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2013年11月26日 (火)

≪サプリ386≫仕組みを実行していくうちに意識が変わる

仕組みに納得して、実行していくうちに、人の意識は自動的に変わっていく
(松井忠三、良品計画会長)

Supple【成分】
◆仕組みで人の意識が変わる
◆挨拶でコミュニケーションが変わる
◆仕組みを押し付けても実行されないという現実
◆究極的には仕組みは自分で作る
◆仕組みを運営するむずかしさ
          ◆改善はすぐに反映する
          ◆実行がすべてを解決する

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

仕事がら多くの企業で標準化のお手伝いをしていますが、実行についてあまり真剣に考えていないような組織が多いように思います。もちろん、実行できるかどうかは考えますし、業務上よいかどうかは考えます。

しかし、それは、あるべき姿を仕組みとして考え、それに対して実行できるかところまで妥協するいうスタンスなのです。

このスタンスは2つの理由で間違っているように思います。一つは現場をもっともよく知ってるのは現場の人であることです。もちろん、複数の現場に共通の仕組みを入れるわけですから、特定の現場の意見だけで仕組みが決まるわけではないのですが。

もう一つは、できるかどうかが問題なのではなく、実行から考えていかなくては実行できるものではないということです。

仕組みの中には業務の質を上げるというものから、統制が目的のものまで様々な目的のものがあります。

この中で特にこの罠に陥りやすいのが統制のための仕組みです。統制の仕組みなので、あるべき姿を決めて、それを守らせればいいと思いがちですが、本当にそうでしょうか。統制であっても、業務改善であっても、作った仕組みが守られない限り、なにも起こりません。このことを軽く考えすぎているのではないかと思います。

以前のように会社は絶対です。上司のいうことは絶対ですという時代ではありません。仕組みのあり方も考え直すときに来ているように思います。

そんな問題意識で書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。