもコンセプチュアルスキルが重要です。組織文化は文化である限り、かなり抽象度が高いものです。例えば、個々人ができる限りリーダーシップをとるという文化を定着させようとすれば、人によってできる範囲も自発性も違うので具体的にこういう場合はこうしなさいというルールにすることはできません。</p>
<p>そこで、できる限りのリーダーシップという概念をそれぞれの人が自分なりに解釈し、具体的な行動に落としていく必要があります。さらにそれだけではなく、他の人が行っている行動を観察し、自分の活動の中の行動に応用していくことも必要です。そのためには、他の人の具体的な行動を一旦抽象化し、さらに自分の活動の中では具体的にどういう行動になるのかを考えることが必須です。</p>
<p>これは一種の組織学習ですが、これから分かりますようにそこでは、コンセプチュアルスキルが不可欠なのです。この問題については、次回以降に改めて説明したいと思います。</p>
<p>さて、このようにコミュニケーションを生産性を高めるように行うには、リーダーシップやコンセプチュアルスキルといった個々人の資質とともに、そのインフラストラクチャーとなる組織文化が必要だといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆参考文献</p>
<p>伊賀 泰代「<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478101574/opc-22/ref=nosim" target="_blank" rel="noopener noreferrer">生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの</a>」、ダイヤモンド社（2016）<br /><br /></p>
<p>&nbsp;</p></div>
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        <title>【働き方を変え、生産性を向上させる：２】コンセプチュアルスキル</title>
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        <published>2017-06-16T16:04:20+09:00</published>
        <updated>2017-06-16T16:04:20+09:00</updated>
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        <author>
            <name>好川哲人</name>
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<p><a href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2017/06/16/conceptual2.jpg" onclick="window.open( this.href, '_blank', 'width=500,height=330,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0' ); return false"><img class="asset  asset-image at-xid-photo-54985281" style="width: 200px; float: right; margin: 0px 0px 5px 5px;" alt="Conceptual2" title="Conceptual2" src="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/images/2017/06/16/conceptual2.jpg" /></a></p>
<p>◆マネジメントとコンセプチュアルスキル</p>
<p>第１回はリーダーシップの問題を取り上げましたが、日本人がチーム全員がリーダーシップをとるのが苦手な一つの理由はコンセプチュアルスキルが低いことにあるのではないかと思われます。第２回はこのような観点から、コンセプチュアルスキルについて考えてみます。</p>
<p>コンセプチュアルスキルというと上級管理職に必要なスキルだと考えられていますが、これはちょっと要注意です。ロバーツ・カッツがコンセプチュアルスキルを提唱したのは１９５０年前後ですが、実はピーター・ドラッカーによりマネジメントの概念が提唱される前なのです。</p>
<p>ドラッカーのマネジメントは、管理、リーダーシップ、経営を統合したものです。これに対してカッツが示したコンセプチュアルスキルは、管理や経営に個別に必要なスキルでした。もちろん、ドラッカーのいうマネジメントにコンセプチュアルスキルは不可欠です。というよりは、コンセプチュアルスキルがマネジメントを創るといってもよいかもしれません。</p><p></p>
<p>◆知識労働とコンセプチュアルスキル</p>
<p>さらに重要なことは、その後、ドラッカーの指摘した知識労働者（ナレッジワーカー）の時代になっていることです。そして、２１世紀に飛躍する企業の条件として、知識労働とサービス労働の生産性の飛躍を上げています。</p>
<p>その理由としているのが、もはや製造業やモノづくりにおいては生産性の向上が大きな要因にならない現実を上げています。</p>
<p>これは、カッツがコンセプチュアルスキルを提唱した時代とは明らかに異なる組織のモデルを前提としています。カッツのコンセプチュアルスキルは、製造業を前提にしたものです。つまり、リーダー（管理者や経営者）がいて、リーダーの指揮のもとに従業員が働くという組織のモデルの中でリーダに必要なスキルとしてコンセプチュアルスキルを考えています。</p>
<p>そのため、リーダーシップはヒューマンスキルの問題だと考えられることが多いですが、知識労働においてはこれだけでは不十分です。前回、お話しましたように、全員がリーダーシップを発揮する必要があります。</p>
<p>リーダーシップを発揮するためには、全体が見えていることが不可欠です。全体が見えて初めてリーダーとしてすべきことが分かり、その中で自分のできることをやっていくといくことができます。</p>
<p>この前提が、知識労働者たるチームの全員がリーダーシップをとるための前提なのです。</p>
<p><br />◆コンセプチュアルスキルと生産性</p>
