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2013年6月13日 (木)

≪サプリ366≫「抽象×イメージ×主観」で考える

Supple_2 独自で強い発想は「抽象×イメージ×主観」から生まれる(村山昇、概念工作家)

【成分】
◆「抽象×イメージ×主観」から素晴らしい成果が生まれる
◆「具象×論理×客観」が必要ないわけではない
◆見える化への拘り
◆主観を嫌う
◆「具象×論理×客観」の呪縛を解く

【効用】
・PM体質改善
  創造力アップ、問題解決能力向上
・PM力向上
  プロ意識の向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、弱気克服

このサプリの購入はこちらから!1か月分、525円です。

プロジェクトマネージャー養成マガジン・プロフェッショナル@まぐまぐ

【解説】

できるエンジニアはこういいます。

できるだけ具体的に考えよう
できるだけ客観的に考えよう
できるだけ論理的に考えよう

このような価値観は相当強く根付いています。エンジニアリングの答えは物理法則を背景にしており、このようにして見つかるものがたくさんありますので、まあ、これはこれで、一理あるわけですが、問題はこの後です。

エンジニアはマネジャーになっていきます。

ここで、エンジニアとしての業績に自信がある人は、マネジャーになっても同じことをやる傾向があります。マネジメントにおける問題解決をこのように考えても、ろくな答えは出てきません。日本企業はマネジメントが弱いと言われますが、これが大きな原因の一つです。

実はエンジニアリングにおいても、マネジメントと同じような問題がみられるようになってきています。エンジニアリングの対象がシステム化しており、物理法則に支配されない部分が増えているからです。それ故に、デザイン思考が注目されるようになっています。

これらの分野では、抽象的なのはダメ、主観的なのはダメ、イメージはダメという価値観を捨てなくてはなりません。抽象と具象、主観と客観、ロジックとイメージの間を行き来しながら、考えていくことで初めてよいアイデアが生まれます。

今回のサプリはこのような問題意識で書いてみました。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。