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2016年10月

2016年10月31日 (月)

【イノベーション戦略ノート:102】チェンジドライバーを見つける

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/cat9922971/
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Change

◆チェンジドライバー

時代が変わり、イノベーションを必要とする仮説、常識、前提は崩れはじめる時期が必ずある。こういう状況を引き起こす要因をチェンジドライバーと呼ぶ。今回の戦略ノートはチェンジドライバーについて考えてみたい。

チェンジドライバーという言葉を知ったのは、金巻龍一さんの書かれた「外資系コンサルタントの企画力」(東洋経済新報社、2015)で、この本で金巻さんは「ゲームのルールを変える事象」がチェンジドライバーで、典型的な例には技術革新や規制緩和などがあると述べられている。

「外資系コンサルタントの企画力: 「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す」
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492557482/opc-22/ref=nosim

この議論はイノベーションのテーマを探すときに非常に重要である。



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2016年10月26日 (水)

【イノベーション戦略ノート:101】イノベーションの本質~イノベーションを生み出すために

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Innovation2◆はじめに

イノベーションの最も本質的な課題は、どのようにイノベーションを生み出すかであろう。イノベーションに関する書籍は日本でも100冊はくだらない。それらの主たるテーマの一つは確実にイノベーションの起こし方であるので、すざましい情報がある。

その中から本質的な方法を選ぶというのは難しいが、ここでは個人的な見解として、本質だと思うことを述べてみたい。

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2016年10月17日 (月)

【イノベーション戦略ノート:100】イノベーションの本質~イノベーションの種類

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Innovation2

◆はじめに

イノベーションの本質の第2回で、今回はイノベーションにはどういうものがあるのかを考えてみたい。体系がなぜ本質だと思われる方もいるかもしれないが、イノベーションの種類は体系というよりも、イノベーションの戦略を立てるときに本質的な要素になる。



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2016年10月 6日 (木)

【イノベーション戦略ノート:099】イノベーションの本質~イノベーションはどう生まれるのか

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Innovation2◆イノベーションはどう生まれるのかという問題

2013年4月9日に開始したイノベーション戦略ノートもおかげさまで次回で100回なので、このあたりで少し原点に戻ってみたいと思う。

この3年半くらいの間にイノベーションのイメージもかなり変わってきたというか、イノベーションというのが特別なものではなくなり、ツールの類もずいぶんみられるようになってきた。

ただ、では、イノベーションとは何ですかと聞かれると、3年前とそんなに変わらないようにも思う。そこで、イノベーションとは何かを再考するためにイノベーションの本質という切り口で、原点に戻ってみようと考えている。

まず、今回はイノベーションはどのように生まれるのだろうという問題について考えてみたい。



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2016年10月 4日 (火)

【イノベーション戦略ノート:098】アップルのイノベーションのジレンマ

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0071038698_2

◆The Innovator's Dilemma

今回はイノベーションのジレンマの話をしたい。

ダイヤモンドハーバードビジネスレビューの2016年9月号でイノベーションのジレンマの特集を組んだ。

ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー2016年9月号

イノベーションのジレンマが提唱されたのは20年前であるが、この20年間に間にもっとも影響を与えた経営理論だといえる。

理論を提供したのはハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授である。最初に書籍化されたのは、この本だ。

Clayton M. Christensen「The Innovator's Dilemma: When New Technologies Cause Great Firms to Fail」、McGraw-Hill(1997)

(日本語版)
クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ 増補改訂版」、翔泳社
(2001)



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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。