<p>では、この議論と生産性にどのような関係があるのでしょうか？</p>
<p>生産性を上げるためには、まず全体が見えていることが不可欠です。言い換えると、企業や組織のビジョンや目指すもの、方向性などが明確でないと、メンバーが生産性について考えるのは非常に難しいものがあります。</p>
<p>例えば、事業部のプロジェクトであれば事業部全体、部のプロジェクトであれば部全体がどのような方向を向いており、どのような方針や慣習をもって仕事をしようとしているかを知って初めて生産性を向上するためにプロジェクトチームの一人一人が自分のすべきことを考えることができます。</p>
<p>この点において生産性を高めるためにはチームの全員がコンセプチュアルスキルが十分なことが必要なのです。欧米ではチームのリーダーシップはメンバーのリーダーシップの総和だと言われていますが、チームの生産性はメンバーのコンセプチュアルスキルの総和だといってもよいかもしれません。</p>
<p>このようにコンセプチュアルスキルは組織が全体として目指しているものを理解し、そこにコミットするために不可欠ですが、生産性との関係でいえばほかにも重要な視点があります。</p>
<p><br />◆生産性の向上には抽象的な思考が不可欠</p>
<p>中でも重要なのが抽象化思考に関するものです。</p>
<p>生産性を上げるには手段として無駄なことをしないというのが重要であることは間違いありません（繰り返しいいますが、ここから入っても徒労に終わるでしょう）。そのためには、自分の仕事を抽象化して整理することが不可欠です。具象のレベルで仕事の整理をすることは段取りには有効ですが、段取りの効果以上に生産性が向上することはないでしょう。</p>
<p>例えば、会議の際に資料を事前に配布しておくという考え方があります。ところがこの方策によって生産性が上がるかというとそうでもありません。いろいろな理由が考えられます。確かに会議中の説明の時間は減らすことができるかもしれませんが、生産性の向上は会議の成果（例えばアイデアを生み出す）を生み出すことによってのみ達成できます。時間が減っても、成果が下がれば何の意味もありません。</p>
<p>つまり、なぜ時間を減らすことが必要なのか、時間を減らすことの本質は何で、その本質を実現するにはどうすればよいかがもんだいなのです。</p>
<p>このように生産性の向上は本質的に抽象レベルの問題解決だと考えるべきです。</p>
<p><br />◆生産性を上げるアプローチ</p>
<p>生産性を上げるには</p>
<p>・同じ成果を短時間で得る<br />・同じ時間でより多くの成果を得る</p>
<p>のいずれかの方法があります。モノづくりにおける生産性の向上は前者を中心に行われてきましたので、それに引っ張られ、知識労働においても生産性の向上を前者のアプローチで行おうとしているケースが多いようです。しかし、実際には後者の方が現実的だと思われます。</p>
<p>そして、後者をうまく行うためにはコンセプチュアルスキルが不可欠だということを認識しておく必要があります。このあたりの議論はこちらの記事をお読みください。</p>
<p><a href="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2015/06/101-27da.html" target="_blank">【ＰＭスタイル考】第101話：創造性と生産性の不思議な関係</a><br /><a href="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2015/06/101-27da.html" target="_blank">http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2015/06/101-27da.html</a></p>
<p><br /><a href="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2015/06/101-27da.html" target="_blank">◆参考資料</a><br /><a href="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/2015/06/101-27da.html" target="_blank">好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社（2017）</a><br /><br /></p></div>
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        <title>【働き方を変え、生産性を向上させる：１】リーダーシップ</title>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2017/06/post-31b1.html" />
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        <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:post-58087912</id>
        <published>2017-06-08T19:23:27+09:00</published>
        <updated>2017-06-08T19:39:46+09:00</updated>
        <summary>◆欧米と日本のリーダーシップスタイルの違い 生産性向上の取り組みの話題がいろいろ...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="生産性" />
        
        
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<p><a href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2017/06/08/productivity.jpg" onclick="window.open( this.href, '_blank', 'width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0' ); return false"><img class="asset  asset-image at-xid-photo-54963809" style="width: 200px; float: right; margin: 0px 0px 5px 5px;" alt="Productivity" title="Productivity" src="http://mat.lekumo.biz/pmstyle/images/2017/06/08/productivity.jpg" /></a>◆欧米と日本のリーダーシップスタイルの違い</p>
