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2013年9月 5日 (木)

≪サプリ375≫ものごとの本質を見極めて仕事に取り組む

ものごとの本質を見極めて仕事に取り組むことができると、「モノ・ヒト・カネ・時間」は半分ですむし、倍の結果を生むことができる (水野和敏、生きる力プロジェクト発起人)

Supple【成分】
◆本質とは
◆プロジェクトの本質
◆本質を捉えて計画する
◆目的があいまいだと本質が見えない
◆制約によって本質を浮き上がらせる
◆目標をストレッチして本質を浮き上がらせる

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

今年のプロ野球もだんだんゴールが見えてきました。パリーグでは、楽天が初優勝しそうな雰囲気ですが、一方で昨年優勝した日本ハムが冴えません。昨年は指導者経験のない栗山監督が通用するのかと言われていましたが、見事に通用しました。栗山監督の解説は非常に本質をついており、それをそのまま実行したという感じの采配でした。ところが今年は、昨年の経験も踏まえ、いろいろと考えているように感じます。 結果として本質を外れた采配が目立ち、それが低迷の理由ではないかと思います。 (ファンの方、ゴメンナサイ)

実はこういうパターンはわれわれの仕事でも時々あります。

プロジェクトを実施するときに、失敗しないためにはどうすればよいかは必死に考え ますが、うまくやるためにはどうすればよいかという視点からはあまり考えません。 過去と同じようにすればうまくいくという前提に立っているからです。

もちろん、失敗しないためにどうすればよいかは非常に大切なのですが、もっと大切なのは何をすれば成功に導けるかです。

成功することと失敗しないことは同じだと思っている人も少なくありませんが、実は 大きく違います。成功するためには、本質を考え、それだけやればいいわけです。失敗しないようにやると必要かどうかをあまり考えずに網羅的にやることになりますので、無駄が出てきます。

リソースの余裕があればそれもいいかもしれませんが、今のプロジェクトではそんな余裕はなく、本質を考えないと成功できないだけではなく、失敗の要因になりかねま せん。

プロジェクトにおいても本質を考え、それのみに集中して、レベルの高い対応をする。そんなことが求められる時代になってきています。

そんな思いで書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。