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2012年6月26日 (火)

≪サプリ318≫人は解決策を思いつくと、最善とは思えなくてもこだわる

人はたいてい解決策を思いつくと、最善だと思えなくても、それにこだわるという落とし穴にはまってしまう(ティナ・シーリグ、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャープログラム・エグゼクティブ・ディレクター)
Supple

【成分】
◆未来を発明するためにいまできること
◆やり方を決めると変えないプロジェクト
◆継続的改善とはプロジェクトの途中で改善すること
◆常によいアイデアを探す

【効用】
・PM体質改善
   PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

プロジェクト作業をする際に、いったん、やり方を決めたら、他によい方法があっても、そのやり方で通してしまうことがよくあります。方法を変えることによって、混乱することを恐れて、なかなか変えることができないからです。確かに自分ひとりでやっているのなら、コントロールできますが、チームで仕事をしているときに、やり方を変えると言うのは難しいものです。

一方で、画期的な改善(イノベーション?)というのは、常識の枠を超えたときに生まれる傾向があります。たとえば、トラブルで、いまのやり方ではどうしようもないと言う状況になったときに、思わぬアイデアが生まれたりすることがあります。

よく考えてみると、別にトラブルではないときにそのような方法をとってはだめだという話ではありません。プロジェクトの振り返りのミーティングに参加していると、パフォーマンス改善すべき点について、最初から気づいていたという意見がときどき出てくることがあります。

このような改善活動を日常的に行うことが、パフォーマンスの改善に結びついていきます。特に常識的に考えられる範囲を超えたアイデアを超えたアイデアを求めることに執念を燃やすことが、画期的な改善を実現するポイントになるといえます。

そんな問題意識を持って書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。