日経ビジネスオンラインで連載しています
あなたがプロなら 持論を作れ、持論を磨け
の第2回が日経BPが出しているムックに再録されました。
「7つのステップで「持論」を書き上げる」
現場を指揮する課長にとって自分の考えを現場に伝えることは重要です。
そのためには一般的な方法論ではなく経験から生まれた持論が不可欠。
ここでは7つのステップを使い、説得力のある持論を書き上げる方法を解説しましょう。
トラブルにおいてリーダーが最初にしなくてはならないのは、自分の精神や感情をしっかりとコントロールし、その上で状況を確実にコントロールすることである
(ブライアン・トレーシー、コンサルタント)
【成分】
◆10人に9人は過去のトラブル対応に不十分さを感じている
◆頭では分かっているのだが、、、
◆冷静さを失うと過去を振り返る
◆冷静であれば未来を考え、いま、できることをやる
【効用】
・PM体質改善
リーダーシップ発揮、問題解決能力向上、計画力アップ、実行力アップ
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上
このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。
10周年特別インタビューの最終回(第4回)です。
第1回は、イントロダクションとして、リフレクションとは何かをお話し戴きました。第2回は、もう少し、踏み込んでリフレクションがこの対談の一番の関心事でもあるプロジェクトマネジメントをどう変えるのかについてお聞きしました。第3回は、いくつかの問題のある具体的なプロジェクトマネジメント行動を取り上げて、それがリフレクションによってどう変わるかをお聞きしました。
今回は最終回で、これまでの話を踏まえて、リフレクションをどうとらえるべきかというまとめになっています。
なお、インタビュー中に出てくる8月のワークショップというのは、こちらになります。
【PM養成マガジン10周年記念セミナー】
第4回 プロジェクトの経験から学ぶ力をつける
~グループプロセスに焦点をあてたリフレクション
http://www.pmstyle.biz/smn/pm_magazine10_4.htm
◆「情報を集めれば真実が見える」は正しい?
プロジェクトマネジャーが上位管理者に対して持つ不満の一つに、報告は求めるが、フィードバックがないという不満がある。つまり、報告は求めるが、行動はしないということだ。実はメンバーの中にもプロジェクトマネジャーに同じような見方をしている人も結構、多い。
なぜ、上位管理者は情報を欲しがるのか。直接的な動機は、さらに上位に報告するために必要だということに尽きると思うが、それにしても、この行動にはある前提がある。それは、
情報を集めれば真実が見える
という前提である。ついでもいっておくと、この前提に基づく行動の中で、目につくのは、情報共有である。情報共有をすることが自分の仕事にどんなメリットがあるかを明確に説明できる人は多くないだろう。
ここで疑問に思うのは、この前提は本当に正しいのかということだ。ものを決めて、行動しなくてはならないときに、先送りするのは情報が不十分だからであることは間違いない。問題は、どの程度の情報があれば十分なのかである。
好川哲人
技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。
最近のコメント