<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:thr="http://purl.org/syndication/thread/1.0">
    <title>ビジネス書の杜　令和: 古典的名著</title>
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="https://mat.lekumo.biz/books/cat9747511/atom.xml" />
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/" />
    
    <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:weblog-417879</id>
    <updated>2010-06-10T00:43:41+09:00</updated>
    <subtitle>大人のビジネスパーソンのための書籍紹介をコンセプトに、パソコン通信の時代から２５周年になるのを機に、ブログ版として復活させます。
</subtitle>
    <entry>
        <title>史上最強！人づきあいのTIPS集</title>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2010/06/menschen.html" />
        <link rel="replies" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2010/06/menschen.html" thr:count="0" />
        <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:post-49472011</id>
        <published>2010-06-10T00:43:41+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:42:54+09:00</updated>
        <summary>アドルフ・クニッゲ（服部 千佳子訳）「人間交際術」、イースト・プレス（2010）...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="★★★★★" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="★座右の書★" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="コミュニケーションマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="セルフマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ヒューマンソフトマネジメントスキル" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="リスクマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="リーダーシップ" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="仕事術" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="古典的名著" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="問題解決" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="宗教" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="思考法" />
        
        
<content type="html" xml:base="https://mat.lekumo.biz/books/">
<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><a href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c013483a2ed3f970c.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c013483a2ed3f970c-popup" onclick="window.open( this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39; ); return false" style="FLOAT: left"><img alt="4781603890" class="asset asset-image at-xid-6a012876123792970c013483a2ed3f970c " src="http://mat.lekumo.biz/photos/uncategorized/2013/03/01/6a012876123792970c013483a2ed3f97_2.jpeg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.a/6a012876123792970c013483a2ed3f970c-100wi" style="MARGIN: 0px 5px 5px 0px; WIDTH: 100px" /></a> <span style="FONT-SIZE: 14px"><span style="FONT-SIZE: 15px"><span style="FONT-SIZE: 14px"><span style="FONT-SIZE: 15px"><strong><span style="FONT-SIZE: 14px"><span style="FONT-SIZE: 15px">アドルフ・クニッゲ（服部 千佳子訳）「</span></span></strong></span></span></span></span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781603890/opc-22/ref=nosim" target="_blank"><span style="FONT-SIZE: 14px"><span style="FONT-SIZE: 14px"><strong><span style="FONT-SIZE: 14px">人間交際術</span></strong></span></span></a><span style="FONT-SIZE: 14px"><span style="FONT-SIZE: 14px"><strong><span style="FONT-SIZE: 14px">」、イースト・プレス（2010）</span></strong></span></span></p>
<p>お奨め度：★★★★★</p>
<p>人を知り、幸福に生きる。100年以上、ヨーロッパで読み継がれてきた名著。</p>
<p>がキャッチフレーズの本。この本を語るのに、これ以上は必要ないかもしれない。諸般は１７８８年に出版され、これを現代版に編纂したのが、この本だとのこと。それが１００年以上読み継がれてきたということだ。今読んでも深い感銘を受ける。</p>
<p></p><p>本書は５つの章からなる。</p>
<p>第1章 人づきあいが楽になる智恵<br />第2章 自分も周りも愉快になる会話 <br />第3章 一歩抜きん出る人づきあいの秘訣 <br />第4章 どんな人ともうまくつきあえるコツ <br />第5章 友人や家族、隣人、異性とのつきあい方</p>
<p>それぞれについて、見開き２ページで、右ページがタイトル、左ページがその説明という構成で、１５１の知恵が並ぶ。</p>
<p>１５１の中でもっとも感銘を受けたのは、これ。</p>
<p>「自分自身が好ましい伴侶になる」<br />自分自身にとって、好ましい伴侶になりなさい。ずっとほったらかしではいけませんが、頭の中に蓄積した知識に頼ってばかりいるのもよくありません。つねに書物や人から新しい知識を仕入れましょう。気に入った考えばかり巡っていると、自分に対しても他人に対しても、きわめて退屈な人間になってしまいます。そして、自分がいつも考えていることと異なる意見を拒絶することに、あっというまに慣れてしまうのです。</p>
<p>章としてこれはと思ったのは、上の格言も含まれる第３章。以下のようなアドバイスが並ぶ。</p>
<p>・なじみのない雰囲気に自分を合わせる才を持つ<br />・過大な自尊心は捨てる<br />・中心にいようとせず、期待を少なくする<br />・服装は身分相応のものを<br />・「もった会いたい」と思われるように<br />・他人との間に距離をおく<br />・どんな会話からでも学ぶ<br />・自分より賢明な人とよく話す<br />・手紙を送る<br />・手紙を受け取る<br />・他人による他人の評価はあてにならない<br />・人は行動によって判断する<br />・自分自身と対話する<br />・自分自身を大切にする<br />・自分自身に誠実であれ<br />・心と体の健康に気を配る<br />・自分自身を尊敬する<br />・自分自身の長所を自覚する<br />・自分自身が好ましい伴侶になる<br />・自分に対して厳しくなる<br />・他人と自分を比べない</p>
<p>どうだろうか？すざましく多様な視点である。そして、一見、矛盾をしているように感じるものもあるが、それはよく考えるとまったく矛盾なく、ひとつの方向を示している。</p>
<p>今風にいえば、人付き合いのＴＩＰＳである。頭に叩き込んでおき、状況でふと思い出す類のことだと思う。ひとつひとつについて、小難しいことが書いてあるわけではない。シンプルであり、かつ、深い。</p>
<p>普通に考えて、１００年という時間はきわめて重い。いま、いろいろな自己啓発の本が出版されている。１０年前に出版された本を読んで、感銘を受けることはほとんどない。古臭いを感じる。２０年前であれば、入手することすらままならない。このことだけを考えてみても、１００年以上たった本に感銘を受けるというのは、すごいことだ。</p>
<p>１００年読まれるということは、それだけ本質的であることを意味する。１００年前と今では比べるのも難しいくらい、環境は変わっている。この本は、調整はしているとはいえ、今、現在でも人間関係の本質を射抜いているように思える。</p>
<p>この１５１のアドバイスを守ることができれば、コミュニケーションはもちろんのこと、あらゆる分野の自己啓発の本はいらないのではないかと思う。人が生きているというのは人間と交際をしているということであり、関係をしているからだ。</p>
<p>一冊手元におき、バイブルとして使ってほしい。そのために手ごろなサイズであり、また、装丁である。</p>
<p></p></div>
]]>
</content>