<p>生産性向上の取り組みの話題がいろいろな会社やコミュニティで聞かれるようになってきました。そこで、「働き方を変え、生産性を向上させる」というテーマで、今、感じていること、考えていることを何回かに分けて書いてみようと思います。</p>
<p>働き方改革が注目されていますが、一番、違和感があるのはリーダーシップです。いろいろな人とこの話をしていますが、多くの人は生産性を上げることはリーダー（シップ）の問題だと考えています。初回は、まず、この話をしたいと思います。</p>
<p>ちょっと古い本の話になりますが、今、「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」という書籍が注目されている伊賀泰代氏の『採用基準』（ダイヤモンド社、2012）の中に興味深い指摘があります。以下のようなものです。</p>
<p>日本の考えるチームは「一人のリーダーがいて全責任を取る集まり」であるのに対して、欧米の考えるチームは「メンバー全員がリーダーシップを発揮する集まり」である。さらに、「日本ではチームの成果は“リーダーの優秀さ”で決まると考えるが、欧米では“メンバーのリーダーシップの総和”」によって決まると考える。</p>
<p>「採用基準」<br />　<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478023417/opc-22/ref=nosim" target="_blank">https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478023417/opc-22/ref=nosim</a><br />「生産性」<br />　<a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478101574/opc-22/ref=nosim" target="_blank">https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478101574/opc-22/ref=nosim</a></p>
<p>実はこの指摘は、古くから言われているもので、僕が最初に見たのは同じマッキンゼーのコンサルタントであるジョン・R. カッツェンバックと ダグラス・K. スミスの書いた「「高業績チーム」の知恵―企業を革新する自己実現型組織」（ダイヤモンド社、1994）でした。ひょっとするとマッキンゼー流の考え方だったのかもしれませんが、今では欧米ではリーダーシップに対する一般的な考え方になっています。欧米のリーダーシップの本を読むと、チーム全員がリーダーシップを発揮するという前提で書かれています。</p><p></p>
<p>◆改めて、リーダーシップとは何か</p>
<p>さて、働き方改革が騒がれながら、現実にはあまり変わっていない原因の一つはこのリーダーシップの考え方にあるように思います。つまり、チームの働き方を変えることを一人のリーダーに委ねているからです。</p>
<p>この議論の前に、リーダーシップとは何かを改めて確認しておきたいと思います。リーダーシップとは</p>
<p>批判や失敗を覚悟の上で、率先して物事を実行する。それにより、人を動かし、チームを動かし、成果を上げ、目標達成する</p>
<p>ことです。違う言葉で言えば</p>
<p>リスクをとって新しいことをする</p>
<p>ことです。</p>
<p><br />◆新しいこととは</p>
<p>ここで、新しいことというと</p>
<p>・新規事業を立ち上げる<br />・イノベーションを起こす<br />・新しいプロジェクトを立ち上げる<br />・新しいチームを作る<br />・新しい分野の挑戦する</p>
<p>といったことを思い浮かべるかもしれませんが、むしろ、「働き方を変える」新しいことというと</p>
<p>・知らない人を巻き込む<br />・自分がやると手を上げる<br />・みんなとは違う意見を言う<br />・場の空気を変える発言をする<br />・新しい仕事のやり方を提案する</p>
<p>といったようなことの方がイメージに近いものです。</p>
<p>日本がリーダーシップを一人のリーダーがいて、全責任を取ると考えると前者のようなイメージなのだと思います。実際にこのようなリーダーシップも必要ですが、とれる人が限られています。だから、リーダーについていくべきだと考えます。</p>
<p>しかし、リーダーシップの意味合いを後者まで広げて考えると、すべての人がとるべきなのです。そして、それが「働き方」を変えていきます。</p>
<p><br />◆リーダーシップの現実</p>
<p>ところが現実には、前者だけではなく、後者も一人のリーダーに任せています。そして、うまくいかないのは</p>
<p>・Ａさんを巻き込むことができなかった<br />・自分にやれと言ってくれなかった<br />・異なる意見を言う場がない<br />・場の空気が悪い<br />・決められた仕事のやり方は効率が悪い</p>
<p>などと愚痴を言っています。これでは絶対に生産性は上がらないでしょう。</p>
<p>このように、まず、リーダーシップに対する考え方を変え、仕事のやり方を変えない限り生産性は上がらないでしょう。</p>
<p><br />◆プロアクティブなリーダーシップを！</p>
<p>プロジェクトマネジメントの世界でよく使われているコンセプトに「プロアクティブ」というコンセプトがあります。日本語では「前向きな」という意味ですが、そこから転じて、プルジェクトマネジメントでは「先を見越した」「事前対策的な」といった意味で使われています。</p>
<p>今求められているリーダーシップはまさにメンバー全員のプロアクティブなリーダーシップなのです。ｂ</p></div>
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