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2020年6月16日 (火)

【読書リスト】2020年6月前半に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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◆紹介記事を書いた本
 
6月前半に書いた記事は1本です。
 
トム・ピーターズ(久保 美代子訳)「新エクセレント・カンパニー: AIに勝てる組織の条件」、早川書房(2020)
https://mat.lekumo.biz/books/2020/06/ai-9de0.html
 

◆読んだ本
 
次に6月前半に目を通した本です。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。★は評価です。
 

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☆ハル・グレガーセン(黒輪 篤嗣訳)「問いこそが答えだ!~正しく問う力が仕事と人生の視界を開く」、光文社(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334962394/opc-22/ref=nosim
※問いの話はその人の信念に基づくものが多いが、この本はマサチューセッツ工科大学(MIT)リーダーシップセンター所長が研究に基づき書いている。

安斎 勇樹、塩瀬 隆之「問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション」、学芸出版社(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761527439/opc-22/ref=nosim
※今まで読んだワークショップデザイン本の中でベスト3に入る。この種の本は、創造的という言葉を冠に使っているだけのものが多いが、この本は違う。
 
☆柴田 昌治「なぜ、それでも会社は変われないのか 危機を突破する最強の「経営チーム」」、日本経済新聞出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532323150/opc-22/ref=nosim
※「なぜ、会社は変われないのか」の令和版。今回は経営層の変革に焦点を当てている。
 
小林 雅一「仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実 (講談社現代新書)」、講談社(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065199352/opc-22/ref=nosim
※AIやロボットが人間の労働者に置き換わるのではなく、両者が共存共栄を図るにはどうしたらいいかを考察した本。視点が面白いので、新書ではなく、もう少し掘り下げた議論を読みたかった。
 
マーティン・ファクラー「フェイクニュース時代を生き抜く データ・リテラシー (光文社新書)」、光文社(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334044735/opc-22/ref=nosim
※スマホの無料アプリや左右両方の意見を読む方法など誰もが今すぐできる情報収集を手ほどきしている。
 

2020年6月11日 (木)

AIに勝てる組織の条件

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トム・ピーターズ(久保 美代子訳)「新エクセレント・カンパニー: AIに勝てる組織の条件」、早川書房(2020)

 
 
お薦め度:★★★★★
 
 
 
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2020年5月31日 (日)

今いる地点から、未知のB地点にたどり着くために

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エイミー・ウィテカー、山口周(電通 京都ビジネスアクセラレーションセンター編、不二 淑子訳)「アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) 」、ハーパーコリンズ・ ジャパン(2020)
 
 
 
お薦め度:★★★★★

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2020年5月13日 (水)

論理を超える思考法と直観

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田坂 広志「直観を磨く 深く考える七つの技法 (講談社現代新書) 」、講談社 (2020)


(Kindle)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B084G2CKV8/opc-22/ref=nosim
(紙の本)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065187958/opc-22/ref=nosim

お薦め度:★★★★★

 

  

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2020年5月 8日 (金)

解くことで価値が生まれる問題を創るには世界観が不可欠だ

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山口 周、水野 学「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」、朝日新聞出版(2020)

(Kindle)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B085ZTZG9B/opc-22/ref=nosim
(紙の本)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022516739/opc-22/ref=nosim

お薦め度:★★★★1/2

 

 

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2020年5月 1日 (金)

【読書リスト】2020年3月~4月に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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事情があって、ビジネス書の杜のブログ、FBページの更新が止まっていますが、そろそろ再開したいと思います。
 
とりあえず、3月、4月と読んだ本の紹介をしていませんので、紹介するところから再開します。あまり本を読めていないので数は少ないですが、結構いい本に当たっています。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。なお、フェースブックでコメントしていない本によっては一口コメントをつけてあります。★は評価です。
 
 

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☆吉田幸司「「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する」、マガジンハウス(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838730810/opc-22/ref=nosim
※哲学を課題発見のツールにしようと提案し、その方法をまとめた本。
 
 
高松 康平「筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」」、朝日新聞出版(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402331868X/opc-22/ref=nosim
※ロジカルシンキングの重要な課題である仮説の生成を適切に行うために、問題解決の地図と武器を持とうという考えで、地図と武器になる手法を紹介した本。
 
クロード・スティール(北村英哉日本語版序文、藤原朝子訳)「ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか」、英治出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762875/opc-22/ref=nosim
※社会心理学では有名な手法であるステレオタイプが、実社会では十分に認識していない。その理由を、「差別」と「偏見」と混同されやすいことにあるとし、独特の視点からステレオタイプの意義と取り扱いについて論じた本。
 
ガブリエル・ワインバーグ、ローレン・マッキャン(小浜 杳訳)「超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。」、SBクリエイティブ(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815604428/opc-22/ref=nosim
※思考法を選択、結果想定、タイムマネジメントなど9つのジャンルに分け、それぞれについて著名なリーダーたちの思考法を紹介している。
 