    </entry>
    <entry>
        <title>堅い菜根もよくかめば、滋養となって心身は健やかになる</title>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2009/04/post-d449.html" />
        <link rel="replies" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2009/04/post-d449.html" thr:count="0" />
        <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:post-49472475</id>
        <published>2009-04-30T11:45:00+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:42:57+09:00</updated>
        <summary>王 福振編集（漆嶋 稔訳）「菜根譚 心を磨く一〇〇の智慧」、日本能率協会マネジメ...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="★★★★★" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="マネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="リスクマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="リーダーシップ" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="古典的名著" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="思考法" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="感謝：戴いた書籍" />
        
        
<content type="html" xml:base="https://mat.lekumo.biz/books/">
<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=146,height=146,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/01/4820717421.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/01/4820717421.jpg"><img title="4820717421" height="100" alt="4820717421" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2009/05/01/4820717421.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2009/05/01/4820717421.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a> 王 福振編集（漆嶋 稔訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717421/opc-22/ref=nosim" target="_blank">菜根譚 心を磨く一〇〇の智慧</a>」、日本能率協会マネジメントセンター（2009）</p>

<p>お奨め度：★★★★★</p>

<p>菜根譚は「堅い菜根もよくかめば、滋養となって心身は健やかになる」。そのような意味で、名付けられた処世訓であり、400年にわたって、中国に限らず、日本などでも読み継がれてきた。</p>

