【イノベーション・プロジェクト・マネジメント(3)】枠組みを具体化する
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◆はじめに
前回は、イノベーションの枠組みとして、イノベーションをプロジェクト化することにより、
目的+手段
を統合する方法やコンセプトを考え、実現するという枠組みで考えることについて述べた。今回はもう少しこの枠組みを具体化してみたい。
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前回は、イノベーションの枠組みとして、イノベーションをプロジェクト化することにより、
目的+手段
を統合する方法やコンセプトを考え、実現するという枠組みで考えることについて述べた。今回はもう少しこの枠組みを具体化してみたい。
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◆イノベーションはアイデア?
イノベーションというと何かに使えるアイデアを見つける活動だと考えることが多い。アイデアのところは技術と置き換えてもよい。革新的という言葉を全く何もないところに何か新しいものを生み出すことだというイメージでとらえられることが多いからだ。
また最近ではイノベーションは組み合せであるとよく言われる。よく言われるのは既存のアイデアや技術を組み合わせ、新しい価値を生み出すというパターンだ。
このようにアイデア重視の発想になることがイノベーションの阻害要因の一つであると考えられるが、なぜ、このような発想になるのだろうか。
それはイノベーションという概念の枠組みの問題である。アイデア単発で、枠組みがないと考えているケースが圧倒的に多い。
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◆プロジェクトとイノベーションで考えたいこと
この連載では、多くのイノベーションはプロジェクトやプログラムで行われることから、イノベーションのプロジェクトやプログラムを如何にマネジメントしていくかについて考えてみたい。
初回はイノベーションはマネジメントできるのかという問題について考える。
イノベーションはマネジメントできるのかというのは、散々、議論されてきた問題でありながら、おそらく答えは出ていない。そもそも、イノベーションとは何か、マネジメントとはどういう活動かによっても答えは違うだろうし、ケースバイケースだといわざるを得ないような場合もある。
ここでは、まず、これらの点についてこの連載における定義を明確にしよう。
好川哲人
技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。
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