戦略プロジェクトマネジメントに必要な3つの「視座」とは
(2009/11/16)
◆「三つの視座」をプロジェクトに持ち込む
「視座」という言葉があります。
物事を見る立場
という意味です。プロジェクトを成功させるには、プロジェクトマネジメントの視座
が大切になってきます。
プロジェクトには
事業部長の視座
部課長(マネジャー)の視座
プロジェクトマネジャーの視座
といった視座があります。例えば、「お金」を例にとって考えて見ましょう。
プロジェクトマネジャーのお金の管理に関する視座はコストマネジメントです。如何
に、プロジェクトで発生するコストを与えられた予算内に収めるかです。
ところが、部課長のマネジメントの視座は違います。付加価値です。コストと付加価
値は同じようで実は全く異なるものです。SIのような受注型のプロジェクトであれ
ば、売上げとコストの差が収益です。商品開発ですと、投資とライフサイクル内での
売上げが付加価値になります。