<p>菜根譚には２種類ある。ひとつは、明朝末期に書かれた「前集」、「後集」からのなる２巻本。これをもとに、加賀前田藩の儒者である林瑜が刊行したもの。もう一つは、清朝時代に出された１巻本で、「修省」、「応酬」、「評議」、「間適」、および、清朝の菜根譚から抜粋をした「概論」の５部からなる本である。この本は、両者から、内容を厳選して抜粋したものになっている。</p>

<p></p><p>ほかの菜根譚（ディスカバーのもの）も読んだことがあるが、この本は非常に読みやすいところがよいと思う。購入して、毎日、一項目づつ読んでみてはどうだろうか？</p>

<p>なお、この本に採録されている１００は以下のとおり。</p>

<p>【品格を磨く】<br />評判を気にしすぎない<br />不注意な一言に気をつける<br />賞賛をひとり占めしない<br />色欲に惑わされない<br />人の心は移ろいやすいと知る<br />順境では注意深く、逆境では悩まない<br />過去の過ちを根にもたない<br />決断は勢いで行わない<br />私心にこだわらない<br />自分こそ正しいと思わない<br />欲深にならない<br />貧しくても、落ちぶれない<br />足るを知る<br />素朴さを大切にする<br />余計なことは言わない<br />動に静を見出し、苦に楽を見出す<br />幸運は平常心がもたらす<br />陰口を言わない<br />倹約は程度を考える<br />ありのままに生きる<br />【よりよい人間関係を作る】<br />一歩譲れば日々楽し<br />柔よく剛を制す<br />沈黙は金なりと知る<br />人を褒める<br />余地を残す<br />賢い愚か者になる<br />敵に逃げ道を与える<br />偽善こそ悪<br />友情に損得をもちこまない<br />友は選ぶ<br />優しく広い心で接する<br />中庸の心をもつ<br />能力をひけらかさない<br />意固地にならない<br />秘密をうっかり明かさない<br />甘えは毒となる<br />ほどほどに生きる<br />濃すぎず、淡すぎず<br />人づきあいは中庸に保つ<br />飾らずに生きる<br />人づきあいの極意<br />人との距離を保つ<br />危機の芽は摘み取る<br />小人と争わない<br />【心に安らぎをもたらす】<br />些事を軽視しない<br />怒鳴りつけない<br />叱り諭す<br />多くを望まない<br />力は七割にとどめる<br />問題を予見する<br />うろたえない<br />人の評価は晩節で定まる<br />肉親を利害で考えない<br />学んで徳を修める<br />疑い深くならない<br />人のためになる<br />恩恵は徐々に与える<br />威厳を示す<br />謙譲もほどほどがよい<br />【正しい道を歩む】 <br />人生に多くを望まない<br />有能さをひけらかさない<br />心の重荷を下ろす<br />短気を起こさない<br />正直な心を涵養する<br />心の声に従う<br />争わず、しつこくなりすぎず<br />決断は理性に頼る<br />心静かに暮らす<br />他人の言葉に惑わされない<br />成功をあせらない<br />自制心を保つ<br />物欲に縛られない<br />バランスを保つ<br />善行を積む<br />この世はまぼろしと考えてみる<br />因果応報を知る<br />無我の境地を感じる<br />【人生を考える】 <br /> 急がずにゆっくりと歩く<br />あまり無理をしない<br />他人に構わず、自分の道を行く<br />愚者に学ぶ<br />幸せは足元にあると知る<br />自らの善事を知らしめない<br />相対的に考えてみる<br />不遇のときこそ平然とする<br />楽しみながら学ぶ<br />苦境が人を鍛え上げる<br />相手を打ち負かそうとしない<br />主体性をもって安穏から脱する<br />自分で道を拓く<br />楽天的に生きる<br />思いどおりにならずともあきらめない<br />人情の哀しさを知る<br />乱世にあっては柔軟に生きる<br />得意絶頂のときこそいい気にならない<br />人目のないところで自己を律する<br />間違いの指摘はやんわりと行う<br />名誉を欲しがらない<br />迎合を慎む<br /> </p></div>
]]>
</content>


