【PMスタイル考】第142話:ティール組織を実現するコンセプチュアルスキル
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◆はじめに
今年のマネジメントの一番の話題はやはり、「ティール組織」であろう。今年1月に英治出版より
フレデリック・ラルー(嘉村賢州解説、鈴木立哉訳)「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」、英治出版(2018)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762263/opc-22/ref=nosim
が翻訳出版され、ほぼ1年経った今でも雑誌記事などでティール組織をテーマにした記事をよく見かけるし、関連書籍もぼちぼち登場してきた。
そこで今年最後の記事は、ティール組織について書くことにした。
まず、ティール組織とはどういう概念なのかを簡単に触れておく。いまだに尋ねられることがあるのは、そもそもティールとはどういう意味の単語なのかということだ。ティールとは「青緑色」の意味である。