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【参考文献】
好川 哲人「コンセプチュアル思考」、 日本経済新聞出版社(2017)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532320623/opc-22/ref=nosim
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◆デザインの次に来るもの
先日、「デザインの次に来るもの」(クロスメディアパブリッシング)という本を読みました。著者は安西 洋之さんと八重樫 文さんで、安西 洋之さんはモバイルクルーズという会社を経営されており、ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして多くのデザインプロジェクトに参画されています。八重樫 文さんは立命館大学デザイン科学研究センター長で、デザインやデザインマネジメントが専門の方です。
この本が非常に興味深いのは、デザインのレベルを
1.デザインを全く取り入れていない
2.デザインをスタイリングとして扱っている
3.デザインをプロセスの中に取り入れている
4.デザインを戦略として位置付けている
の4つのレベルに分けたときに、4.の手法としてはデザイン思考が知られていますが、それだけではなく、特にEUを中心に
・デザイン思考
・ユーザー中心デザイン
・デザイン・ドリブン・イノベーション
の3つのアプローチが重視されており、デザイン・ドリブン・イノベーションで狙っているのが「意味のイノベーション」だという指摘です。