    </entry>
    <entry>
        <title>兵法三十六計とマネジメント</title>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2008/11/post-236b.html" />
        <link rel="replies" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2008/11/post-236b.html" thr:count="0" />
        <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:post-49472769</id>
        <published>2008-11-19T00:23:37+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:42:58+09:00</updated>
        <summary>兵法はもともと、出版物の多いテーマだが、今年１年だけで、ビジネスをテーマにした兵...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="オペレーションマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ヒューマンソフトマネジメントスキル" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="ビジネス" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="マネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="マネジメントエクセレンス" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="仕事術" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="古典的名著" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="問題解決" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="思考法" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="意思決定" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="経営戦略" />
        
        
<content type="html" xml:base="https://mat.lekumo.biz/books/">
<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>兵法はもともと、出版物の多いテーマだが、今年１年だけで、ビジネスをテーマにした兵法の本が３冊出ている。これはちょっと驚きだ。</p>

<p>兵法は、中国で５世紀くらいから民衆の間で語り継がれてきた策略の教え。中国オフショアの専門家がいろいろと「中国人は、、、」といっているのを聞くと、兵法を認識しているのかといいたくなる。</p>

<p></p>

<p></p><p>最初にでてきたのが、これだ。</p>

<p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=240,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/4478003904.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/4478003904.jpg"><img title="4478003904" height="100" alt="4478003904" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/4478003904.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/4478003904.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a> ハロー・フォン・センゲル（石原 薫訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003904/opc-22/ref=nosim" target="_blank">兵法三十六計 かけひきの極意―中国秘伝!「したたか」な交渉術</a>」、ダイヤモンド社（2008）</p>

<p>この本は、英語だけではなく、スペイン語、ドイツ語など、９ヶ国語に翻訳された、すごい本だ。内容もなかなか、よい。</p>

<p>最初に「計略」とはそもそも何かということを解説したのちに、第一計の「欺瞞過海」（天を欺いて海を渡る）から、第三十六計の「走為上」（走ぐるを上と為す）までを</p>

<p>・簡単な解説<br />・適用範囲<br />・リスク<br />・防衛策<br />・例</p>

<p>という５つの項目にそろえて解説している。解説も鋭く、だてに９カ国で出版されているわけではなさそうな感じだ。</p>

<p>次は、ビジネス慣行に焦点を当てて、兵法三十六計について解説した本。</p>

<p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=231,height=334,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/4887596413.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/4887596413.jpg"><img title="4887596413" height="144" alt="4887596413" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/4887596413.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/4887596413.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a>梁 増美「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596413/opc-22/ref=nosim" target="_blank">中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計</a>」、ディスカヴァー・トゥエンティワン（2008）</p>

<p>著者の梁 増美さんは香港の公的機関に日本人スタッフとして始めて就職し、３０年勤めた人である。ある意味で、中国人よりも中国を知っている人なのかもしれない。ゆえに、ずばりといろいろと書いている。その中でも興味深い指摘が</p>

<p>中国人は出会う人間を「身内」と「外部」に分け、身内には「儒教」、外部には「兵法」で接する </p>

<p>という指摘。これはそのとおりだなと思う。経緯があって家族同然の付き合いをしている懇意にしている中国人は確かに儒教で接してくれている。もっと面白い指摘が</p>

<p>中国人は策略を尊ぶが、日本人は策略を軽蔑する</p>

<p>という指摘。ここに本質があるし、ダイバーシティもある。兵法というのは、第三十六計を引くまでもなく、戦わなくてすむ方法論である。ビジネスでもこれはそのまま当てはまる。中国人のビジネスは戦わないことを目指すビジネス。したがって、ぬけがけ、出し抜け、当たり前の世界である。</p>

