【イノベーション戦略ノート:088】保守主義を打ち破る
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◆アルボムッレ・スマナサーラさんの指摘
先日、スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老であるアルボムッレ・スマナサーラさんの「「忙しい」を捨てる 時間にとらわれない生き方」という本を読んでいたら、次のような趣旨の記述があり、なるほどと思った。
技術の分野は日進月歩なので、保守的ではなく、革新的でなくてはならない。日本人は本来手先が器用で、技術立国として確固たる地位を築いてきたが、今は、韓国や中国に負けている分野が目につく。これは日本人が「現状維持」を望む「保守主義者」になっているからだ。
さらに、日本人は長時間労働をしていることに触れ、その原因として
日本社会は保守主義的で自分の頭を使って創造的にアイデアを生み出そうとする人たちを抑圧するので、本来の生産性とは関係なく、長時間労働になってしまう
と指摘する。
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