PMstyle 2024年4月~7月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

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コンセプチュアル仕事塾 Feed

2020年6月10日 (水)

【コンセプチュアルスタイル考:雑談3】なぜ、レジリエンスにコンセプチュアルスキルが必要なのか

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◆コロナによってマネジメントが変わる
 
コンセプチュアルリーダー塾をZOOMオンラインで再開することになりました。この塾は、6年前に始め、2年間だけやり、事情があって中断していたものです。再開にあたり、何を思って、始めたかを書き留めておこうと思います。
 
ちょっと長くなりますが、最初はコロナの話題からしたいと思います。コロナへの対応を見ていると、見事に日本の特性が表れていると感じているからです。
 
日本でも今年の2月くらいからコロナ伝染が発生し、マネジメントが大きく変わりつつあります。これは、国、自治体、企業、家庭など、すべてに当てはまります。ここでは、生活(社会活動)と経済活動の2つを見ていきたいと思います。
 
日本の特徴の一つは、考え方や行動を同質にすることによって国が自治体を飛び越えて、国民の生活にまで介入していることでした。多様性を認めないことによって自治体から国民まですべてを同質化し、公に大きな方針を出してその根拠となる情報は出さず、自治体が実行していくことに対して、法的な縛りや予算的な縛りをして介入していました。
 
今回のコロナ対策でもそういう気配が見えました。実際、緊急事態宣言を出すあたりまでは、国は状況分析や予測の情報はほとんど出さずに、その情報を使って地方に介入しようとしていました。
 
しかし、東京や大阪のように感染者が多い地域もあれば、岩手や鳥取のようにほとんど感染者がいない地域もあり、地域によってまったく状況が異ったことで自治体の要望は異質になり、全国のどの自治体にも通用する一律な細かなルールができなくなりました。一方でとにかくスピードが求められる状況の中で、具体的なルールを決めることができなくなってきたため、方針だけ示して、権限移譲を建前だけではなく、実質的に認めるという本来の姿に戻ったように見えます。
 
ちょっと脱線しますが、このような体制を作らざるを得なかったことがコロナ禍のプラスの側面の一つではないかと思います。コロナで地方自治がやっと本格化していくのではないでしょうか。
 

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2014年8月 8日 (金)

【お知らせ】「コンセプチュアル仕事術」シリーズ

PMstyleではコンセプチュアルスキルの応用として

仕事の本質に注目し、生産性を向上し、創造的な成果を上げる「コンセプチュアル仕事術」

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を提案しています。

■基本講座「リーダーのためのコンセプチュアル仕事塾」

基本講座はリーダーのための仕事術講座で、リーダーシップのベースになるコンセプチュアル仕事塾です。

塾スタイルで、議論したり、考えて戴きながら、コンセプチュアルスキルを身につけていきます。最大10名までの少数講座でみっちり学ぶことができます。

東京では昨年度から開始し好評をいただきました。ついては今年度も10月16日から第2回の開催する予定です(通算第3期)。

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 ◆リーダーのためのコンセプチュアル仕事塾(第3期)           ◆
  日程:2014年10月16日(木)、10月30日(木)、11月13日(木)
     2014年11月27日(木)、12月11日(木)、12月25日(木)
     19:00-21:30(18:40受付開始)
  場所:銀座地区 (東京都中央区)  受講者の方にお知らせします  
  講師:好川哲人(エム・アンド・ティ コンサルティング代表)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/conceptual_juku0.htm
  主催:有限会社エムアンドティ、株式会社プロジェクトマネジメントオフィス
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 【カリキュラム】
  第1回(目標設定)   仕事の本質を捉え、目標を決める
  第2回(状況分析)   データから仮説を立て、状況を見極める
  第3回(仕組みづくり) 目標を実現する仕組みを作る
  第4回(問題解決)   創造的なアイデアを出し、行動に落とす
  第5回(意思決定)   直感を効果的に活用し、生産性を向上させる
  第6回(交渉)     対立関係を統合して交渉をまとめる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
です。詳細はセミナーページにありますが、この塾で学ぶ内容の概要は

コンセプチュアル仕事術
https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_work/

をご覧ください。

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2014年7月29日 (火)

【PMstyle Column:001】技術力=技術スキル+コンセプチュアルスキル(テクノロジーマネジメント)

■技術力とは

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技術力とは何でしょうか?

スキルとは何かと考えたとき、マネジメントは考えること、エンジニアリングはいろいろなことを知っていることが一般的な認識だと思います。

それゆえに、エンジニアがマネジャーになると、同じ流儀でやろうとして、いろいろな知識を集めようとしますが、エンジニアリングのようにこれが正解という知識がないので、なかなか行動できない。これが、エンジニアからマネジャーへの「キャリア・トランジション」の問題です。

ここで言いたいことは、トランジションの問題に関係しますが、トランジションの問題ではなく、そもそも、この問題の本質はエンジニアの時代にあるのではないかということです。特に技術力のとらえ方にあるように思えます。

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2014年6月18日 (水)

【コンセプチュアル診断】まずは自分のコンセプチュアル力を知ろう!

◆コンセプチュアルスキルで何が変わるか

コンセプチュアルスキルによって、以下のようなことができるようになります。

【1】市場や顧客の要求の本質を見極め、期待を上回る製品やサービスを提供できる
【2】仕事の本質を見極め、仕事の生産性を上げることができる
【3】柔軟な発想の問題解決ができる
【4】意思決定を速く、適切に行うことができる
【5】想いを仕事に活かすことができる
【6】ある仕事の経験を別の仕事に活かすことができる
【7】過去の経験を未来の活動に活かすことができる
【8】多様な意見を統合した新しいアイデアを生み出すことができる
【9】まったく新しいことを考えることができる
【10】共感を得るコミュニケーションができる

詳細はこちらをご覧ください。

【コンセプチュアルリーダー】コンセプチュアルスキルがもたらす10の変化



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2013年11月25日 (月)

【ご案内】「コンセプトの時代」の仕事術を学ぶ

Concept103この数年、人間とコンピュータ(ロボット)が仕事を争うという議論が盛んになる一方で、ダニエル・ピンクに代表されるように

ロジカルで直線的な能力を基盤にする「情報の時代」から、創意や共感、総括的展望を基盤にする「コンセプトの時代」に変わる

という見方が増えています。このような時代でビジネスマンがこれまでと同じような付加価値を生み出すには

(1)「他の国、特に途上国にできること」は避ける
(2)「コンピュータやロボットにできること」は避ける
(3)「反復性がある」ことも避ける

の3つを徹底する必要があると言われています

※ダニエル・ピンク(大前 研一訳)「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」、三笠書房(2006))

この3つを実現するには、コンセプチュアルな仕事をすることが必要になります。

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2013年11月 5日 (火)

【お知らせ】「PMstyleコンセプチュアル仕事塾」参加者募集

Concept101PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

PMstyleでは4月からから「コンセプチュアルスキル講座」を始めました。おおむね好評を戴いておりますが、「本質を学ぶ」ことが「ウリ」なんだから本質だけを教えてほしいという声が多くあり、そのご要望にお応えすることにしました。

これが9月の初旬のことで、そこから、本質の抽出に苦労していましたが、やっと、決めてプログラムにしました。

今回、コンセプチュアルスキルの本質を

・本質を見極める
・データと言葉(論理)を関連付けて考える
・コンセプトを作る
・抽象的に考え、具体的に行動する
・直感を活かし、俊敏な意思決定をする
・対立関係を統合し、互恵関係を作る

の6つだと考え、これをベースにしたワークショップとしました。

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