<p>日本にももともとそのような発想はあったように思う。戦わないためなら、根回し、賄賂、談合など何でもあった。</p>

<p>戦うと体力の強いものが勝つ。これをフェアだと考えるのは西洋的な発想である。戦わなければ、弱いものが勝てる可能性がある。日本人は判官びいきという言葉があるように、もともとは体力が強いものが勝つことをフェアだと思っていなかった節がある。むしろ、策略を重んじる文化があったように思う。織田信長と豊臣秀吉がよく比較の対象にされるが、僕たちが学校で歴史を習ったころは豊臣秀吉の方が評価が高かった。しかし、現代では明らかに織田信長の方が評価が高い。これあ米国的なフェアネスの価値観が入り込んできて起こった変化なのだと思う。</p>

<p>中国のように兵法を知る強い体力を持った民族が出てくることは非常に興味深い。中国がどちらに舵を切るかで世界の価値観が変わってしまうような気もする。</p>

<p>そんなことを考えさせられた一冊。</p>

<p>三冊目は</p>

<p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=240,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/447800451x_2.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/447800451x_2.jpg"><img title="447800451x_2" height="100" alt="447800451x_2" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/447800451x_2.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/11/19/447800451x_2.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a> カイハン・クリッペンドルフ（辻谷一美訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800451X/opc-22/ref=nosim" target="_blank">兵法三十六計の戦略思考―競合を出し抜く不戦必勝の知謀</a>」、ダイヤモンド社（2008）</p>

<p>である。この本は企業戦略の事例を取り上げながら、兵法を企業戦略にどのように応用するかを述べた戦略書である。実に面白い。コカ・コーラ、マイクロソフト、任天堂、アサヒビール、ソニーといった早々たる企業の戦略分析を兵法で行っている。著者は元マッキンゼーのコンサルタントらしいが、さすがによくこれだけの事例を引っ張ってこれたものだと感心する一冊。僕も結構、企業ものは読んでいるつもりだが、知らない話しがたくさんあって、その意味でも面白かった。</p>

<p>ずっと読み進んでいると、ポーターは「浅い」というか、戦わない戦略こそ良質の戦略だと思えてくるから不思議なものだ（この感覚が生まれるのはこの本のレトリックのうまさだと思うが、、、）</p>

<p>ということで、最後に兵法の計を列記しておく。</p>

<p>第一計 瞞天過海<br />第二計 囲魏救趙<br />第三計 借刀殺人<br />第四計 以逸待労<br />第五計 趁火打劫<br />第六計 声東撃西<br />第七計 無中生有<br />第八計 暗渡陳倉<br />第九計 隔岸観火<br />第十計 笑裏蔵刀<br />第十一計 李代桃僵<br />第十二計 順手牽羊<br />第十三計 打草驚蛇<br />第十四計 借屍還魂<br />第十六計 欲擒姑縦<br />第十五計 調虎離山<br />第十七計 抛磚引玉<br />第十八計 擒賊擒王<br />第十九計 釜底抽薪<br />第二十計 混水摸魚<br />第二十一計 金?脱殻<br />第二十二計 関門捉賊<br />第二十三計 遠交近攻<br />第二十四計 仮道伐傷<br />第二十五計 偸梁換柱<br />第二十六計 指桑罵槐<br />第二十七計 仮痴不癲<br />第二十八計 上屋抽梯<br />第二十九計 樹上開花<br />第三十計 反客為主<br />第三十一計 美人計<br />第三十二計 空城計<br />第三十三計 反間計<br />第三十四計 苦肉計<br />第三十五計 連環計<br />第三十六計 走為上 </p></div>
]]>
</content>


