プログラムマネジメント Feed

2014年2月 6日 (木)

イノベーターは武士道を捨てる

4434187406ゲーリー・シャピロ(中西 真雄美訳)「ニンジャ・イノベーション」、アルファポリス (2013)

お奨め度:★★★★1/2

全米家電協会の会長兼CEOのゲーリー・シャピロ氏が、イノベーターを忍者に例えて、その心得や行動規範を読本としてまとめた本。

全米家電協会参加企業のエピソードが中心に公的機関なども含めて、詳細な本質が分かるエピソードで構成されており、すぐに読めてためになる一冊。


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2013年12月30日 (月)

「イノベーションのジレンマ」以上のインパクト

4334929176楡 周平「象の墓場」、光文社(2013)

お奨め度:★★★★★+α

世界的なエクセレントカンパニーであるコダックをモデルにしたと思われるグローバル企業ソアラ社の日本法人を舞台にした小説。資本主義、企業文化、価値感、イノベーション、技術、組織と人などについて非常に深く考えさせられる一冊。

小説と調査に基づく学術書を比較すべきではないことは重々承知しているが、クレイトン・クリステンセン先生の「イノベーションのジレンマ」以上のインパクトがあった。

特に、小説(ストーリー)という形でしか書けないと思われる全体の構造が見事に書かれており、現場で起こる現象がなぜ起こっているかを、断片的なステレオタイプの指摘ではなく、コンセプチュアルに把握できる。イノベーションや変革に携わっている方すべてに強くお奨めしたい。


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2013年11月19日 (火)

プロフェッショナルからアグリゲーターへ

4822274179柴沼俊一、瀬川明秀「アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方」、日経BP社(2013)

お奨め度:★★★★★

アグリゲーターとはあまり耳にしない言葉だ。この本のあとがきにも触れられているように、いまどき、インターネットで検索してみてもほとんど出てこない言葉だが、組織の枠にとらわれず、才能ある人、技術、チャンスをどん欲に巻き込みプロジェクトを遂行する。そんな人材を「アグリゲーター」と呼ぶ。この本はアグリゲーターとはどんな人で、アグリゲーターを育成することで会社や社会がどう変わるかを議論した本。


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2013年11月 6日 (水)

BCGの叡智のおすそ分け

4492557369マイケル・ダイムラー、リチャード・レッサー、デビッド・ローデス、ジャンメジャヤ・シンハ(御立 尚資監修、 ボストン コンサルティング グループ訳)「BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア」、東洋経済新報社(2013)

お奨め度:★★★★★+α


プロダクトポートフォリオマネジメントで知られるボストン・コンサルティング・グループが50周年を迎えるらしい。50周年に刊行された本がこれ。

彼らの叡智を

・変化対応力
・グローバリゼーション
・コネクティビティ(接続性)
・サステナビリティ(持続可能性)
・顧客視点
・組織能力向上
・価値志向
・信頼
・大胆な挑戦
・組織の力を引き出す

の11のテーマに分けて、50の論文を採録している。羅針盤ともいえるような一冊。


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2013年4月 1日 (月)

組織の力を引き出すコラボレーションとは(プレゼントあり)

4822262766 ロン・リッチ、カール・ウィージ(シスコシステムズ合同会社 執行役員会監修、翻訳) 「コラボレーション革命~あなたの組織の力を引き出す10のステップ」、日経BP社(2013)

お奨め度:★★★★★

通信機器ベンダーのシスコシステムズのバイスプレジデント2人がこれからのコラボレーションのあるべき姿について、自社の取り組みを紹介しながら述べた一冊。ただし、シスコシステムズの商品の紹介は一切入っておらず、企業経営者自らが非常にオーソドックスで、かつ先進的なベストプラクティスを紹介した本になっており、リーダーは一読の価値がある。

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2012年11月25日 (日)

環境に適応するマネジメント

4492533176デイビッド・コード マレイ(花塚 恵訳)「PlanB―不確実な世界で生きのびるための11の法則」、東洋経済新報社(2012)

お奨め度:★★★★1/2

不確実性の高い環境で、戦略実行する際の効果的な方法を示した一冊。戦略実行に関わるすべての人に参考になる内容である。

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2012年11月 7日 (水)

現代の管理職に求められるものと、その達成方法を学ぶ

4480066799樋口 弘和「理想の上司は、なぜ苦しいのか: 管理職の壁を越えるための教科書 (ちくま新書)」、筑摩書房(2012)

お奨め度:★★★★★

管理職のあり方について書いた本は多いが、この本は、管理職に求められるものがどのように変わってきたか、そして、その変化にどのように対応していけばよいかを解説している。

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2012年9月 3日 (月)

無駄のないイノベーションの方法

4822248976エリック・リース(伊藤 穣一解説、井口 耕二訳)「リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」、日経BP社(2012)

お奨め度:★★★★★

リーンスタートアップとは、早期についてくれた顧客から意見を求め、顧客の望みを中心に、決して顧客の意見を聞かず、ユーザで実験を行いながら意思決定を科学的に行いながらスタートアップを行う方法である。本書はリーンスタートアップについて、考案者であり、IMVUで成功をおさめたエリック・リースがそのポイントをまとめた一冊。

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2012年7月10日 (火)

シンプルという哲学

4140815450ケン・シーガル(林 信行監修・解説、高橋 則明訳)「Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学」、NHK出版(2012)

紙版><Kindle版

お奨め度:★★★★★+α

facebookページ:「「シンプル」に忠誠を尽し、複雑さと戦う

アップルの「Think Different」キャンペーンにたずさわり、iMacを命名した伝説のクリエイティブ・ディレクターであるケン・シーガルが初めて明かす、ビジネスとクリエイティブにおける「シンプル」という哲学。多数あるアップル本、ジョブズ本とは一線を画しているのは、ケン・シーガルのデルなど他の企業における経験の紹介がスパイスのように効いている点だ。

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2012年6月29日 (金)

「圧倒的な開発力」を手に入れる方法

4806143545稲垣 公夫「開発戦略は「意思決定」を遅らせろ! ─トヨタが発想し、HPで導入、ハーレーダビッドソンを伸ばした画期的メソッド「リーン製品開発」」、中経出版(2012)

お奨め度:★★★★

facebookページ:「ベールを脱ぐ「リーン製品開発」

今、注目のリーン手法の中の「リーン」製品開発について、日本に紹介した稲垣公夫さんが一般のビジネスマン向けに解説した本。三部構成で、第1部では、食品加工機メーカ「村坂工業」の成長かリストラかというストーリーで、リーン製品開発のイメージを掴め、第2部が理論、第3部が事例紹介という構成になっている。第1部のストーリーを読んでみて、興味があれば第2部の理論を読み、使えると思ったら、第3部の事例で研究するというなかなか、考えられた構成になっている。

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