☆羽田康祐 k_bird 「問題解決力を高める「推論」の技術」、フォレスト出版(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866800615/opc-22/ref=nosim
※独特の視点により、洞察、予測と検証、アブダクションについて解説し、それらの組み合わせによって推論力を高める方法を示している。ロジカルシンキングができる人にも新たな発見が多数あるだろう。
 
細谷 功「「具体?抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問」、PHP研究所(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569845991/opc-22/ref=nosim
※細谷さんのテーマである具体と抽象の行き来に関する新刊。今回は多くの問題を準備してあり、考えながら思考スキルが身につく一冊になっている。
 
☆山口 周、水野 学「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」、朝日新聞出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022516739/opc-22/ref=nosim
※両者の書籍はほとんど読んでいるので特に新しさは感じなかったが、話がかみ合わない部分があって、その議論がなかなか、興味深かった。

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2020年3月 2日 (月)

【読書リスト】2020年2月後半に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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2月後半に目を通した本です。相変わらず紹介記事は書けていませんが、コロナ騒ぎで本はたっぷり読めました。数が多かったので、★★★以下は省略しています。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。なお、フェースブックでコメントしていない本によっては一口コメントをつけてあります。★は評価です。
 

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☆エイミー ウィテカー、山口周(電通 京都ビジネスアクセラレーションセンター編、不二 淑子訳)「アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) 」、ハーパーコリンズ・ ジャパン(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4596551472/opc-22/ref=nosim
※早くも今年のベスト3に入れたいような本。難解だが、山口さんの書いたフレームによってビジネスマンでも読み込める内容になっている。
 
☆アストリッド・フェルメール、ベン・ウェンティング、ヨス・デ・ブロック(序文)(, 嘉村 賢州、吉原 史郎訳)「自主経営組織のはじめ方――現場で決めるチームをつくる」、英治出版(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762824/opc-22/ref=nosim
※ディール組織とセットで読みたい本。これも話題になりそうな気配あり。
 
紺野 登「イノベーション全書」、東洋経済新報社(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492522255/opc-22/ref=nosim
※よくまとまっているので、これからイノベーションの勉強をしたい人にはお薦め。
 
小村 典弘「デザイン経営の実行 ブランド力、イノベーション力を劇的に向上させる源泉とは何か?」、現代書林(2019)(★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774518336/opc-22/ref=nosim
※紹介されている事例も書かれていることも興味深いのだが、そもそもデザイン経営の定義の解釈がしっくりこない。
 
☆安宅和人「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)」、NewsPicksパブリッシング(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4910063048/opc-22/ref=nosim
※期待ほどではなかったが、安宅さんの著作だということを忘れて読めばよい本。納得できることも多い。
 
☆田坂 広志「直観を磨く 深く考える七つの技法 (講談社現代新書) 」、講談社(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065187958/opc-22/ref=nosim
※ついに出たかって感じの本。そもそも、今、直観(直感)はブームになっているが、それに火をつけたのは田坂さんだと思っている。その田坂さんが初めて書いたまとまった直観本。直感ではなく、直観であることも興味深い。
 
サリム・イスマイル、フランシスコ・パラオ、ミシェル・ラピエール、ピーター・ディアマンディス (序文)、吉田聡美(解説)( 山本 真麻訳、日高 穂香訳)「シンギュラリティ大学が教える シリコンバレー式イノベーション・ワークブック」、日経BP(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822289907/opc-22/ref=nosim
※眺めていて楽しい本ではあるが、この本もまた、これからの人にお薦め
 
☆星 健一「amazonの絶対思考」、扶桑社(2019)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594083161/opc-22/ref=nosim
※前から気になっていたので読んでみた。何冊かのアマゾン本と被る内容であるが、内容は面白い。

2020年2月14日 (金)

「アート」と「ビジネス」や「マネジメント」の関係づけを考えた本(改訂版)

 
 
◆ドラッカーはなぜ日本画をコレクションしていたのだろう
 

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アートとビジネス、あるいはマネジメントとの関係というと、ピーター・ドラッカーに始まる。ドラッカーは
 
マネジメントはリベラルアートである
 
と断言し、研究上の位置づけははっきりしないが、研究者としての初期に有名な「日本画コレクション」をしており、なんらかの関係性を考えていたことは容易に想像できる。著者がアートに注目しているのも、実はドラッカーの存在がある。
 
このあたりの話は、以下の本を読んでみるといいだろう。
 
 

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2019年11月 1日 (金)

MBAコンセプトの本質を知り、使いこなす

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グロービス、嶋田 毅「ダークサイドオブMBAコンセプト」、東洋経済新報社(2019)
 
 
お薦め度:★★★★★
 

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2014年2月 6日 (木)

イノベーターは武士道を捨てる

4434187406ゲーリー・シャピロ(中西 真雄美訳)「ニンジャ・イノベーション」、アルファポリス (2013)

お奨め度:★★★★1/2

全米家電協会の会長兼CEOのゲーリー・シャピロ氏が、イノベーターを忍者に例えて、その心得や行動規範を読本としてまとめた本。

全米家電協会参加企業のエピソードが中心に公的機関なども含めて、詳細な本質が分かるエピソードで構成されており、すぐに読めてためになる一冊。


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