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2013年12月

2013年12月13日 (金)

【PMスタイル考】第75話:女性的リーダーシップの時代

4833420678◆「男性的価値感はもう通用しない」

最近、米国で話題になっている一冊の本が翻訳されました。「テルマエ・ロマエ」で知られるグローバルな漫画家ヤマザキマリさんの素敵な表紙の「女神的リーダーシップ」という本で、原題は「THE ATHENA DOCTRINE」というタイトルです。

ATHENAはアテネの守護神で、知恵・芸術・学芸・戦争などの女神です。ATHENAのドクトリン、つまり教義という意味のタイトルです。この本は、世界中のGDPの65%を占める13か国でその人口構成を反映する6万4千人という大規模な調査を行い、生まれた発見を書いた本です。そこには日本や米国も含まれていますし、フランスやイギリス、中国やブラジルなども入っています。

その結果は衝撃的で

「男性的価値感はもう通用しない」

というものです。数字でいえば、

「男性が女性のような発想をしたら世界が好ましい方向に変わる」

と考えている人が、全体で66%、日本だけに限れば79%に上るというものです。この結論は125のリーダーの資質をグローバルサンプルの半数である3万2千人に女性的、男性的、どちらでもないに分けて貰い、次にその属性を示さずに、残りの半数に重要性を聞き、それを突き合わせて出てきた結果です。

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2013年12月12日 (木)

【新規講座】イノベーティブ・リーダーの質問力~問いから始まるイノベーションの生み出し方

Situmon2PMstyleプロデューサーの好川哲人です。こんにちは。

今日は久しぶりに新規セミナーのご案内です。

対話が定着していく中が「問い」の質が活動の成果を決めるようになってきました。よい問いができれば、大きな視野で考えることができて、質の高いアウトプットが生まれると考えられています。

この法則はイノベーションについても例外ではありません。というか、イノベーションこそ、問いが極めて重要な活動だと言えます。問いによってアイデアを得て、問いによってそのアイデアの実現方法を生み出していきます。

そこで、PMstyleでは、イノベーションリーダーシップの実践方法として、質問のトレーニングを講座を準備しました。

イノベーティブ・リーダーの質問力~問いから始まるイノベーションの生み出し方

という講座です。

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【PMスタイル考】第74話:継続的イノベーションの時代のマネジメント

Program_campus◆イノベーションは意思を以って起こす

イノベーションは自然に起こるものではありませんし、誰か、優秀な社員が起こしてくれるものでもありません。

イノベーションは意志を以って起こしていくものです。今回のPMスタイル考はイノベーションの話をしたいと思います。

今、イノベーションが注目されているのには戦略的な理由があります。10年前なら技術イノベーションを求めて研究開発を行い、うまく行けばその成果を使った事業戦略を立てて5~10年単位で事業展開ができていました。今でもイノベーションにはこのイメージが残っていますが、戦略を組み立てる「ネタ」になるものでした。



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2013年12月 9日 (月)

【プロデューサーの本棚】ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義

4484131242_2ケビン・ワーバック、ダン・ハンター(三ツ松 新監訳、渡部典子訳)「ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義」、阪急コミュニケーションズ (2013)

ビジネススクールで初めてゲーミフィケーションの講義を取り入れたウォートンの教科書。MBAプログラムの体系と関連付けながらゲーミフィケーションの説明がされており、ゲーミフィケーションを取り入れた仕組みの構築に役立つ一冊。


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