    </entry>
    <entry>
        <title>創造力を生かす</title>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2008/04/post-3ca9.html" />
        <link rel="replies" type="text/html" href="https://mat.lekumo.biz/books/2008/04/post-3ca9.html" thr:count="0" />
        <id>tag:bb.lekumo.jp,2003:post-49472955</id>
        <published>2008-04-14T14:05:29+09:00</published>
        <updated>2014-07-23T16:43:00+09:00</updated>
        <summary>アレックス・オスボーン（豊田晃訳）「創造力を生かす」、創元社（2008） お薦め...</summary>
        <author>
            <name>好川哲人</name>
        </author>
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="★★★★★" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="★座右の書★" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="イノベーション" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="チームマネジメント" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="仕事術" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="古典的名著" />
        <category scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" term="思考法" />
        
        
<content type="html" xml:base="https://mat.lekumo.biz/books/">
<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=240,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4422100432.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4422100432.jpg"><img title="4422100432" height="100" alt="4422100432" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4422100432.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4422100432.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a> アレックス・オスボーン（豊田晃訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422100432/opc-22/ref=nosim" target="_blank">創造力を生かす</a>」、創元社（2008）</p>

<p>お薦め度：★★★★★</p>

<p>アレックス・オズボーンの名前は一度くらい聞いたことがあるのではないだろうか？オズボーンの名前を聞いたことがなくても、ブレーンストーミングという発想法であればだれでも知っているだろう。ブレーンストーミングは、１９３８年、当時、広告代理店の副社長だったオズボーンが考案した発想法である。ちなみに１９３８年は昭和１３年である。</p>

<p>そのオズボーンが、創造力の発揮をテーマに１９４８年に書いた本がある。「Your Creative Power」という本。この本は日本では、１９６９年に創元社から「創造力を生かせ」というタイトルで紹介された。</p>

<p>この本、筆者が大学の専門課程の最初の年に教科書として使ったのが出会いで、それ以来だから３０年近いファンということになる。今年になって、この本の新装版が出た。今までも、この本はよく紹介していたが、よい機会なので、ブログで取り上げておきたい。実は、もう、どんな本をブログで取り上げたかはっきりとした記憶がないのだが、おそらく、この本がブログで取り上げた本の中で、もっとも古い本だと思う。</p>

<p>分野を問わず、行動原則についてまとめて書いた本でもっとも多くの人に読まれているのは、デール・カーネギーの「人を動かす」、比較的、新しいところでは、スティーブン・コヴィーの７つの習慣だと言われている。</p>

<p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=240,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4422100513.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4422100513.jpg"><img title="4422100513" height="100" alt="4422100513" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4422100513.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4422100513.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a> <a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=240,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4906638015.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/04/14/4906638015.jpg"><img title="4906638015" height="100" alt="4906638015" src="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4906638015.jpg" data-prevurl="http://mat.lekumo.biz/books/images/2008/04/14/4906638015.jpg" width="100" border="0" style="FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px" /></a>デール・カーネギー（山口 博訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422100513/opc-22/ref=nosim" target="_blank">人を動かす　新装版</a>」、創元社（1999）</p>

<p>スティーブン・コヴィー、ジェームス・スキナー（川西 茂訳）「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906638015/opc-22/ref=nosim" target="_blank">７つの習慣―成功には原則があった！</a>」、キングベアー出版（1996） </p>

<p>この２冊はリーダーシップに関する行動原則について書いた本である。</p>

<p>オズボーンの本は、これらの匹敵するくらい多くの人に読まれている本である。これを見ると、やはり、組織にとっての２大課題がリーダーシップと創造であることを物語っているように思え、興味深いところだ。</p>

<p>しかし、日本でオズボーンの名前を知る人はそんなに多くないと思う。オズボーンの名前を知らなくても、ブレーンストーミングを知っているのは日本くらいではないかと思うが。</p>

<p>そんな本であるが、創造についてすべてが書かれている本といっても過言ではない。内容をおおまかに分けると、まず、創造力が何をもたらすか、そして、創造力とはどのようなものなのかといったあたりを中心にした概論が述べられている。具体的な構成でいえば</p>

<p>アラジンのランプは今も輝く<br />創造的努力の報いは大きい<br />創造力を持たぬものはない<br />創造力は教育や年齢には関係がない<br />創造力は場所を選ばない<br />イマジネーションの種類<br />創造的イマジネーションの種類<br />創造力のランプを満たす油</p>

<p>といったあたりである。</p>

<p>そして、次に、創造力を高めるためのさまざまな工夫や手法、テクニックについて述べられている。ここには</p>

<p>連想力は記憶とイマジネーションを結ぶ<br />創造力を推進する感情的な力<br />意志のあるところアイディアあり<br />判断力はアイディアを殺すことがある<br />自己の創造力をそこなわないこと<br />創造的な努力は賞賛を好む<br />創造力の訓練は楽しい<br />まず肚をきめること<br />目標を定めよう<br />問題を分析し事実を挿入する<br />試案を得る<br />利用法を考える<br />借用を翻案<br />一ひねり変化させてみよう<br />拡大しよう<br />縮小しよう<br />置き換えてみよう<br />配置換え・再調整をしよう<br />反対を考えてみよう<br />結合させる<br />心の窓をあげて精神を遊ばせよう<br />幸運の女神は絶えず追う者にほほえむ</p>

<p>のようなタイトルが並んでいる。さらには、チームや組織による創造についても言及をしている。また、社会的な扱いについても触れている。</p>

<p>アイディアはアイディアの上に成り立つ<br />「三人寄れば文殊の知恵」か？<br />アイディア創造のふさわしいチームの作り方<br />提案制度<br />創造的力は人生を明るくする<br />統制における創造力<br />科学における創造力<br />教育界への要望</p>

<p>ということで、よいとか、悪いとかいう次元の本ではないので、書評は避けるが、とにかく、この本をきっちり一冊読めば、上にあげた本と同じく、間違いなく、世界が変わる本であることは間違いない。</p>

<p>もちろん、ブレーンストーミング（この本ではブレーンストーム会議）についてもたびたび、言及されているし、ブレーンストーミングとはそもそも何なのかということを感じることができるので、そのようなニーズで読んでいるものいいだろう。</p><p></p>

<p>目次</p>

<p>アラジンのランプは今も輝く<br />創造的努力の報いは大きい<br />創造力を持たぬものはない<br />創造力は教育や年齢には関係がない<br />創造力は場所を選ばない<br />イマジネーションの種類<br />創造的イマジネーションの種類<br />創造力のランプを満たす油<br />連想力は記憶とイマジネーションを結ぶ<br />創造力を推進する感情的な力<br />意志のあるところアイディアあり<br />判断力はアイディアを殺すことがある<br />自己の創造力をそこなわないこと<br />創造的な努力は賞賛を好む<br />創造力の訓練は楽しい<br />まず肚をきめること<br />目標を定めよう<br />問題を分析し事実を挿入する<br />試案を得る<br />利用法を考える<br />借用を翻案<br />一ひねり変化させてみよう<br />拡大しよう<br />縮小しよう<br />置き換えてみよう<br />配置換え・再調整をしよう<br />反対を考えてみよう<br />結合させる<br />心の窓をあげて精神を遊ばせよう<br />幸運の女神は絶えず追う者にほほえむ<br />アイディアはアイディアの上に成り立つ<br />「三人寄れば文殊の知恵」か？<br />アイディア創造のふさわしいチームの作り方<br />提案制度<br />創造的力は人生を明るくする<br />統制における創造力<br />科学における創造力<br />教育界への要望</p>

<iframe border="0" marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=opc-22&amp;o=9&amp;p=16&amp;l=st1&amp;mode=books-jp&amp;search=%E5%89%B5%E9%80%A0%E5%8A%9B&amp;fc1=000000&amp;lt1=&amp;lc1=3366FF&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" width="468" scrolling="no" height="336" style="BORDER-RIGHT: medium none; BORDER-TOP: medium none; BORDER-LEFT: medium none; BORDER-BOTTOM: medium none"> </iframe></div>
]]>
</content>


    </entry>
 
</feed>
